【Android】スマートフォンの電源がつかない!?すぐに試したい対処法と原因を解説

「電源ボタンを押しても反応がない……」「充電したのに画面が真っ暗……」のように、突然スマートフォンの電源がつかなくなり慌ててしまうこともあるのではないでしょうか。何とかして電源をつけて、今までと同じように使える状態にしたいものですよね。 今回は、Androidの電源がつかないときに、試したい対処法と原因を解説します。すぐに試せる方法ばかりなので、どうしたら良いのかわからず困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。


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Androidの電源がつかないときに試したい!5つの対処法

Androidの電源がつかないときは、次の5つの対処法を試してみてください。

1.1時間ほど充電して様子を見る
2.本体が高温の場合はいったん放置する
3.ディスプレイの故障ではないか確認する
4.強制再起動する
5.初期化する

症状によって適切な対処法は異なるので、どれに当てはまりそうか確認してみてください。

①1時間ほど充電して様子を見る

1時間ほど充電してみて、様子を見ましょう。充電後に復活するようであれば、バッテリーの劣化が原因かもしれません。

バッテリーが劣化していると、以下のような症状のせいで突然電源が落ちてしまうことがあります。

・充電の減りが早く急速に残量不足になる
・実際の電池残量が表示残量よりも少ない

これらの症状がある場合、スマートフォンの買い替えもしくはバッテリーの交換が必要だと考えられます。

ただし水没させてしまった場合は、充電するのを控えてください。通電によりショートする可能性があるので、すぐに修理を依頼すべきです。

②本体が高温の場合はいったん放置する

本体が高温になっている場合は、いったん放置しましょう。

ソフトウェアの不具合や処理の重たいアプリの起動など、過度な負荷がかかると本体が発熱するケースがあり、場合によっては電源がつかなくなる可能性があります。

涼しい部屋で放置して、ゆっくりと温度が下がるのを待ちましょう。少しでも早く冷却したい場合は、金属のような熱伝導率の良い素材の上に置くと、スムーズに放熱できるため効率的に温度を下げられます。

ただし、保冷剤や冷蔵庫で急激に冷やすのは厳禁です。急激な温度差によって、本体内部に結露が発生してショートする可能性があります。

③ディスプレイの故障ではないか確認する

ディスプレイの故障かどうかも確認してみましょう。

例えばAndroidを落とす・ぶつけるなど、衝撃によってディスプレイが故障して、点灯しなくなることが考えられます。

画面が真っ暗でも、実際には起動している可能性があるため、下記のようなアプローチで反応するか確認しましょう。

・電話をかける
・メールを送る
・SNSからメッセージを送る

もし着信音が鳴ったりバイブレーションが作動したりする場合は、ディスプレイの故障が原因です。早めに画面の修理を依頼しましょう。

④強制再起動する

十分に充電しても電源がつかず、再起動も実行できない場合は、強制再起動を試してみましょう。

強制再起動は、通常の再起動とは違う手順で、強引にシステムを終了させる機能です。一般的な再起動方法である「電源ボタンの長押し」とは別に、機種ごとに異なるコマンドが設定されています。

例えばXperiaシリーズであれば、下記のような手順で強制再起動できます。

・電源キーと音量アップキーを9秒以上長押しする
・振動が3回起きたら手を放す
・強制終了するので、電源ボタンのみ長押しして再起動させる

また、Google Pixelの場合はシリーズごとに下記のような違いがあります。

・Google Pixel 6以降:電源ボタンと音量アップキーを30秒以上長押し
・Google Pixel 6以前:電源ボタンのみ30秒以上長押し

強制再起動の方法はAndroidの機種ごとに異なり、同じ機種でもシリーズによって違う場合もあるため、メーカーの説明書・サイトで確認が必要です。

⑤初期化する

どうしても起動させられない場合の最終手段として、初期化もあります。

ただし、電話番号や写真・動画、アプリなどAndroid内の全データが消えてしまい、一度実行すると元には戻せません。実行する際は、事前にクラウドやSDカードなどに、データをバックアップしておきましょう。

