スマートフォンの中でも根強い人気を誇るGoogle Pixelシリーズ。
Androidの中では“純正”とも言える存在で、OSとの相性がよく、長く使っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、「画面が割れたけど修理できるの?」「Pixelって修理店で対応してるの?」と不安になる人も少なくありません。実際、iPhoneに比べて修理情報が少ないため、買い替えを検討してしまう方もいるようです。
そんな中、Pixelシリーズの修理対応が進んでおり、街の修理店でも対応できるケースが増えています。今回は、対応可能なモデルと、最近特に多いバッテリー不具合について紹介します。
修理対応モデル一覧(Pixel 3以降)
現在、街の修理店ではPixel 3シリーズ以降の多くのモデルで修理が可能となっています。対応機種は以下の通りです。
・Pixel 3 / 3a / 3 XL / 3a XL
・Pixel 4 / 4a / 4 XL / 4a 5G
・Pixel 5 / 5a 5G
・Pixel 6 / 6 Pro / 6a
・Pixel 7 / 7 Pro / 7a
・Pixel 8 / 8 Pro / 8a
・Pixel 9/ 9 Pro/ 9 Pro XL/ 9 Pro Fold
修理対応内容は、画面割れ・バッテリー膨張・背面パネル破損・カメラ故障・充電口の不良などが中心です。パーツの在庫状況によっては取り寄せになることもありますが、多くは即日〜数日で対応可能です。
最近特に増えている「バッテリーの不具合」
ここ半年ほどで特に増えているのが「バッテリーに関する不具合」の相談です。症状の一例としては、
・バッテリーの減りが異常に早い
・本体が熱を持ちやすい
・充電が途中で止まる
・背面が膨らんできた
などが挙げられます。
2025年4月、Googleは「一部のPixel 7aで予期せぬバッテリー膨張が確認された」ことを公表し、対象デバイスに対しては無償バッテリー交換や補償オプションを提供する案内しています。症状としては「本体がふくらむ」「背面パネルに隙間ができる」「電池の異常な消耗」などが報告されており、該当する端末は条件に応じて交換または補償を受けることが可能です。ただし、Google公式の手続きには端末の検査や申請など一定の時間がかかることから、「すぐに使いたい」「手続きが面倒」といった理由で街の修理店を選ぶ方も少なくありません。バッテリーの不具合は放置せず、早めの対応が推奨されます。
劣化が進む前に交換を検討しよう
バッテリーの劣化が進むと、端末にさまざまな悪影響を及ぼします。表示される電池残量が正確でなくなったり、突然シャットダウンしたりすることもあります。また、バッテリーが膨張すると背面や画面を押し上げ、内部パーツを破損させるリスクもあります。
これらの症状が見られたら、早めにバッテリー交換を検討するのが望ましいでしょう。放置してしまうと修理費用が大きくなったり、データが失われる原因にもなります。
まとめ
・画面割れやバッテリー膨張など、多くの故障に対応
・最近はaシリーズを中心にバッテリー不具合が急増
・アップデートの影響やアプリによる電力消費が原因の一因
・バッテリーの劣化は早めの交換が安全面でもおすすめ
Pixelシリーズの修理に関してお困りの方は、お近くのスマートクールまでご相談ください。パーツ在庫の有無や修理可否についても、機種ごとにご案内しています。放置せず、ぜひ一度ご確認ください。