簡単!iPhoneのeSIM移行の方法 海外でも便利に!?

目次1 eSIM移行がよりシンプルに2 iPhoneでのeSIM移行手順3 eSIMのメリットと旅行での活用4 まとめ …


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eSIM移行がよりシンプルに

スマホを使う上で欠かせない通信契約。従来は物理SIMカードを差し替えるのが一般的でしたが、今では「eSIM」というデジタル方式が広まり、より便利になっています。

特にiPhoneでは、このeSIMを利用する人が増えており、端末を買い替えた際の移行も驚くほどスムーズになりました。以前はキャリアショップで手続きを行ったり、再発行のために手数料が必要だったりと、やや面倒さを感じた方も多かったと思います。

ところが現在は、自宅での簡単な操作だけで新しいiPhoneへeSIMを引き継ぐことができるようになり、より身近なものとなっています。

iPhoneでのeSIM移行手順

クイックスタートでの移行

①新しいiPhoneの電源を入れる

②古いiPhoneを近くに置くと「新しいiPhoneを設定しますか?」という通知が表示される

③古いiPhoneで「続ける」をタップ

④新しいiPhoneの画面に表示されたアニメーションを古いiPhoneのカメラで読み取る

⑤Apple IDやWi-Fi設定のコピーが始まり、その後「携帯電話番号を転送」という画面が表示される

⑥eSIMを移行する番号を選択して「続ける」をタップ

数分で新しいiPhoneにeSIMが追加され、通話やデータ通信が利用可能になる

 

設定アプリから手動で移行する場合

①新しいiPhoneで「設定」アプリを開く

②「モバイル通信」→「eSIMを追加」を選択

③「近くのiPhoneから移行」をタップ

④古いiPhoneにも確認画面が表示されるので承認する

⑤数分でeSIMが新しい端末に転送され、利用可能になる

 

このように、クイックスタートを使えば初期設定の流れで自動的にeSIMが移行され、手動の場合でも設定アプリから簡単に移せます。どちらの方法でもショップに行く必要はなく、再発行手数料も不要です。

さらに、複数のeSIMを一台で管理できるため、個人用と仕事用、または海外旅行用など、状況に応じて使い分けられるのも大きな魅力です。

eSIMのメリットと旅行での活用

eSIMを使う大きな利点は、簡単・スピーディーに移行できること。SIMカードを差し替える必要がないため、カードの破損や紛失の心配もありません。

また、海外旅行でも活用できるのが魅力です。現地に到着後すぐにオンラインで現地用のeSIMを契約すれば、空港で並んでSIMカードを購入したり、わざわざ差し替えたりする手間が省けます。

しかも、日本の番号を残したまま追加で利用できるため、連絡用とデータ通信を分けて使えるのも便利です。ただし、キャリアや端末によって対応状況が異なる点や、故障や水没などで再設定が必要になるケースもあるので注意が必要です。

まとめ

iPhoneのeSIM移行は、これまでよりも格段にシンプルになり、手数料も不要で利用できるようになりました。クイックスタートや設定アプリを使えば、自宅にいながら短時間で移行が完了します。さらに海外旅行でも現地の通信をすぐに利用できるため、安心してスマホを使えるのも魅力です。

ただし、移行中にエラーが出たり、設定が途中で止まってしまうこともあります。そうしたトラブルが起きた際は、自分だけで無理に進めず、スマホ修理やサポートを専門にしているスタッフに相談するのがおすすめです。専門的な知識と経験を持つプロに任せることで、大切な端末を安心して使い続けることができます。