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【iPhone14】バッテリー状態の確認方法
iPhoneのバッテリーは、使用頻度や試用期間に応じて少しずつ劣化していきます。バッテリーはiPhone内部に搭載されており、目視では劣化状態を確認できません。
バッテリーの状態は、「設定」→「バッテリー」→「バッテリー状態」→「最大容量」の順にタップして、簡単に確認することが可能です。
バッテリーの最大容量をみて、85%を下回っている場合は、バッテリーの劣化が進んでいるので交換を検討しましょう。
iPhone側でも、バッテリー容量が80%未満になった時点で、バッテリー劣化が通知されます。
iPhone14のバッテリーの寿命はどれくらい?
iPhoneに搭載されているバッテリーの寿命は、平均して約2年といわれています。しかし、使用状況や充電頻度、環境によっても劣化具合は異なるため、寿命は変化しやすいです。
iPhoneのバッテリー最大容量は、フル充電を500回繰り返せば、80%になります。そのため、1日1回の充電であれば500日で交換目安の80%になりますが、1日2回充電が必要な使い方をすれば、250日で交換目安が来てしまいます。
この500回という数字は、Appleの公式サイトでも「iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返したときに、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。」と記載されています。
使用環境によって寿命は変化するため、1年未満でバッテリー交換が必要な方もいれば、3年以上バッテリー交換なしでも使用できる方もいるのです。
目安として、iPhoneのリチウムイオンバッテリーは、300回の充電で7~8割程度の劣化、500回の充電で5~7割程度に劣化すると覚えておきましょう。
【iPhone14】バッテリー交換したほうが良い状態4つ
先ほども紹介したように、バッテリーの最大容量が85%を下回ったら交換するのがひとつの目安ですが、iPhoneの状態でバッテリー交換したほうが良いケースもあります。
バッテリーの最大容量にかかわらず、交換がおすすめされるiPhoneの症状を4つ確認しておきましょう。
本体が発熱してしまう
iPhone本体が発熱する症状が出ている場合は、バッテリー交換がおすすめです。iPhoneのリチウムイオンバッテリーは、劣化が進むと発熱しやすくなり、さらにその熱によって劣化が急速に進行する特徴があります。
高温状態でそのまま使用すれば、バッテリーの発火や爆発のおそれもあります。使用していなくても、充電するだけで本体が熱くなる場合は、早めのバッテリー交換を検討しましょう。
アプリが頻繁に落ちてしまう
PCやスマートフォンに搭載されており、処理をするときに用いる「演算処理装置」であるCPUは、バッテリーを元に動いています。そのため、バッテリーが正常に動いていないと、CPUに影響して起動しているアプリが落ちやすくなります。
古い機種のiPhoneを使用していてアプリが落ちやすいのは、そもそも性能が今のアプリに足りていない可能性が考えられますが、iPhone14でアプリが落ちやすいのはバッテリーの異常が原因であることが多いです。
iOSやアプリを更新しても症状が改善されないときは、バッテリー交換を検討しましょう。
急に電源が落ちてしまう
バッテリーの最大容量が大幅に低下している場合は、残量があっても突然、iPhoneの電源が落ちてしまうこともあります。
電源が落ちてしまったあと、再起動や強制再起動で使えるようになることもありますが、何度も電源が落ちてしまう場合は、バッテリーの劣化が考えられるため交換するのがおすすめです。
何度も電源が落ちてしまうのにもかかわらず、再起動すれば使えるからといって使用を続けると、データが破損するおそれもあるため注意しましょう。
バッテリーの減りが急激に早くなってしまう
バッテリー残量がたっぷりある状態で、少ししか使用していないのにもかかわらず急激に残量が減ってしまうのは、バッテリーの劣化や故障が考えられます。
100%の状態で、通常使用をして1日持たなかったり、残り数%の状態で維持されることが多くなってきたりした場合は、バッテリーの交換がおすすめです。
