iPhone XS以降、互換バッテリーに交換をするとバッテリーの最大容量が「-」の表示される仕様になっていましたが、iOS18.1にアップデートする事で表示が復活するようになり、TrueToneも機能を維持出来るようになりましたので、詳細を記事にしていきたいと思います。
互換品のバッテリーやパネルでの修理に抵抗が無くなるポイントに!
iOS18.1で最大容量が表示されるように
iOS18.1以前だとバッテリーの最大容量が「-」の表示になる事で非正規での修理に抵抗がある方も少なくない状態でしたが、今回のアップデートで非正規に対する修理ハードルが下がる可能性があります。
しかし純正ではないパーツが使用されているメッセージの表記は以前と変わらず残るので、この部分が気にならないのであれば非正規で修理をされる事も選択肢としてはありかと思います。
True Toneの機能維持
互換パネル交換を行った際の弊害としてTrue Toneの機能消失がありましたが、これも維持される仕様となり、バッテリー交換同様に修理に対するハードルが下がったかと思います。
純正ではないパーツが使用されているメッセージの表記はバッテリー交換同様に発生してしまいます。
True Toneに関しては非正規修理業者の方も対応しておりJC-V1SEという機械を使用すれば移植する事は可能でしたが。
iOS18.1のアップデートは修理業者目線からすると移植の手間が省けて今回のアップデートは有難いものになったかと思います。
修理アシスタント機能とは?
iOS18.1のアップデート作業でバッテリー最大容量の表示とTrue Toneの機能が復活しますが、
Appleでは修理アシスタントにて最後まで完了させることを推奨しています。
修理をした際は、ここまで完了させておくのが修理後の事を考えるとベストでしょう。
ただ修理アシスタントを利用出来るのがiPhone12以降となっているので、
iPhoneXSやXR、iPhone11シリーズの場合では利用出来ないので注意が必要となります。
Appleが自己修理緩和に至った流れ
iOS18.1から自己修理をしたiPhoneのバッテリーおよびディスプレイ交換修理に関する緩和処置がされましたが理由は下記の通りとなっています。
欧州連合(EU)理事会と欧州議会は2024年2月、「修理する権利」を導入する指令案について暫定的な政治合意に達したと公表がされ、Apple社がバッテリーを自己修理作業をして交換をした際にバッテリーの最大容量を「 – 」と表示させ劣化した状態を任意に非表示に隠す行為は、独占禁止法に抵触し修理をする行為や権利を損なわせているとして、今回の緩和措置に至ったようです。
また、Apple公式サイトではiPhone16のバッテリー交換手順も紹介されており、修理する権利を阻害していない事の意思表示として捉える事が出来るのではないでしょうか
こちらからApple公式サイトの修理手順が公開されています。
まとめ
今回のiOS18.1のアップデートで修理に関する部分が緩和され、ユーザーとしても有難い措置になり、以前よりも非正規店に足を運ばれる方が増えるかもしれません、iPhoneの修理であればスマートクールで、即日バッテリー交換など修理が可能です。総務省登録修理業者のため、品質の良いバッテリーを交換するので安心してご依頼いただけます。iPhoneの修理を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。