iPhoneの音割れが起きる5つの原因と対処法
iPhoneの音割れには、下記の5つの原因が考えられます。
・iPhoneの水没
・イヤホンの接続不良
・アプリ・ソフトウェアの不具合
・イコライザのオン・オフ
・部品の経年劣化
それぞれの対処法を解説します。
iPhoneの水没
iPhoneを水没させたり、雨に濡らしてしまったりして、iPhone内部に水が入り込むとスピーカーやスピーカー周りの部品に不具合が起こって音割れします。
また、水没直後は音割れや音が出ないなどの不具合がなくても、金属部分が腐食してのちに音割れを引き起こす場合があるでしょう。
iPhoneを水没させてしまった場合は、自然乾燥でしっかり乾かすことで音割れを解消できます。乾燥させる際に、ドライヤーやヒーターなどを使ってしまうと、急な温度上昇で故障の原因になってしまいます。
そのため、水没後のiPhoneを乾かす際は、必ず自然乾燥で行うようにしましょう。
イヤホンの接続不良
音割れの原因として最も多いのが、イヤホンの接続不良です。イヤホンの接続不良は、イヤホンよりも本体に原因がある場合がほとんどです。
イヤホンのLightningコネクタの中に、ホコリや糸くずが入り込みやすくこれが接続不良の原因になります。
ホコリや糸くずが原因の場合は、イヤホンとLightningコネクタをどちらもキレイに拭き取ることで改善することがあります。
ただし、何度接続してもうまく利用できない場合は、本体の故障が考えられるため、イヤホンを交換しましょう。
ほかにも、通話中に音割れがある場合は、相手のマイクにゴミが溜まっていることが考えられます。その場合は、マイク部分を掃除してもらうようにしましょう。
イヤホンを交換しても音割れが直らない方は、iPhoneの本体に原因があるため、iPhoneを修理に出してください。
アプリ・ソフトウェアの不具合
特定のアプリを利用しているときだけ音割れがひどいときは、そのアプリが原因だと考えられます。アプリが原因の場合はアプリを終了して再起動しましょう。
アプリの再起動でも直らない場合は、一度アンインストールしてから再度インストールしてみてください。
上記の方法を試しても直らない場合は、一度iPhoneを再起動することで問題が起きている箇所を直せることがあります。iPhoneの再起動でも直らない場合は、iOSとアプリのバージョンを最新にしてみてください。
それでも直らない場合は、本体の修理が必要です。
イコライザのオン・オフ
イコライザとは、高音と低音を自分好みにカスタマイズできる機能です。しかし、イコライザ機能によって曲が音割れする場合があります。
そのため、イコライザ機能がオンになっている方は、オフにすることで音割れを解消できるでしょう。
イコライザ機能をオフにするやり方は下記のとおりです。
1. 設定
2. ミュージック
3. イコライザ
簡単に設定できます。
部品の経年劣化
上記で紹介した4つ以外が原因の場合は経年劣化が考えられます。
iPhoneを3年以上使っていたり、水没させたりした経験がある場合は、部品の経年劣化が進んできている可能性があります。
これらに該当する方は、部品交換かiPhoneを買い替えるなどの検討をしたほうが良いでしょう。
iPhoneの音割れ修理にかかる費用は?
iPhoneの音割れ修理は、正規店でする場合と街の修理店でする場合では、費用が異なります。ここでは、それぞれの費用を解説します。
正規店で修理・交換する
正規店に該当するのは、Apple StoreとAppleの正規プロバイダ、3大キャリアショップの3つです。それぞれの費用は下記のとおりです。
Apple Storeの場合
Apple Storeの場合は、Apple Care +に加入していれば、12,900円から修理を受けられます。
さらに、Apple製品1年保証の期間内であれば、無料で修理ではなく本体交換で対応してもらえます。
こちらは音割れ以外の不具合でも同様の対応をしてもらえるため、iPhoneを利用し始めて1年以内に何か違和感を感じたら、すぐにApple Storeに相談しましょう。
Apple Storeで修理してもらえるパーツは、iPhoe純正のもののため安心です。ただし、修理時にデータが消えてしまうため、バックアップは必須です。
iPhoneのバックアップの取り方は下記のとおりです。
1. 設定
2. 自分の名前
3. iCloud
4. iCloudバックアップをオンにする
手動でバックアップを実行する場合は「今すぐバックアップ」をタップしてください。
Appleの正規プロバイダの場合
iPhoneの音割れ修理費用は、AppleStoreに修理・交換を依頼するときと同じです。
3大キャリアショップの場合
3大キャリアショップもApple Care +に加入していれば、Apple storeと同じ価格の12,900円で音割れの修理をしてもらえます。
iPhoneを修理する際は、購入したキャリアショップで修理が受けられます。キャリアショップごとに、独自の補償サービスを用意している場合がほとんどなため、確認してから修理を出しましょう。
補償サービスによっては、Apple Care +よりも安く修理を受けられます。
独自の補償サービスは、予め加入しておくことで、急な故障時に安く修理できるため、iPhone購入時に加入しておくと良いでしょう。
ただし、3大キャリアショップで修理する場合、手元に戻ってくるまでに時間がかかったり、自分で対応することが多く手間がかかったりするなどのデメリットがあります。
街の修理店で修理・交換する
Appleの正規プロバイダに比べ、街の修理店のほうが安い費用でiPhoneの音割れ修理をしてもらえますが、お店ごとに金額が異なります。
また、修理に出してから手元に戻ってくる期間も正規店に比べて短いです。料金相場は6,000円〜10,000円と非常にリーズナブルです。
街の修理店へ依頼するときは、トラブルを防ぐために、必ず総務省の「登録修理業者」の中から選ぶようにしてください。
ただし、街の修理店へ依頼すると、Apple公式サポートや下取りサービスを受けられなくなる可能性があるため、注意が必要です。
iPhoneの音割れが治らなかったら修理に出そう
さまざまな対処法を試しても、iPhoneの音割れが直らない場合は、修理に出してiPhoneを直してもらう必要があります。
iPhoneの音割れ修理を依頼するなら、スマートクールがおすすめです。
スマートクールは、全国の大型モールに110店舗以上展開しており、iPhoneの音割れ修理はデータそのまま即日で対応可能です。
年間スマートフォン修理台数も20万台以上という実績もあります。
まとめ
本記事では、iPhoneの音割れの原因とその対処法を解説しました。iPhoneの音割れには、本体が原因の場合と、イヤホンやアプリなどの環境が原因になっている場合があります。
そのため、音割れをしたらすぐに修理に出すのではなく、原因を突き止めましょう。ちょっとした設定が原因になっている場合は、数分程度で修理を完了できます。
さまざまな対処法を試しても音割れが治らない場合は、スマートクールへ問い合わせてみてください。最短即日でiPhoneの音割れを修理できます。