iPhoneのカメラが震えるのは故障? 考えられる5つの原因と対処法

iPhoneのカメラを起動したとき、画面が震えて写真がうまく撮れない現象に悩まされていませんか。しっかり固定しているにも関わらず、カメラで撮影したときだけ震えているのは、iPhoneが故障しているからかもしれません。ここでは、カメラ起動時に震える原因や対処法を紹介します。


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iPhoneのカメラが震えるのは「手ぶれ補正機能の異常」かも

iPhone6以降の機種には、撮影中に手ぶれが発生しても写真を美しく撮れる『光学式手ぶれ補正』機能が搭載されています。

この機能は、微細な振動に合わせて磁力とバネの力でレンズの角度を調整し、手ぶれを制御します。

この機能が故障すると、本来は揺れに合わせて調整されるはずのカメラが不本意に揺れ、画面が震えてしまいます。iPhoneの初期不良や落下による強い衝撃、長時間の強い振動などが原因で故障するケースが多いようです。

補正機能はオフ設定にできないうえに放置しても改善しないため、直すには修理に出す必要があります。

 

【その他】考えられる原因と対処法

iPhoneのカメラで撮影した写真がぶれるのは、手ぶれ補正機能の異常が原因である場合が多いものの、それ以外の可能性も捨てきれません。ここからは、そのほかの原因と対処法をご紹介します。

レンズの汚れ

iPhoneのカメラレンズに汚れが付着していると、カメラが震えているように見える場合があります。とくに、水滴が付着すると画像がぼやけたり歪んだりするため、震えていると錯覚してしまうのです。

レンズには皮脂や指紋、ゴミなどの汚れなどが付着しやすいため、柔らかい布で優しく拭き取りましょう

汚れがレンズの内側であったり、傷が付いていたりする場合は、プロに修理を依頼する必要があります。

カメラアプリの不具合

スマホ本体ではなく、アプリの不具合でカメラ機能に異常をきたしている可能性があります。

まずはカメラアプリが最新バージョンにアップデートされているかを確認しましょう。次に、カメラアプリやiPhone本体の再起動を試しましょう。一時的な対処法としては、別のカメラアプリを使用するのが有効です。

また、標準のカメラアプリ以外を使用している場合、そのアプリが原因の可能性もあります。この場合も標準のカメラアプリと同様の対処法を試してみましょう。

システムの不具合

システムの不具合によって、カメラ機能に異常をきたしているケースでは、iOSを新しいバージョンにアップデートすることで解決できるでしょう。

長らくOSをアップデートをしていない方や、ソフトウェアアップデートを自動に設定していない方は、iPhoneの『設定』から確認してみましょう。

反対に、OSの大型アップデートにともなってバグが発生している可能性もあります。その場合は修正版のOSがリリースされるのを待ちましょう。

容量不足

容量不足で動作が重くなった場合にも、カメラが震えたように見えます。容量不足になると動作のもたつきが生じることがあります。これにより、自分の意図しないタイミングでシャッターが切られ、カメラが震えていると感じるのです。

ほかのアプリを使用している際にも動作がもたついたりカクカクしたりしている場合は、使用していないアプリや溜まっているキャッシュを削除し、空き容量を確保しましょう。

また、写真や動画、音楽データを削除する、もしくはクラウドに移動させることで大きく使用容量を減らすことができます。

【iPhone】カメラが震える症状が直らないときは修理が必要

上記でご紹介した対処法を試しても症状が改善しない場合は、手ぶれ補正機能が故障している可能性が高いです。iPhone内部の故障のため、プロに修理を依頼する必要があります。以下では、依頼先の4つの選択肢をご紹介します。

Apple Storeに依頼する

Apple Storeでの修理では純正部品を使うため、修理後のトラブルが少ないといわれています。

AppleCare+に加入していれば費用面でのメリットも大きく、安価または無償での修理が可能な場合もあります。

しかし、Apple Storeへの持ち込み修理にはサービスカウンター『Genius Bar(ジーニアスバー)』への予約が必要で、店舗も国内に10店舗しかありません。希望日時で予約を取るのが難しい点がデメリットといえます。

また、カメラに関する不具合は、預かり修理対象になることが多く、受け取りまでに1~2週間かかります。

オンラインストアでの『配送修理』の場合、予約が不要かつ遠方でも簡単に依頼ができますが、検査や保証外の場合は見積もりの工程を踏む必要があり、その分修理期間もプラスされます。

代替機の貸出には条件を満たす必要があるほか、修理に出す前にはiPhoneのバックアップと初期化が必須です。

正規サービスプロバイダに依頼する

正規サービスプロバイダはApple公認のiPhone修理業者です。ビックカメラやカメラのキタムラ、クイックガレージなどが該当します。

正規サービスプロバイダでは、Apple Storeと同様に、AppleCare+の保証サービスが利用できます。純正部品を使った修理を受けられるうえ、店舗が多く利用しやすいのが特徴です。

また、修理期間は1~2週間であり、iPhoneのバックアップと初期化が必要です。

キャリアショップに依頼する

キャリアショップに、iPhone修理を依頼する方法もあります。ただし、店頭で修理に対応している店舗は少なく、修理の取次をしているだけのショップが多いです。

キャリア独自の保証サービスに加入している場合は、無償や安価で修理ができます。

ただし、こちらも預かり修理となり、iPhoneの受け取りまでに1~2週間程度の時間を要します。もちろん、預ける前のバックアップと初期化は必須です。

キャリアごとに条件は異なりますが、代替機のレンタルを行っている場合が多いことはメリットといえます。

街の修理専門店に依頼する

街の修理店の多くは、最短即日修理が可能です。予約なしで飛び込みができること、データを消すことなく修理できることは大きなメリットです。

即日修理したいけれど不安」という方は、スマートクールにご相談ください。スマートクールでは、プライバシーマーク取得の総務省登録修理業者で、安心・安全な修理が可能です。

全国の大型モールに110店舗以上展開しているため、近くにApple Storeや正規サービスプロバイダがない方にも気軽に利用していただけます。

また、スマートクールの年間スマホ修理台数は20万台以上あり、実績も豊富です。カメラの不具合に関しても、高い技術力と幅広い知識で安全に修理できます。

もちろん、即日修理にも対応しており、カメラ部分の修理であれば約60分〜引き渡しが可能です。iPhoneのバックアップや初期化ができていないけど、すぐに修理したい方は、スマートクールにお任せください。

iPhone修理業者の特徴まとめ

修理業者 修理期間 店舗数 予約 バックアップ・初期化
Apple Store 1~2週間程度 ×(10店舗) 必要 必要
正規サービスプロバイダ 1~2週間程度 不要 必要
キャリアショップ 1~2週間程度 ◎(大部分が取次窓口) 不要 必要
スマートクール 60分〜 ◎(110店舗以上) 不要 不要

まとめ

iPhoneのカメラが震える症状には、さまざまな原因がありますが、その多くが手ぶれ補正機能の故障といわれています。そのまま放置していても直ることはないため、修理業者への依頼しましょう。修理を依頼する際は、それぞれの特徴を知って、自分に合った修理先に依頼するのがおすすめです。