iPhone14が熱くなる!原因や対処法、そのまま放置したときの危険性を解説

iPhone14を使用している際に、本体が熱くなった経験をした方は多いのではないでしょうか。また、持っていられないほどの熱さではなくとも、長時間本体が熱くなってしまい、放置するのは危険です。 今回は、iPhone14が熱くなる原因をはじめ、熱くなったときの対処法や発熱している状態で放置する危険性を紹介します。


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iPhone14が熱くなる原因とは

iPhoneの発熱に対処するときには、原因を特定することが大切です。iPhone14が発熱するときは、いくつかの原因が考えられます。まずは、どのような状態のときに発熱するのかを知っておきましょう。

充電中に使用している

充電をしながらiPhoneを使用すると、充電時に発生する熱とiPhone使用時に発生する熱が重なり、iPhone本体が熱くなります。バッテリーへの負担も大きくなるため、注意が必要です。

また、Apple純正品ではない充電器やケーブルを使用すると、品質が保証されていないため、バッテリーにさらに大きな負荷がかかる可能性があります。純正品以外は、充電効率の低下や過熱を引き起こすリスクを含むことがあり、バッテリーの寿命縮短や性能低下を招くこともあるのです。

バッテリーが劣化している

iPhone14に搭載されているリチウムイオンバッテリーは、Apple公式からも発表されているように寿命があります。iPhoneを長期間使い続けると、バッテリーの性能が落ち発熱しやすくなるのです。

iPhone14には、バッテリーの劣化を極力抑えられるように、バッテリーの温度や充電パターンを管理するシステムが組み込まれています。

ただし、頻繁な充電をしている場合や高温多湿での使用が多い場合や、バッテリー残量が0%になったまま放置していた時間が長い場合は、劣化するスピードが早くなります。また、正しい使い方をしていても経年劣化は避けて通れません。

CPUに大きな負荷がかかっている

CPUは、PCやスマートフォンに搭載されていて、処理をするときに用いる「演算処理装置」のことです。美しいグラフィックが動くゲームやGPSを使用するアプリ、多くのデータを処理する際には、CPUに大きな負荷がかかります。

CPUに負荷がかかるとiPhoneの発熱量が増え、冷却が追いつかない状態になって本体が熱くなるのです。

また、複数のアプリを同時に開いているときや大量の写真や動画データをiPhoneに保存するときにも、CPUに負荷がかかります。

発熱に気付いたら、同時に開いているアプリを減らしたり、写真や動画をiPhone内に保存せずクラウドにバックアップしたりしておきましょう。

最新のiOSにアップデートした

iOSは、定期的にバージョンアップが行われます。性能はもちろん、セキュリティーの向上も含まれているため、基本的には最新バージョンにしておくことが推奨されています。

しかし、古い機種を使用している方は注意が必要です。なぜなら、iOSのバージョンアップが、バッテリーやCPUへの負荷を増幅させ、iPhoneが熱くなってしまう原因になることがあるためです。

使用環境の温度が高い

iPhoneを使う場所が高温だと、iPhone本体も熱くなります。そもそも、iPhoneの使用可能範囲は0~35度を想定して設計されています。35度以上の環境で使用すると、バッテリーに回復不能な損害を与えるおそれがあります。

iPhoneの使用可能範囲を超えると、画面に「温度警告」が表示されます。温度警告が表示されると、一時的にiPhoneの操作ができなくなりますが、使用中に本体が熱くなってきたと感じたら、すぐに使用を中止し、涼しい場所に移動してから使うようにしましょう。

熱がこもりやすいiPhoneケースを使っている

Phoneケースを使用して、衝撃から守っている方も多いのではないでしょうか。材質や構造によっては、iPhoneの放熱を妨げてしまい、本体が熱くなる原因となります。

特に、iPhone全体を保護できるブック型のケースやレザー製のケースは放熱しにくいといわれています。

そのため、放熱しやすいiPhoneケースを選ぶ際は、メッシュ状になったケースや金属製の軽いケースを選ぶようにしましょう。

特に夏場は、気温が高くなりiPhoneも熱を持ちやすい季節です。ケースを変えてもiPhoneが熱い場合は、ケースを外して使用することも検討してみてください。



iPhone14が熱くなったときの対処法

iPhoneの発熱は、バッテリーや本体に大きな負荷がかかっている状態であるため、熱いまま放置するのは危険です。ここからは、iPhone本体が熱くなったときに試したい4つの対策を紹介します。

