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iPhoneのバッテリーが膨張する原因は経年劣化
iPhoneのバッテリーが膨張する主な原因は経年劣化です。一般的にiPhoneのバッテリーの寿命は2年ほどといわれており、普通に使用しているだけで膨張する可能性があります。
充電の頻度が多かったり、無充電の状態で放置したりすると、劣化のスピードは早まっていきます。できるだけ劣化しないように意識して使用したとしても、一生使い続けることはできません。
iPhone自体に問題はなくても、バッテリー自体の経年劣化によって膨張する可能性があることを理解しておきましょう。
バッテリーが膨張することで起こるトラブル
バッテリーが膨張してもiPhone自体を問題なく使用できれば良いと考えている方もいるかもしれません。実際に、バッテリーの膨張によって、少し持ちづらくなったものの、それ以外は問題なく使用できるケースもあります。
しかし、そのまま使用していると思わぬトラブルに発展するかもしれません。バッテリーが膨張することで、どのようなトラブルが起こるのか確認しておきましょう。
発火・爆発
iPhoneに採用されているリチウムイオンバッテリーには燃えやすいという特徴があります。バッテリーが膨張している状態とは、内部にガスが溜まっている状態のことを指します。ガスがバッテリー内部に充満して、はち切れそうになっている状態をイメージしてください。
このガスが原因で発火、爆発を引き起こす可能性があります。実際にiPhoneの発火や爆発による怪我は数多く報告されています。住宅が全焼したケースもあり、命を落とす結果になるかもしれません。そのため、バッテリーが膨張した状態のまま放置してはいけません。
iPhone本体の破損
発火や爆発は起こらなくても、iPhone自体に不具合が起こる場合があります。例えば、バッテリーが膨張すると、iPhoneの画面が押し上げられて浮いたり、液晶がにじんだりする場合があります。
画面が浮き上がると少しの衝撃で破損してしまう可能性があるので注意が必要です。放置しているうちに、通常通り使用することができなくなってしまうので、必ず修理を行うようにしましょう。
再起動を繰り返す
iPhoneのバッテリーの膨張は、バッテリーそのものが劣化していることを意味します。そのため、正しくiPhoneに電気を供給することができなくなってしまい、再起動を繰り返す場合があるのです。
この状態になるとiPhoneを操作することができなくなります。バッテリーを交換しない限り根本的な解決にはならないため、早めにiPhoneを修理に出すようにしてください。
iPhoneのバッテリーが膨張した場合の対処法
iPhoneのバッテリーの膨張は思わぬ事故を招いてしまう可能性があります。大きな事故にはつながらなくても、iPhoneを使用できなくなるかもしれません。そのため、正しい対処法を理解して早めに行動を起こしましょう。
膨張したバッテリーを元に戻す方法はない
前提として膨張したバッテリーを元に戻すことはできません。バッテリーの経年劣化はごく自然な現象であり、完全に防止することも直すこともできないのです。
爆発や発火を防ぐためにできることは、電源をオフにしておくことだけです。iPhoneをリスクなく使える状態にはなりません。
なるべく早くiPhoneを修理に出すべき
iPhoneのバッテリーが膨張したら早めに修理に出すようにしましょう。バッテリーを交換すれば問題なく使用できることがほとんどです。バッテリー交換なら自分でできそうと思うかもしれませんが、膨張しているバッテリーは非常に危険です。
そのため、自分でバッテリーを交換するのは避けてください。早めにApple storeをはじめiPhoneの修理を受け付けている店舗に修理を依頼しましょう。
Apple StoreやAppleの正規プロバイダでは、iPhoneの即日修理に対応していない場合もあります。iPhoneは日常生活や仕事で多用するアイテムであるため、なるべく早く使えるようにしたいと考える方も多いでしょう。
そんな方には、街の修理店への依頼をおすすめします。iPhoneの修理業者は数多く存在していて、どこに依頼すれば良いか迷う場合は、総務省登録修理業者である「スマートクール」にご相談ください。
プライバシーマークを取得しているため、個人情報の取り扱いについても安心してお任せいただけます。全国の大型ショッピングモールに110店舗以上展開しており、買い物ついでに修理を依頼することができます。
バッテリー交換は最短30分と即日修理にも対応しております。
バッテリーの膨張が気になる方は、発火や爆発を防ぐためにも、お早めにスマートクールまでお越しください。
iPhoneのバッテリーが膨張した場合にやってはいけないこと
iPhoneのバッテリーが膨張した場合は、適切に対処することが欠かせません。しかし、すぐに修理業者へ持ち込むことができない場合もあるでしょう。その場合は、やってはいけないことを避けてiPhoneを管理する必要があります。
バッテリーの危険性について理解していないと、うっかり間違った対応をしてしまう場合もあります。必ずやってはいけないことについて理解しておくようにしましょう。
テープや接着剤で膨張を抑える
iPhoneが膨張しているとはいえ、テープや接着剤で無理やり抑えつけようとしてはいけません。根本的な解決にならないのはもちろん、iPhone本体に圧力が伝わって負担がかかってしまう可能性があります。
バッテリーの膨張を抑えたとしても劣化が改善するわけではありません。膨張そのものに対処するのではなく、劣化したバッテリー自体を交換しなくてはいけないと考えてください。
iPhoneに負担がかかってしまうと、バッテリーを交換したとしてもiPhone側の不具合で正常に利用できなくなってしまう可能性もあります。iPhoneに負担がかかる可能性のある行為は避けるように心がけましょう。
iPhoneを冷やす
発火や爆発の原因は熱にあると思い込み、冷やしてしまう方もいます。しかし、iPhoneが急激に冷却されると、温度変化によって内部に水分が発生して、故障してしまう可能性があります。
バッテリーが膨張すると熱を持つ場合がありますが、この場合も冷やすのは避けてください。バッテリーが膨張した状態のまま使用し続けると熱を持ち続けることになってしまうので、電源をオフにして早めに修理業者に持ち込むように心がけましょう。
基本的にどのような場合でもiPhoneを冷やすというのは避けるべきです。精密機器が数多く使われているので、冷やすことでそれらに不具合が起こり、バッテリー以外の箇所も修理が必要になってしまうかもしれません。
充電する
最もうっかりやってしまいがちなのが充電です。充電するのが習慣になっている方は多いでしょう。バッテリーが膨張しても、充電し続けてしまう方は少なくありません。
しかし、膨張したバッテリーに電気を加えると膨張や発火、爆発を誘発する可能性が高まります。そのため、充電は絶対に行ってはいけません。充電しないとiPhoneが使えなくて困ると感じるかもしれませんが、万が一の事故を避けるために充電は行わないようにしましょう。
早めに修理業者に持ち込んでください。緊急で連絡をしなくてはいけない場合は、可能であれば、PCやタブレットなど別の端末から行うことをおすすめします。
まとめ
今回はiPhoneのバッテリーの膨張について解説しました。長く使い続けたとしても、バッテリーの膨張が起こらない場合もあります。しかし、基本的にはバッテリーは劣化していき、膨張する可能性は高まります。
バッテリーが膨張した際には、できるだけ早めに修理に出すことをおすすめします。すぐに修理に持って行けない場合は、今回紹介したことを踏まえて、正しい対応を心掛けてください。