目次
カメラレンズに保護フィルムを貼る利点
まずは、カメラ用の保護フィルムを貼ることで得られるさまざまな利点をご紹介します。
ほかの物を傷つけることを防ぐ
傷の付きやすいガラスや大理石テーブルに置いたり、スマホを重ねたりすると、大きく飛び出たカメラが相手側を傷付けてしまう恐れがあります。
仕事関係や友人の物、公共物であった場合、トラブルになることも考えられます。
iPhoneのカメラレンズに専用の保護フィルムを貼ることで、硬いレンズが直接当たることがなくなり、対象物を傷付けたり、それにともなったトラブルの発生を防ぐことができるのです。
カメラレンズへの衝撃を最小限にする
iPhone5以降のカメラレンズには『サファイアクリスタル』という非常に硬い素材が使用されています。しかし、剥き出しである以上、破損や傷の可能性は排除できません。とくにiPhoneを落下させた際には、突出しているカメラレンズへの衝撃が大きいのです。
カメラレンズが割れた場合の修理費用は、Apple Storeでは「背面カメラ」に該当し、AppleCare+に加入している人で12,900円の修理費用がかかります。
AppleCare+に加入していない人であれば83,800円かかるため、修理費用が高額になってしまうのです。
カメラ用の保護フィルムを貼っていれば、仮にiPhoneを落下させたとしても損傷や傷を最小限に抑えられる可能性があります。
保護フィルムはiPhoneに影響を及ぼすか
カメラ用の保護フィルムはApple公式から販売されていないことから、貼ると使用に影響があるのではと心配する人もいるでしょう。ここでは、カメラ用保護フィルムを貼ることで生じるデメリットをご紹介します。
画質への影響
保護フィルムはiPhoneのカメラレンズに直接貼り付けてるため、多少なりとも撮影画像の画質に影響する可能性があります。
ひと目見た限りきれいに貼れたと思っていても、カメラレンズと保護フィルムとの間に小さなホコリが入り込んでいるかもしれません。
また性質上、カメラレンズよりもに細かな傷が付きやすく、撮影画像に保護フィルム自体の傷が写るおそれもあるでしょう。保護フィルムの傷による影響を避けるためには、定期的な貼り替えが必要です。
スマホカバーへの影響
保護フィルムをカメラレンズに貼り付けると、わずかに厚みが生じます。使用しているiPhoneケースによっては、フィルムの厚みが干渉してしまい、ケースとしての役割を果たせなくなる心配があります。
iPhoneのビジュアルへの影響
保護フィルムは、わずかではあるものの本体の見た目に影響を及ぼします。
透明なので気にならない人もいますが、若干の厚みや微妙な色合いの違いなどが気になる人もいるでしょう。
販売されている保護フィルムには、あえてデザイン性を持たせたものや厚みの少ないタイプなど、さまざまな種類があります。好みに合ったものを選べば、iPhone本体の見た目の変化も許容できるかもしれません。
iPhoneのカメラ用保護フィルムはどれを選ぶべきか
ここからは、カメラ用の保護フィルムやカバーの種類と選び方を具体的に紹介します。
ケースタイプ
カメラよりもケースのフチが高い『フチ高設計』のスマホケースを選べば、カメラレンズが直接接地しないため、傷や破損から保護できるでしょう。
また、フチ高設計のスマホケース以外に、カメラ部分までまるごと保護できるスマホケースがあります。
一般的なスマホケースがカメラ部分をくり抜いた形状になっているのに対し、スライド式でレンズ部分を保護するものや、カメラ部分が透明のパネルになっているアイテムが該当します。
このような一体型のケースは、堅牢性も高くフラッシュ部分まで保護できるため安心感があります。
本体を守るケースとカメラ用保護フィルムを別々に買わなくて済むので、コストを抑えたい人にもおすすめです。
レンズフィルムタイプ
iPhoneのカメラレンズの形状に合わせて、円形状にカットされているのがレンズフィルムタイプです。粘着面を下にして、レンズ一つひとつに貼り付けます。
デザインはもっともシンプルで、全体が透明であったりフチにだけ色が付いているものが一般的です。