電源を切って本体の温度を下げる

すぐにできる対策として、iPhoneの電源を切る方法があります。電源を切る前には、すべてのアプリをシャットダウンしておきましょう。

iPhoneの電源を切ったら、風通しの良い場所や室温の涼しい場所に移動させて様子をみるのがおすすめです。温度を下げたいときは、iPhoneケースも外しておくと、効率良く放熱できます。

このとき、早く熱を下げたいと冷蔵庫に入れたり、保冷剤を使ったりして、iPhoneを急激に冷やすのはおすすめしません。

熱を持った状態で外部から急激に冷やすと、内部に結露が起こり、内蔵されている電子部品や基板が破損してしまうからです。

データの容量を減らす

iPhone内に大量の写真や動画、アプリを保存している場合は、データ容量を確認してみましょう。iPhone内の容量が多くなればなるほど、CPUやバッテリーに負荷がかかり発熱の原因になります。

不要なデータは削除したり、外部ストレージやクラウドに保存したりする習慣をつけることをおすすめします。

データ容量は、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で簡単に確認できるので、今までデータ容量を気にしていなかった方は、一度確認してみましょう。

設定の最適化を行う

iPhoneが頻繁に熱くなる方は、設定の見直しを行うのがおすすめです。画面の明るさを今よりも落としたり、低電力モードで使用したりするなど、設定を少し変更するだけで発熱を防止できることもあります。

また、不要なデータを削除しているにもかかわらず発熱している場合は、アプリの自動更新をオフにして、アプリの機能自体をバージョンアップさせないようにすることも検討してみてください。

基本的にはiOSと同じく、アプリのバージョンアップにはセキュリティーのアップデートも含まれている可能性があるため、最新にしておくのがおすすめです。しかし、アプリのバージョンアップで、iPhoneのストレージが増えてしまいます。

アプリの自動更新をオフにすれば、自分のタイミングで手動アップデートできるので試してみましょう。

バッテリー交換を行う

iPhone内のデータ容量や使用環境の見直しを行っても、iPhoneが熱くなる場合はバッテリーが劣化しているのかもしれません。バッテリーの状態を確認して、最大容量が85%を下回っている場合は、交換を検討しましょう。バッテリーの状態は、「設定」→「バッテリー」→「バッテリー状態」→「最大容量」から確認できます。

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【Q&A】熱くなっているiPhone14をそのままにするのは危険?

iPhoneが熱くなっても、そのまま使用しても問題ないのではと考える方もいるのではないでしょうか。発熱したiPhoneを使用しても、すぐに故障してしまうことはないものの、さまざまなリスクが生じてしまいます。

発火や爆発してしまうかもしれない

iPhoneの内部に搭載されているバッテリーに負荷がかかりすぎると、発熱を抑えられなくなって発火するおそれがあります。

発火前には、バッテリーが膨らんでくるため、以前に比べて違和感があるときには、すぐにバッテリーを交換してください。

アプリやiPhoneの電源が落ちてしまうかもしれない

iPhone本体が発熱しているときは、CPUに大きな負荷がかかり処理速度が急激に落ちている状態です。CPU性能を上回る処理をしようとすると、アプリやiPhoneの電源が落ちる原因になります。

突然iPhoneの電源が落ちれば、iPhone内のデータが破損してしまい、元に戻らない可能性もあるのです。

オンラインゲームをしている際には、オンラインから切断されてしまう不具合も発生するでしょう。

iPhone内に保存しているデータを守るために、熱くなっているiPhoneをそのまま放置しないようにしてください。

まとめ

iPhoneの発熱の原因はさまざまですが、バッテリーの劣化が原因で起こることも多いです。バッテリーに負荷がかかった状態では、発火や爆発の危険があるため、バッテリーの劣化が原因であれば早急にバッテリー交換が必要でしょう。

スマートクールなら、即日バッテリー交換が可能です。総務省登録修理業者のため、品質の良いバッテリーを交換するので安心してご依頼いただけます。iPhoneが熱くなる場合は、ぜひ一度ご相談ください。