バッテリーの減りが急激に早くなる症状は、使い勝手が悪く、外出時にはモバイルバッテリーの携帯が必須になってしまいます。また、放置していると、さらに状態が悪くなる可能性もあるのです。
ひとつの目安として、GPSを常に使用するアプリやグラフィック性能が高いアプリなど、バッテリー消費が早いアプリを使用していない状態で、1日の途中で充電が必要な状態になる場合は、バッテリーの劣化を疑うと良いでしょう。
【iPhone14】バッテリー交換にかかる費用と交換できる場所
バッテリー交換を検討しているときに気になるのは、交換にかかる費用である方も多いかと思います。ここからは、バッテリー交換の費用や交換を依頼できる場所について紹介します。
Appleや正規修理店で交換する
iPhoneのメーカーであるApple Storeや、Appleが認めている正規修理店にバッテリー交換を依頼できます。一般的にも推奨されている交換場所で、Appleの公式サイトには、交換手続き申し込みのページが用意されています。
Apple製品を販売しているApple Storeや正規修理店に直接持ち込んで修理する方法と、配送修理の2パターンが選べる仕組みです。
Apple Storeや正規修理店でバッテリー交換を依頼する1番のメリットは、AppleCare+に加入していれば、無料でバッテリー交換が受けられることでしょう。ただし、購入時にAppleCare+に加入していない場合は、15,800円の修理費用がかかります。
そのほかのメリットとしては、純正バッテリーを使って交換してもらえることです。また、Apple Storeや正規修理店で持ち込み修理した場合は、iPhone専門の修理スタッフが在籍しており、即日交換対応してもらえる可能性もあります。
デメリットとしては、予約が取りにくいことがあげられます。Apple Storeは、全国でも店舗数が少なく、正規修理店も含めて飛び込みでのバッテリー交換に対応してくれない場合がほとんどです。
まずは、予約が取れる日を確認しなければならず、すぐに交換したいと思っても先延ばしになることも多いでしょう。
また、住んでいるエリア内にApple Storeや正規修理店がない方は、配送修理を選ぶことになりますが、iPhoneの配送依頼をして修理センターに届いてからの修理対応になるため、こちらも即日の修理は不可能です。さらに、配送修理の場合は、修理期間中の代替機を準備しなければなりません。
どちらにせよ、Appleや正規修理店でバッテリー交換する際には、バッテリー以外の修理も同時に行うことがあるため、データが消えてしまう可能性があります。バッテリー交換に出す前には、データのバックアップを必ず行うようにしましょう。
街の修理店で交換する
AppleCare+に加入していないのであれば、街の修理店でバッテリー交換するのをおすすめします。Appleでの修理は、AppleCare+に加入していなければ15,800円の修理費用がかかるのに対して、街の修理店では安く修理できる可能性が高いのです。
また、費用以外のメリットには、バッテリー交換ではバッテリー以外の部品を交換しないためデータが消える心配がないことや予約が取りやすいこと、予約なしの飛び込み修理でも即日対応をしてもらえる可能性が高いことがあげられます。
逆にデメリットとは、Appleの純正部品で修理できないことや、一度街の修理店で交換修理すると、正規サービスが受けられなくなる可能性があることです。
また、iPhoneの機種によっては、純正品以外のバッテリー以外に交換することで、バッテリー最大容量が表示されなくなることもあります。
街の修理店でiPhone14のバッテリー交換を検討しているのであれば、スマートクールにご相談ください。年間のスマートフォン修理実績20万台以上を誇り、iPhoneのバッテリー交換にも確かな技術を持っているスマートクールにお任せください。
まとめ
iPhone14に動作異常や発熱症状が出た場合は、バッテリーに原因がある可能性が考えられます。AppleCare+に加入していない場合は、街の修理店でのバッテリー交換がおすすめです。
スマートクールなら、即日バッテリーの交換もできます。iPhoneのバッテリーの交換実績も豊富で、安心してご依頼いただけます。ぜひご検討ください。