若干の厚みは出ますが、見た目への影響が少ないのが特徴です。iPhone本来のデザインを損なわずにカメラレンズを保護したい人や、シンプルなデザインを好む人に人気があります。
レンズカバータイプ
レンズだけでなく、フラッシュやセンサーを含むカメラデバイス全体を覆うように保護できるのがレンズカバーです。
シンプルなデザインはもちろん、デザイン性の高いものまでさまざまな種類があるため、好みやスマホケースに合わせて選ぶことができます。
また、iPhoneの各種モデルに合わせてカットされているうえ、レンズフィルムタイプよりサイズが大きいので貼りやすいのも特徴です。
ただし、カメラデバイス全体に厚みが出やすい傾向にあるため、ケースとの干渉に考慮する必要があります。
iPhoneのカメラレンズに故障が疑われたら
iPhoneのカメラレンズに傷・亀裂・割れが生じている場合、カメラ機能への影響が大きいため修理を検討しましょう。ここからは、カメラレンズの修理先を紹介します。
Apple Storeに依頼する
Apple Store併設のサポートカウンター『Genius Bar(ジーニアスバー)』では修理受付を行っています。修理には、Apple純正の部品が使用されるため、修理後の不具合が起きにくいのが特徴です。
とはいえ、国内のApple Storeは10店舗と少なく、遠方からの持ち込み修理はハードルが高い状況です。また、基本的に持ち込み修理には予約が必須ですが、混雑していることが多く希望日時の予約を取るのは困難です。
Apple Storeでは、持ち込み修理のほかにオンラインでの配送修理を選択できます。時間や場所の制限なく依頼できるのがメリットですが、配送期間がプラスされるうえ検査や見積もりという工程を踏んでからの修理となり、受け取りまでにある程度の時間が必要です。
カメラレンズが割れた場合「背面カメラ」に当てはまるため、AppleCare+に加入していれば修理費用は12,900円ですが、未加入の場合は83,800円かかってしまいます。
AppleCare+に加入しているなら、おすすめできる修理先といえるでしょう。
街の修理業者に依頼する
AppleCare+に加入していない人や修理を急ぐ人は、街の修理業者に依頼するのがおすすめです。
正規店よりも安価に修理できる可能性が高いほか、データを初期化せずそのまま当日修理できるところが多いため、急な故障に見舞われた際も気軽に依頼ができます。
ただし、街の修理店で修理を受けると、該当のデバイスはApple StoreやApple認定の正規店で修理が受けられなくなるので注意しましょう。
街の修理業者をお探しなら、スマートクールにお任せください。カメラレンズの修理なら5,280円~当日修理が可能です。修理時間も60分くらいで完了するため、すぐにiPhoneを使用したい人に喜ばれています。
正規店以外で修理するのは不安という人もいますが、スマートクールは国の定める厳しい審査基準をクリアした総務省登録修理業者なので、安心してご依頼いただけます。
カメラレンズの修理のほか、ガラスコーティングにも対応しております。ガラスコーティングを施すと強度が上がります。ナノレベルのガラス素材なので、画質はもちろん、ケースや見た目にも影響しません。3年間は強度が持続するのでコスパが良いのも特徴です。
そのほか、画面割れやボタン関係の不具合、水没・バッテリー交換まで幅広く対応可能です。
スマートスクールは全国の大型モールを中心に110店舗以上展開しています。スマートフォンのトラブルでお困りの際は、ぜひお近くのスマートクールへお越しください。
まとめ
iPhoneは、カメラ性能の向上とともにカメラレンズが出っ張るようなフォルムに変化してきました。傷や破損が生じるとカメラ機能への影響が大きいため、保護フィルムやケースで保護しておくのが安心です。
万が一レンズが破損した場合は、カメラ本来の性能を発揮するために修理を検討しましょう。修理を依頼する際は、Apple Storeだけでなく、状況に応じて街の修理業者を視野に入れてみてはいかがでしょうか。