iPhoneは爆発する可能性が有る?注意点について解説!

iPhoneが爆発する可能性があることを知っていますか?普通に使用している限り問題はないのですが、思わぬことが原因で爆発してしまう場合があるのです。実際にiPhoneの爆発による被害も存在しています。 本記事ではiPhoneが爆発する理由と正しい使用方法について解説いたします。


この記事は約7分で読み終わります。

iPhoneは爆発する可能性がある

iPhoneは使用方法次第で爆発する可能性があります。iPhoneが爆発する理由について解説いたします。

粗悪な充電機器の使用

iPhoneには過電流保護機能や充電管理機能が備わっており、粗悪品の充電器だとしても充電できないなどの不具合はあっても、爆発することはありません。

ただし、充電器やモバイルバッテリー、ケーブルからの発火はあり得ます。

安全性に配慮がない粗悪品ではケーブルが断線を起こしたり、充電コネクタの変形によりショートしたりと発火の危険があり得ます。アダプターやモバイルバッテリーでも、内部にゴミがあり、それが原因で発火に至る可能性があります。結果的に、近くのiPhoneが燃えたり壊れたり、最悪は火傷など怪我につながるおそれがあります。

発火しないまでも、満足に充電ができないなど不具合が起こり得るので、なるべく正規品・純正品の充電器やアダプター、ケーブルを使用しましょう。

バッテリーの劣化にともなう膨張

iPhoneに搭載されているのはリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池はモバイルゲーム機や充電式の機器に使用されています。このリチウムイオン電池は正極と負極と電解質で構成されており、化学反応によって充電・放電し、この化学反応時に電解質が酸化してガスを発生します。し

通常であればガスの量は微量であり、バッテリー外部に漏れることはないため問題ありません。しかし、経年劣化によりガスが過剰に発生し、バッテリーが膨張してしまいます。

膨張するだけで爆発することはありません。しかし、バッテリーが膨張した上で、外部からの衝撃により破損してしまうと、外にガスが漏れてしまう可能性があります。これによってバッテリーがショートして、火花が発生し引火して爆発してしまうのです。

バッテリーの寿命には注意しつつiPhoneを使用する必要があります。バッテリーの寿命が短くなる原因や長く使用するための方法については後述しているので、ぜひご確認ください。

本体が高温になることによるバッテリーの急速劣化

リチウムイオン電池は普通に使用している限り、問題となるレベルのガスは発生しません。しかし、使用環境によっては劣化を早め、多くのガスが発生してしまう場合があります。

その原因のひとつに本体の温度上昇があります。リチウムイオン電池は高温になるほど急速に劣化が進みます。

本体が高温になる原因は、物理的な原因のほか、CPUの発熱によるものです。高画質の動画の視聴や3Dゲームの長時間のプレイにより、iPhoneの頭脳にあたるCPUが活発に働き高温になります。長時間の使用は避けましょう。

iPhoneが爆発・発火リスクを抑える方法

iPhoneの爆発を防ぐためには、正しい方法で使用することが欠かせません。ここではiPhoneの爆発・発火リスクを抑える方法について紹介します。

高温な場所に放置するのは避ける

まずは高温な場所で放置するのは避けましょう。充電していなかったとしても、高音になるだけでリチウムイオン電池の劣化は早まります。家の中であれば、窓際のような直射日光が当たる場所や、ストーブやホットカーペットといった暖房器具の近くに放置しないようにしましょう。

より注意するべきなのは車内です。iPhoneは肌身離さず持ち歩いている人が多いですが、うっかり車内に忘れてしまうケースもあります。

車内は空気の循環が少ないため、高温になりやすいです。特に夏場に直射日光が当たる場所に駐車していると、温度は50℃以上になる場合もあるので注意しましょう。

正規品の充電器・充電ケーブルを使用する

充電器や充電ケーブルといった製品は数多くの種類が販売されています。先ほども述べたように、そのすべてが粗悪品とは限りません。しかし、粗悪品かどうかを見極めるのは困難です。

iPhoneではMFi認証というアップル社が他社(サードパーティ)製品との互換性が保証されている製品もあります。ですが、この認証機能までコピーした商品まで出回っているのが現状です。このようなコピー製品を購入してしまうと、OSのアップデート後に使用できなくなる可能性があります。

リスクを減らすのであれば、なるべく正規品の充電器や充電ケーブルを使用するようにしましょう。正規品であれば、充電機器が原因でiPhoneが爆発することはありません。

純正品は価格が高いため、サードパーティ製のアクセサリの購入を検討する方も多いでしょう。信頼できる大手メーカーの製品であれば安心です。製造元などをしっかり確認してから購入するのをおすすめします。値段の安さだけで充電機器を選ぶのは避けましょう。

過充電を防ぐ機能をオンにする

過充電とは充電が100%になった状態でさらに充電することです。逆に充電が少ない状態でiPhoneを使用することで過放電が起こります。過充電と過放電はどちらもバッテリーの劣化を早めてしまうため、なるべく起こらないようにしなくてはいけません。

過放電はこまめに充電を行うことで対策できますが、寝ている間にうっかり行ってしまう可能性があります。そこで便利なのがiPhoneに搭載されている過充電を防ぐ機能です。

以下の手順で過充電を防ぐ機能を設定できます。

1.設定アプリを開く
2.バッテリーからバッテリーの状態を選択する
3.バッテリー充電の最適化という項目をオンにする

これでiPhoneの充電が最大の状態が極力短くなります。バッテリーの劣化も軽減されるため、なるべくオンにしておきましょう。

充電しながら使用しないようにする

iPhoneを充電しながら使用すると、バッテリー内部では充電と放電が同時に行われます。この状態はバッテリーに大きな負担がかかるためあまり望ましくありません。

そのため、充電をしながらの使用はなるべく避けるようにしましょう。特に前述のとおり、ゲームのような負荷が大きくかかるアプリを使用しながらの充電は避けるべきです。

メールやSNSを確認したり、インターネットサーフィンをしたりする程度であれば、それほど問題にはなりません。しかし、負荷のかかる使い方をすると、バッテリーからの発熱とCPUの熱でより本体が高温になり、バッテリーの劣化が進んでしまいます。

充電している最中のiPhoneの使い方は一度見直すようにしてみてください。

バッテリーが劣化している場合は修理に出すことが必要

バッテリーが劣化している状態で使用を続けると、爆発のリスクが高まります。そのため、バッテリーが劣化しているのであれば、早めに修理に出す必要があります。

バッテリーが劣化しているかわからないという方も多いでしょう。まずはバッテリーの状態を以下の方法で確認してみてください。

1.設定アプリを開く
2.バッテリーからバッテリーの状態を選択する
3.最大容量の数値を確認する

目安として最大容量が85%を下回っているのであれば、交換を行うべきです。バッテリー交換にかかる費用は機種によって異なりますが、およそ1万円前後と考えてください。正規店で交換を行う場合は、保証期間外だとさらに高くなる可能性があります。

街の修理店であれば、比較的安くバッテリー交換ができるのでおすすめです。その際はぜひスマートクールにご相談ください。総務省登録修理業者であり、即日修理可能であるため、気軽に利用できるのがポイントです。

まとめ

注意せずにiPhoneを使用していると爆発してしまう可能性があります。普段の何気ない行動がiPhoneの爆発を招くおそれがあるため、一度見直してみてください。本記事を参考にしつつ、必要であればiPhoneの修理やバッテリーの交換も検討しましょう。