スマホが高温注意になったときの対処法【猛暑の屋外での注意点】

目次1 🔷なぜスマホは熱くなるのか?2 🔷高温注意が出たときの正しい対処法3  …


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猛暑日に外でスマホを使っていると、突然「高温注意」と表示されて動かなくなることがあります。

これは故障ではなく、スマホを守るための安全機能ですが、そのまま放置するとバッテリー劣化内部損傷につながる危険もあります。

そこで今回は、スマホが熱くなったときの正しい対処法と予防策を解説します。

🔷なぜスマホは熱くなるのか?

スマホが高温になる原因は大きく分けて3つあります。

1.外気温の影響

夏場の直射日光にさらされたスマホは、本体が金属やガラスで作られているため、一気に熱を吸収し、内部温度が急上昇します。車内やベンチの上など、熱のこもりやすい場所ではさらに危険です。

2.負荷のかかる使用

ゲームや動画撮影、ナビアプリなどを長時間使用すると、CPUやGPUに負荷がかかり発熱します。特に高画質での撮影や4K動画視聴は、想像以上にスマホを熱くします。

3.充電中の利用

充電そのものでも発熱が起こります。充電しながらSNSやゲームをすると、熱がこもりやすくなり「高温注意」表示につながります。さらに高温状態が続くと、バッテリーが膨張して本体が変形したり、画面が浮いてしまうリスクもあります。

 

🔷高温注意が出たときの正しい対処法

🔹すぐに日陰へ移動する

直射日光が当たる場所から避け、風通しの良い日陰に移動してください。カバンやポケットに入れたままだと熱がこもりやすいので、机などに置いて自然に冷ますのが理想です。

🔹ケースを外す

スマホケースは衝撃や汚れから守る役割はありますが、熱を逃がしにくい素材のものが多いです。熱を持ってしまったら、ケースを外すことで放熱効果が高まります

🔹強制的に冷やさない

冷蔵庫や保冷剤で急激に冷やすのはNGです。内部で結露が発生し、基板やバッテリーを故障をさせてしまう可能性があります。必ず自然に冷やすことを意識してください。

🔹使用を中止する

アプリの使用や充電をやめ、しばらくスマホを休ませましょう。再び操作できるようになっても、しばらくは高負荷なアプリの使用を控えると安心です。

🔷高温を防ぐための予防策

スマホを守るためには、日常的な工夫が大切です。

🔹直射日光を避ける

屋外ではポケットやカバンの中に入れるより、日陰に置くほうが安全です。

🔹車内放置は厳禁

猛暑日の車内は60℃以上に達することもあり、数分で危険な状態になります。

🔹充電中の過負荷を避ける

充電中のゲームや動画は発熱の原因となりますので、避けましょう。

🔹アプリの使い方を工夫

高画質設定や長時間の連続使用を控え、負荷を軽減することで発熱を抑えられます

🔹定期的に点検する

膨張したバッテリーは発火の危険もあるため、違和感を感じたら早めに修理店に相談しましょう。

🔷まとめ

スマホの「高温注意」は故障ではなく安全機能ですが、放置するとバッテリー劣化や基板トラブルの原因になりかねません。猛暑日にスマホを使うときは直射日光を避け、熱をためない工夫を心がけましょう。

スマートクールでは、バッテリー交換・基板修理など幅広く対応しています。スマホの発熱でお困りの方は、お近くの店舗へぜひ一度ご相談ください。