初期化の方法は機種によって異なりますが、物理ボタンの場合と設定アプリから行う場合の2パターンあります。

物理ボタンの場合は、小さなリセットボタンが備わっており、爪楊枝のような先が細いもので長押しするとリセットできます。SIMカードスロット付近に、ボタンが配置されているケースがほとんどです。

リセットボタンがない場合は、設定アプリの「システム」から「スマートフォンをリセット」を選択すると初期化できます。

改善されないなら修理が必要

どの対処法を試してもダメだった場合や、初期化に抵抗がある場合は修理に出しましょう。

修理先は複数ありますが、データはそのままで、できるだけ早く修理したい方には街の修理店に依頼するのがおすすめです。

携帯キャリアやメーカーに修理を依頼すると、データを削除しての修理もしくは本体交換になるため、電源がつかない・画面を操作できないなど、バックアップを取れない場合は連絡先や写真・動画などが消えてしまいます。

しかし、街の修理店であればデータが消える可能性は低いです。バックアップが取れない状態でも、安心して修理に出せます。とはいえ、修理中に何らかのアクシデントによってデータが消える可能性があるため、念のためバックアップを取っておくと良いでしょう。

イオンモールをはじめ全国の大型モールに120店舗以上出店する「スマートクール」であれば、お買い物ついでに依頼可能です。最速で即日に修理完了するため、お買い物している間に作業が終わります。

Androidの電源がつかない3つの原因

Androidの電源がつかなくなる原因として、大きく3つのケースが考えられます。

・OS・システムの不具合
・ハードウェアの不具合
・バッテリーの劣化

当てはまる症状がないか、確認してみましょう。

OS・システムの不具合

Androidを動かしているOSやシステムなど、ソフトウェアの不具合が原因かもしれません。

ソフトウェアの不具合として、以下のような例が考えられます。

・重いアプリの起動によるフリーズ
・アプリの不具合によるソフトウェアへの支障 など

OS・システムに不具合がある場合「起動画面から進まなくなる」「ロゴが出て消えてを繰り返す」などの症状がみられます。

ハードウェアの不具合

Android内部の基板や充電口など、ハードウェアの不具合・故障で電源がつかないケースも考えられます。

Android内部の基板には多くの部品が使われており、一部が故障するだけで画面が映らなくなったり、電源が入らなくなったりと正常に動かなくなります。

部品が故障する原因としては、主に以下のようなものが考えられます。心当たりがある場合は修理に出すことを検討してみてください。

・3~5年以上使用した経年劣化
・水没
・落下・圧迫などの衝撃 など

また、充電口の不具合で、充電ケーブルを挿しても通電しないケースもあります。対応機種であれば、ワイヤレス充電で代用するのもひとつの手です。

バッテリーの劣化

バッテリーの劣化により、不具合が生じていることもあります。

スマートフォンに使用されるリチウムイオンバッテリーの寿命は、約2年とされており、大事に扱っていても使えば劣化していくものです。

そのため購入から1~2年ほど経過すると、バッテリーの減りが速くなる・充電に時間がかかるといった症状が出るのが一般的です。

バッテリーの寿命が近付くと「急に電源が落ちる」「動作が遅くなる」といった不具合が生じて、日常生活に支障をきたしやすくなります。

しかし、最近のスマートフォンはバッテリーを取り外せない構造なのがほとんどのため、簡単には交換できません。無理に交換しようとすれば、破損するリスクもあります。

購入から2年以上経っている方や、急に電源が落ちる・動作が遅いなどの症状がある方は、街の修理店でバッテリーを交換してもらいましょう。「スマートクール」なら即日修理が可能で、最短わずか30分でバッテリー交換できます。

まとめ

Androidの電源がつかない場合は、ソフトウェア・ハードウェアの不具合やバッテリーの劣化などにより、何らかの問題が発生している可能性があります。

今回紹介した5つの対処法を試しても不具合が解消されない場合は、全国に約120店舗を構える「スマートクール」にご依頼ください。大切なデータをそのままに、不具合だけを取り除きます。