最近は健康管理のために「体温を毎日測って記録しておきたい」という方も増えています。では、iPhoneだけで体温を測ることはできるのでしょうか?実際のところ、iPhone本体には体温を直接測る機能は搭載されていません。ただし、iPhoneを活用することで体温を記録・管理することは十分に可能です。
この記事では、iPhoneで体温を測ったり、記録をつけたりする方法を詳しくご紹介します。
iPhone本体で体温は測れる?
結論からいうと、iPhone単体で体温を測ることはできません。
iPhoneには体温を感知するセンサーが搭載されていないため、熱があるかどうかを直接チェックすることは不可能です。
ただし、外部機器やアプリを組み合わせることで、iPhoneを体温管理の中心として活用することはできます。
方法1:スマート体温計を使う
最も手軽で正確なのが、BluetoothやWi-Fi対応のスマート体温計を使う方法です。
スマート体温計の特徴
・体温を測ると、自動的にiPhoneへデータを転送
・測定結果をアプリでグラフ化・記録できる
・家族ごとのデータ管理も可能
主なスマート体温計
・オムロン(OMRON):医療機器メーカーとして信頼性が高い
・Withings Thermo:専用アプリと連携し、クラウド上でもデータ管理ができる
・iHealth:ヘルスケアアプリと同期可能
日々の体温を正確に残しておきたい方は、この方法が一番おすすめです。
方法2:Apple Watchの皮膚温センサーを活用
Apple Watch Series 8以降(Ultra・Series 9も含む)には、皮膚温センサーが搭載されています。
注意点
- Apple Watchは「発熱しているかどうか」を測るものではない
- あくまで皮膚温の変化を記録する機能
- 就寝時などに装着しておくと、基礎体温の変化や体調の目安を把握できる
女性の周期管理や健康状態の変化を把握する目的で利用するのに向いています。
方法3:ヘルスケアアプリに手入力する
「すでに普通の体温計を持っている」という方は、iPhoneの「ヘルスケア」アプリに手入力で体温を記録する方法もあります。
入力手順
- 「ヘルスケア」アプリを開く
- 画面下の「ブラウズ」から「バイタル」を選択
- 「体温」をタップし、「データを追加」で数値を入力
これを毎日続けることで、自分の体温の推移をiPhoneで管理できます。
まとめ
- iPhoneだけで体温を測ることはできない
- スマート体温計を使えば、自動でiPhoneにデータを記録できて便利
- Apple Watchなら皮膚温の変化を知ることができる
- 普通の体温計でも、ヘルスケアアプリに入力して記録すれば活用可能
iPhoneは「体温計そのもの」にはなりませんが、毎日の体温管理をサポートする強力なツールになります。健康管理をもっと手軽にしたい方は、ぜひ活用してみてください。