iPhoneのアプリが落ちるのはなぜ?対処法はあるの?

iPhoneを使用している最中に、突然アプリが落ちたという経験がある方は多いのではないでしょうか?iPhone自体は問題なく動作しているのに、特定のアプリを起動させると落ちてしまう場合があります。 本記事ではiPhoneのアプリが落ちる理由や対処法について詳しく解説いたします。


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iPhoneのアプリが落ちる原因

iPhoneのアプリが落ちる原因はおもに4つあります。アプリが頻繁に落ちる場合は、まず原因を明らかにしましょう。

アプリのアップデートをしていない

アプリは定期的にアップデートが行われる場合があります。新しいコンテンツを追加したり不具合を解消したりするためにアップデートは行われ、より快適な状態でユーザーはアプリを利用できるようになります。

アップデートを行っていないアプリは、使用する上で最適な状態ではありません。そのため、アプリの起動中に落ちてしまう場合があるのです。

今まで問題なく起動していたのに、急にアプリが落ちるようになった場合は、アップデートが行われていないのかもしれません。アプリを利用する上で定期的にアップデートを行うのは必須と覚えておきましょう。

iOSのバージョンが古い

アプリだけではなく、iOSも定期的にアップデートが行われます。このアップデートを行っていないと、アプリに不具合が起こる可能性があります。

今まで問題なく動いていたのに、なぜそのような現象が起こるのか疑問に思う方もいるでしょう。iOSのアップデートが行われると、起動できるアプリの要件が変わる場合があります。例えば、iOS10からiOS11にアップデートされた際には、32ビットアプリが動かなくなってしまいました。

こういった内容のアップデートが行われているため、アプリ側は常に最新のiOSに対応していかなくてはいけません。アプリ側も定期的にアップデートを行い、最新のiOSでも問題なく起動できるように改良されます。

その際に昔のiOSには徐々に対応できなくなってしまうのです。これがiOSのバージョンが古いとアプリに不具合が起きる理由です。起動できなくなるケースや、起動はできても途中で落ちてしまうケースなどがあります。

iOSアップデートをしていないとiPhoneがアナウンスを出してくれるので、こまめにチェックするようにしましょう。

iPhoneの容量不足

iPhoneの容量が不足していると、アプリを処理することができずに落ちてしまう場合があります。iPhoneに大量のデータが保存され、容量が一杯になるとありとあらゆる動作が重くなってしまいます。

アプリの起動にはCPUの働きが必要不可欠ですが、容量が少ないと、このCPUの働きが制限されてしまいます。アプリの起動にストレージ容量は関係ないように思えますが、空き容量はとても重要です。CPUからの司令がアプリに届かなければ正常に起動できずに落ちてしまう可能性もあるでしょう。

iPhoneは設定アプリからストレージ容量の確認ができます。ギリギリまで使用できると思いがちですが、アプリが落ちてしまうリスクが高まるため、不要なデータは削除して容量を空けておくようにしましょう。アプリのキャッシュを削除するのも容量確保に有効なほか、キャッシュが不具合の原因の場合もあります。アプリからエラーが表示された際はキャッシュの削除を行うのもおすすめです。

iCloudを活用すればストレージ容量を減らしつつ、データを保存しておくことができます。写真や動画などはPCで保存してiPhoneのデータは削除するのもおすすめです。工夫をしてなるべくiPhoneの容量を圧迫しないようにしましょう。

iPhoneの処理性能が足りない

iPhoneは機種ごとにアプリの処理性能が異なります。最新のiPhoneであれば、高度な処理が必要なアプリでも問題なく起動できますが、昔の機種だと処理性能が足らずにすぐに落ちてしまう場合があります。

iPhone自体の処理性能を上げることはできません。そのため、どのような対策を行ったとしてもアプリがすぐに落ちてしまうような場合は、iPhone自体の買い替えを検討しましょう。

iPhone選びの際には「アプリが問題なく起動するか」ではなく「アプリがスムーズに動作するか」をチェックする必要があります。なぜなら、アプリが落ちなかったとしても、動作に差が出る場合があるからです。

特にゲームアプリの中には、高性能なCPUを必要とするものもあります。FPSなどの対戦ゲームや音楽ゲーム、グラフィックが美しいゲーム、キャラクターが3Dのアクションゲームは「iPhone Pro」などの上位機種のスペックが求められます。よく使用するアプリが快適に動作するiPhoneを選ぶようにしてみてください。

iPhoneが故障している

iPhone自体が故障していてアプリが落ちてしまう場合もあります。基板が故障していてアプリの処理ができなかったり、バッテリーが劣化していてアプリを起動すると電力消費量が多くなり、iPhoneに大きな負荷がかかって落ちてしまったりするケースが考えられます。

原因を特定するのは難しく、自分では対処できないため修理業者に相談するしか対処法はありません。

iPhoneのアプリが落ちるときの対応

iPhoneのアプリが落ちる際には次のような対応を試してください。

iPhone本体を再起動する

まずはiPhoneの本体を再起動してみましょう。iPhone内部の一時的な不具合によってアプリが落ちる場合もあります。再起動することで不具合が解消され、問題なくアプリが起動するようになるケースも多いです。

アプリが落ちる場合に限らず、iPhoneに関係する多くのトラブルは再起動で解決する場合があります。そのため、iPhoneに何らかの不具合が起こった際は、再起動をお試しください。

アプリを最新のものにアップデートする

アプリのアップデートを行うのは必須です。AppStoreから該当のアプリを検索しましょう。そこでアプリが最新の状態になっているかを確認できます。

アップデートの際には多くのデータ通信量を必要とします。そのため、なるべくWi-Fiに接続した状態でアップデートを行うようにしましょう。できれば通信が不安定になりやすいフリーWi-Fiではなく、自宅の安定したWi-Fi環境でアップデートを行ってください。

iOSをアップデートする

iOSのアップデートも忘れないようにしてください。「設定アプリ」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で最新のiOSを確認できます。

iOSアップデートを忘れないか不安な方は、自動アップデートをオンにしておきましょう。自動アップデートをオンにしておけば、夜間充電をしている最中に自動的にアップデートを行ってくれます。

iOSアップデートを行う際は、Wi-Fiに接続して充電をしながら行うようにしてください。iOSアップデートが途中で失敗すると予期せぬトラブルが起こる可能性があります。iOSが使えなくなる可能性もあるため、安定した環境で行うようにしましょう。

バックグラウンドのアプリを終了する

バックグラウンドにたくさんのアプリが表示されていませんか?通常であれば、これらのアプリをいちいち終了させる必要はありません。ですが、特定のアプリが落ちてしまう時には、一旦、すべてのアプリを終了させましょう。

なにかしらのアプリが使用したいアプリの起動の妨げになっている場合があるからです。しかしながら、どのアプリに原因があるのかは素人にはわかりません。

バックグラウンドにあるアプリをすべて終了し、使いたいアプリを再起動してみてください。問題なく起動する可能性があります。

まとめ

iPhoneのアプリが落ちるのには様々な理由があります。アプリが落ちる場合は本記事で紹介した対処法を実践してみてください。

それでも改善されない場合は、修理に出すのがおすすめです。その際はスマートクールにご相談ください。即日修理も可能な業者であるため、iPhoneが使えない時間が短いのが特徴です。

正規店での修理は時間がかかるのが難点です。なるべく早くiPhoneを修理したいと考えている方は、ぜひお近くのスマートクールまでお立ち寄りください。