みんなの「iPhoneについての悩みごと」を、スマートクールで働くiPhone修理のスペシャリストに聞いてみました。

今や「なければ生活できない!」というユーザーも多いiPhone。今回はiPhoneの細部に至るまでを知り尽くし、接客から修理までをワンストップで担当しているマネージャーの北戸さんに「どんな故障やトラブルが多いのか?」などを教えてもらいました。


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【プロフィール】

橿原、堺、和泉店 マネージャー
北戸 あゆみ

スマートクール修理事例数No.1 バッテリー

iPhoneを使い始めて年月が経過すると「電池の減りが早すぎる」と感じる人は多いはず!実はスマートクールに寄せられる相談の中で、一番多いのが「バッテリーの問題」で、多い月には50件ほどの依頼があることも。ほとんどがバッテリーの劣化によるもので、交換が必要です。交換時期は「最大容量が80%以下」が一般的な目安とされていますが、「普通に使って、1日もたないな」と感じる「最大容量85%」での交換がオススメです。

総務省登録修理業者、スマートクールだと30~40分程度で新バッテリーに交換可能です。作業をするのは、「iPhoneのことなら何でもお任せ!」の専門スキルをもったスタッフが実施します。受付から修理まで同じスタッフが対応するので、「あれ、伝えたことと違うんだけど…」といったズレはゼロ。「毎日のことだから、充電がもたないとストレスを感じる」と思っている方は、ぜひお持ちのiPhoneの最大容量をご確認ください。なお、スマートクールで修理した場合、基本的にデータはそのまま残ります。

スマートクール修理事例数No.2 画面修理

次に多いのが「液晶画面のトラブル」です。「液晶部分がバキバキになって見づらい」「カッコ悪い」「急に映らなくなった」といったケースや、液晶割れが原因で「タッチしても反応がない」といった相談が月に30件くらい寄せられます。ほとんどの場合、液晶画面を交換することで約98%解決します。ごく稀にあるのが、「本体そのものに問題がある場合」です。特に画面上でリンゴのマークが繰り返し表示される「リンゴループ」の状態だと、基盤に問題がある可能性大。そうなると基盤ごと交換する必要がでてきますが、スマートクールでは基盤の修理もワンストップで対応します。

画面破損による内部の基盤が損傷しているiPhone

また、そもそも画面が割れないようにガラスの溶剤を幾重にも塗る「ガラスコーティング」を施すという方法もあります。スマートクールの場合は画面の強度が跳ね上がって「ペンチで叩く程度」なら跳ね返します。「もう2度とスマートフォンの画面割れトラブルにあいたくない!」という方はぜひ当店にお越しください。

スマートクール修理事例数No.3 ドックコネクタ

ライトニングケーブルを使ってバッテリーをチャージしようとしたとき、「エラーが出る」「充電できない」「ケーブルが刺さらない」といったことがあると、焦りますよね。そんな有線での充電に不可欠なドッグコネクタのトラブルも少なくありません。修理の方法は、まずケーブル部分をしっかりと清掃し、汚れなどを取り除きます。その上でエラーが続くようなら、ドッグコネクタ部分を交換。正規店の場合、単体のパーツは扱っていないため「本体交換」になってお金も時間もかかるのですが、スマートクールだと部品だけを新しいものと取り替えられるので、お財布に優しくその場で修理することが可能です。

なお、「純正品以外のライトニングケーブルを使って、故障した」という事例が多発しているため、純正品の使用を強くオススメします。また「故障したから、自分で直す」という方法もありますが、「失敗してもっとひどい状態になり、修理店に駆け込む」というケースも多く見受けられますので、「難しそう」と思われたら、スマートクールに気軽にご相談ください。

スマートクール修理事例数No.4 カメラレンズ

保護ケースを付けていても、落下したときなどにピンポイントでダメージを受けてしまうと「カメラのレンズ割れ」が発生します。故障として多そうなイメージをもたれるかも知れませんが、相談件数は意外に少なく月10件ほど。もしかしたら「直せない」と諦めておられるユーザーが多いのかも知れません。レンズについても、単体で交換可能です。

カメラレンズの内部も破損しているiPhone

ただ、新品のレンズに交換しても「鮮明に映らない」「ピントが合わない」というケースもあります。その場合、カメラそのものを新しいものに取り替えます。交換にかかる時間は、カメラが故障していても1時間程度です。iPhoneは精密機械なので振動に敏感で、レンズに破損がなくても故障してしまう場合があります。たとえば「バイクに直接iPhoneを接続し、ナビ代わりに使っている」方からのカメラ交換の相談は多く寄せられています。

スマートクール修理事例数No.5 水没

「うっかりポケットに入れたまま水に入ってしまった」「落として画面が映らなくなった」「電源が入らない」といった水没によるトラブルが急増する夏。プールや海が楽しくなる季節に気をつけたいポイントです。水没の場合、故障原因が多岐にわたるため、他の修理と比較して高くなってしまうことも。しかし、「お金のことより、家族の写真が入っているからデータだけでも復活させて欲しい」というご依頼をいただくことも多いのが、水没の故障の特徴です。その場合、内部を丁寧に洗浄して乾燥させることによって、復活への道を探ります。

大切なデータはiCloudなどに保存するようにしましょう。ただ、無料の5GBのストレージはすぐに一杯になるので、必要に応じて容量をアップできるクラウドのサブスクリプションサービス『iCloud+』などの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

「修理が終わったときの“本当にありがとう!”というお客様の笑顔が、一番のやりがいです」と語っていた、iPhone修理歴5年のキャリアをおもちの北戸さん。ユーザーが「水没でもう直らないだろうな」という状況からでも、いくども復活させたご経験をおもちです。スマートクールで活躍するiPhoneの修理担当者はみな修行期間を経て、多数の修理経験を積んだスタッフばかり。女性スタッフも多いため、安心してご相談ください。