iPhoneはお風呂で使うと壊れる?対処法についても解説!

お風呂にiPhoneを持ち込み、動画やSNSを見てリラックスしている方はいるでしょう。しかし、「お風呂でiPhoneを使っても壊れることはないの?」と気になる方もいるかもしれません。本記事では、iPhoneをお風呂で使ってもよいのか、故障してしまった場合の対応をご紹介します。


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iPhoneは水濡れしても問題ない?

ここでは、iPhoneの防水・耐水性能や水濡れしても問題ない理由、水濡れによって起こるリスクについて解説します。

iPhone7/7 Plus以降には防水性能が搭載されている

iPhone7/7 Plus以降の機種には、防水性能が搭載されています。機種によって規格は異なるものの、多少 の水濡れであればすぐに故障にはつながりません。

それぞれの防水性能については、以下のとおりです。

■IP68等級(深さ6mまで、最長30分間)
・iPhone 14
・iPhone 14 Plus
・iPhone 14 Pro
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 13
・iPhone 13 mini
・iPhone 13 Pro
・iPhone 13 Pro Max
・iPhone 12
・iPhone 12 mini
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12 Pro Max

■IP68等級(深さ4mまで、最長30分間)
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max

■IP68等級(深さ2mまで、最長30分間)
・iPhone 11
・iPhone XS
・iPhone XS Max

■IP67等級(深さ1mまで、最長30分間)
・iPhone SE (第 2 世代)
・iPhone XR
・iPhone X
・iPhone 8
・Phone 8 Plus
・iPhone 7
・iPhone 7 Plus

出典:「iPhone7以降の防沫・耐水・防塵性能について」(Apple)

※2023年8月時点での情報です。

水濡れしても問題なく使用できる

防水・耐水性能が備わっているiPhoneは、水濡れしても問題なく使用できます。ただし、水濡れの程度によってはiPhoneが故障するおそれがあります。

iPhoneに水滴がついている程度であれば、問題なく使うことが可能です。一方、iPhoneが完全に水の中に浸っている、すなわち水没している状態だと、iPhoneが破損するリスクが高まります。

お風呂でiPhoneを使う場合は、湯船に水没させないように細心の注意を払いましょう。

使用はできるがリスクもある

iPhoneは水濡れしても使用はできますが、リスクもあります。問題なく使用できるからといって、何も異常が起きていないとは限りません。iPhoneの表面は乾燥しているように見えていても、内部に水分が残っていることがあります。

内部に水分が残った状態で充電をすると漏電を引き起こし、本体を破損させてしまうケースも考えられます。また、Appleの保証が受けられるサービスである「AppleCare」は、水没した場合、保証対象外です。

iPhoneを水濡れさせたり、水没させたりするとさまざまなリスクがあることを理解しておきましょう。

iPhoneをお風呂場で使うと壊れる理由

iPhoneをお風呂場で使うと、水没させなかったとしても破損する場合があります。

ここでは、iPhoneの劣化や温度・結露の面から、お風呂場で使うと壊れる理由について詳しく解説します。

防水性能が劣化しているから

iPhoneの防水性能は、使用を続けることや外傷によって劣化してしまいます。

たとえば、iPhoneの画面にヒビが入っている場合、お風呂で使うと隙間から水が入ってしまい、iPhoneを破損させる可能性が高まります。

また、衝撃や経年劣化による防水性能への影響は避けられません。もともと防水性能が高いiPhoneでも使用し続けていると、いずれ水濡れへの耐性も弱くなってしまいます。

経年劣化したiPhoneを水没させたら、使えなくなってしまうおそれがあるため、注意しましょう。

温度による悪影響を受けてしまうから

iPhoneへの防水テストは、常温かつ真水の環境で行われています。つまり、水であれば防水性能を発揮し、iPhoneへの損傷を防いでくれるのです。しかし、お風呂は常温の水ではありません。40℃前後のお湯につけることになり、温度の影響で破損してしまう可能性があるのです。

iPhoneを水没させなかったとしても、破損につながるケースがあるので注意しましょう。水濡れでも、常温とお湯とでは影響が大きく異なります。「お風呂でiPhoneを使っているけれど、水没させないように工夫しているから大丈夫」と考えている方は、気をつけてください。

iPhone内部が結露するから

お風呂でiPhoneを水没させなかったとしても、内部が結露する可能性があります。充電口のように防水加工がされていない場所から湿気が内部に侵入するケースもあり、結露を完全には防止できません。

また、水に濡れないよう、密閉可能なケースや袋にiPhoneを入れている場合であっても、本体とお湯との温度差によって結露することがあります。

iPhoneをお風呂で水没させた場合の対処法

ここでは、iPhoneをお風呂で水没させてしまったときの対処法について詳しく解説します。

電源を切って水気を拭き取る

まずは、iPhoneの電源を切り、水気を拭き取りましょう。電源が入っていると感電の原因となることがあるため、水没した場合はすぐに電源を落とすことが大切です。

続いて、水気をしっかりと拭き取りましょう。特に充電口には注意してください。表面の水が拭き取れていても充電口に水分が残っていると、充電した際にiPhoneが破損してしまう可能性があるので気をつけましょう。

拭き取ったあとは、iPhoneをしばらく乾かしておいてください。拭き取れない箇所に水分が入り込んでいることも考えられます。完全に乾き切ってから電源を入れるようにしましょう。

SIMカードを抜くのも忘れずに

iPhoneが水没してしまった場合は、SIMカードを抜くのも忘れないようにしてください。iPhone自体には防水機能があっても、SIMカードが水に濡れてしまう可能性があるからです。

SIMカードが破損すると、データ通信や電話の利用ができなくなってしまいます。交換にも費用がかかるので、お風呂でiPhoneが水没してしまったら、すぐにSIMカードを抜くようにしましょう。

故障した場合は修理が必要

iPhoneが故障してしまった場合は、修理が必要です。しかし、Apple正規店によるAppleCareだと水没の場合、保証対象外となってしまいます。また、正規店による修理は時間がかかる上に、費用が高額になる傾向があります。

そこでおすすめしたいのが、街の修理店です。街の修理店であればすぐに対応してくれる上に、費用も安く済むことが多いです。

どこに依頼するべきか迷ったら、スマートクールをご利用ください。スマートクールは総務省登録修理業者であり、国の基準に則ってiPhone修理を対応しています。

プライバシーマークを取得しており、個人情報保護の観点からも安心して利用できます。

大型モールを中心に全国で110店舗以上展開しているので、お近くの店舗も見つかりやすいでしょう。即日修理も可能なため、ぜひスマートクールの利用をご検討ください。

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まとめ

お風呂の中でiPhoneで動画を見たり、ゲームをしたりして楽しみたい方もいるでしょう。しかし、iPhoneが水濡れや水没して破損するリスクを考えると、お風呂での使用は控えたほうが良いとされます。

もしお風呂でiPhoneが故障してしまった場合は、正規店やスマートクールなどの街の修理店を利用しましょう。