「iPhoneの画面表示が何かおかしい…」症状別の原因と対策を紹介

iPhoneの画面表示がおかしいとき、修理に出した方が良いのか迷っている人も多いのではないでしょうか。このとき、修理に出す判断基準を知っておくと、素早く対処できるようになります。 この記事では、iPhoneの画面表示がおかしいときに知っておきたい、症状別の原因と対処法をご紹介します。


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【症状1】画面がズームされている

iPhoneの画面がズームされている場合は、気づかないうちにiPhoneのズーム機能が起動しているケースがほとんどです。ズーム機能がオンになっていると、画面がディスプレイに収まりきらなくなってしまいます。

ズーム機能が働いているiPhoneの画面表示を元に戻したい場合は、3本の指で画面を2回タッチしましょう。また、ズーム機能をオフにするには、iPhoneの設定アプリを開いた後、「アクセシビリティ」から「ズーム」の画面を開き、「ズーム機能」をOFFにします。

【症状2】色が突然おかしくなった

iOSのアップデート後や起動後など、複数のタイミングでiPhoneの画面の色が突然おかしくなってしまうケースもあります。これは、設定で色が反転していることが原因です。

iPhoneには、画面の色を反転する反転(スマート)モードと、すべての色を反転する反転(クラシック)モードがあります。色がおかしくなるのを防ぐには、設定アプリから「アクセシビリティ」を開き、「画面表示とテキストサイズ」をタップします。その後、「反転(スマート)または「反転(クラシック)」をオフにしましょう。こうすると、色がおかしい状況が元に戻ります。

【症状3】画面が反応しない

iPhoneの画面をタップしても画面が反応しない場合、原因がいくつか考えられます。適切な対処法は、原因ごとに異なるため、それぞれの対処法を見てみましょう。

指の汚れや乾燥

iPhoneは、画面をタップすることで指から静電気がタッチパネルに伝わり、画面が反応する仕組みになっています。指が汚れていたり乾燥したりしていると、静電気が通電せず反応しなくなることがあります。

対処法としては、指の汚れを取り保湿クリームなどを塗ったのち、再度タッチパネルを操作してみましょう。

保護フィルムの厚さ

画面に貼っている保護フィルムが分厚すぎたり、フィルムを2枚貼りしたりすると、感度を下げることがあります。フィルムによっては通電を妨げるケースもあり、画面が反応しなくなる原因のひとつです。

対処方法として、貼っている保護フィルムを剥がしてみましょう。剥がしたのち画面の反応が改善されれば、フィルムが原因であったことが分かります。2枚貼りしていた場合は1枚のみにし、分厚いフィルムは薄いフィルムに貼り替えましょう。

iOSの不具合

iOSが最新バージョンに更新されていない、不具合が修正されていないなど、iOSの不具合が原因でタッチパネルが反応しない可能性もあります。

対処法として、iOSのアップデートが必要ですが、画面が反応しないとiPhone本体からのアップデートはできません。この場合は、パソコンからiOSをアップデートしましょう。

iPhoneの画面が反応しないときの対処法は、こちらでも確認いただけます。

iPhoneの画面が反応しない…!原因と5つの対処法を紹介

【症状4】画面が勝手に動く

iPhoneの画面が勝手に動く現象を「ゴーストタッチ」といいます。タッチパネルがタッチ操作を誤認しているのです。また、タッチパネルが汚れていたり、iPhone本体のシステムに不具合が起きていたりしていると、同じようにゴーストタッチが起こることがあります。考えられる原因と対策を見てみましょう。

画面の汚れが原因

水滴、ホコリ、傷、気泡などにより、iPhoneの画面が汚れていると、本体が誤認識してゴーストタッチが起こることがあります。画面をしっかりと拭いてきれいにしたうえで、ゴーストタッチが発生するか確認しましょう。画面を拭くときは、画面を傷つけないよう柔らかい布を使うことが大切です。

保護フィルムが原因

保護フィルムとiPhoneの隙間に、ホコリが入り込んだり気泡ができていたりすると、ゴーストタッチの原因となります。また、フィルムとiPhoneの相性が合わない場合も、ゴーストタッチを引き起こすおそれがあるのです。フィルムを外し、再度確認してみましょう。

iPhone本体の熱が原因

iPhone本体に熱がこもるのは、充電しながらの使用や長時間の使用が原因です。熱がこもると、iPhoneのシステムに不具合が発生し、ゴーストタッチが起こることもあります。

熱がこもってしまったら、iPhoneの充電や使用をすぐに中止し、熱が冷めるまでしばらく放置しておきましょう。

【症状5】画面に線が入っている

iPhoneの画面に線が入っているときは、線の色によって原因が変わってきます。

白い線が縦に入っている場合、システム(ソフトウェア)の故障、もしくは物理的(ハードウェア)な故障が考えられます。ソフトウェアの故障は、iOSの不具合により電気が液晶画面まで正しく届かないことが理由です。ハードウェアの故障は、iPhoneの落下や経年劣化によりパネルや液晶が故障したケースです。

白い線以外に、黒い線、斜め線、縦線が入った場合、ハードウェアの故障である可能性が高いです。タッチパネルの誤動作が同時に起こることもあります。

ソフトウェアの故障は、iPhoneの再起動を行ったり、iTunesでiPhoneの復元を行ったりすると、回復する可能性があります。iPhoneの再起動は、機種に合った方法で行いましょう。iTunesを使った復元は、iPhoneをパソコンに接続してからiTuneを起動します。その後、iTunesで接続したiPhoneを選択し、「iPhoneを復元」のボタンをクリックすると、復元は完了です。

ハードウェアの故障は、自分で対処できないため、修理業者へディスプレイ交換を依頼する必要があります。

iPhoneの画面表示が改善されないときは

ここまでご紹介した対処法を試してみても、iPhoneの画面表示が改善されないときは、iPhoneの故障が考えられます。機種変更をするか、もしくは修理を依頼するかのいずれかを選択しましょう。修理の依頼先には、以下のふたつがあります。

Apple Storeに修理を依頼する

Apple Storeは、iPhoneの製造、販売元であり、純正部品を使った修理が受けられます。Appleの保証に加入していて、なおかつ保証期間内の修理であれば、修理代は無償です。

しかし、Apple Storeは店舗数が少なく予約も取りづらいことから、持ち込み修理であっても時間がかかります。修理の際にデータを消去しなくてはいけない点も、ネックだと考える人が多いのです。

街のiPhone修理専門店に修理を依頼する

街のiPhone修理店は、正規店よりも料金を抑えた修理ができます。データを消去せずに、持ち込んだ当日に修理できるところも多く、早く修理したい人に向いています。ただし、一度でも街の修理店で修理を受けると、その後は正規店での修理が受けられなくなる点を覚えておくことが必要です。

iPhoneを急いで直したい、修理でデータを消したくないなど、街の修理店でのiPhone修理を検討されている方は、ぜひスマートクールをご利用ください。スマートクールは、全国の大型モールへ出店しており、お買い物ついでに即日修理が受けられます。総務省登録修理業者であるため、安心してご利用いただけます。

データはそのままで、最短30分から即日修理が可能です。お近くのスマートクールまで、お気軽にお立ち寄りください。

まとめ

この記事でご紹介してきたように、iPhoneの画面表示がおかしいと思っても、すべてのケースで修理が必要なわけではありません。さまざまな対処方法を試してみて、それでも画面表示が直らなければ、スマートクールへ修理をご依頼ください。