【iPhone】アプリを削除できない原因と対処法を解説!

「iPhoneに入れたアプリを削除できない…」と困っている方は多いのではないでしょうか。不要なアプリを削除しないと、ストレージがいっぱいになってしまいます。新しいアプリがダウンロードできない、動作が悪くなるなどのトラブルが起きる前に、早めの改善を目指しましょう。今回は、iPhoneでアプリが削除できない原因やご家庭での対処法を紹介いたします。


この記事は約7分で読み終わります。

【原因別】iPhoneでアプリを削除できないときの対処法

iPhoneでアプリを削除できないおもな原因は、次のとおりです。

・操作ミスで消えていなかった
・Appleの標準アプリを削除しようとしている
・アプリのキャッシュが残っている
・待機中のアプリがある
・削除制限がかかっている
・3D Touch機能で操作を受付けていない
・iPhoneの不具合

設定や使い方の見直しで改善できるものが多いので、原因ごとの対処法をみていきましょう。

操作ミスで消えていなかった

アプリを削除するには、正しい手順を踏む必要があります。次の手順で削除をやり直してください。

ホーム画面から削除する

1.ホーム画面で削除するアプリのアイコンを長押しする
2.「ホーム画面を編集」を開く
3.「Appを削除」を開く
4.「ホーム画面から取り除く」をタップして、アイコンを削除する
5.次に「Appを削除」をタップして、アプリを完全に削除する

Appライブラリで削除する

iOS 14以降は、Appライブラリからアプリの削除ができます。

1.ホーム画面でAppライブラリを表示する
2.削除するアプリを選んで長押しする
3.「Appを削除」をタップする
4.「削除しますか?」のメッセージが表示されたら「削除」をタップする

Appleの標準アプリを削除しようとしている

「×」の表示がでて操作ができない場合は、標準アプリを削除しようとしているからです。iPhoneに内蔵されている次の標準アプリは、削除できません。

・safari
・App Store
・電話
・時計
・写真
・設定
・カメラ
・メッセージ など

使わない標準アプリは、次の手順で非表示にして対処しましょう。

1.ホーム画面で削除するアプリを長押しする
2.「ホーム画面を編集」を開く
3.「Appを削除」を開く
4.「ホーム画面から取り除く」をタップして、アイコンを削除する

アプリのキャッシュが残っている

ホーム画面のアイコンが消えない場合は、アプリのキャッシュが残っている可能性があります。ストレージ内のデータを削除してください。空き容量が増えて、iPhoneの動きが良くなります。

待機中のアプリがある

インストールやアップデートで待機中のアプリがあると、削除の処理が滞りがちです。処理が完了すれば正常に進行するため、しばらく待ちましょう。待機が続く場合は通信に問題が生じている可能性があるため、Wi-Fiに接続するか、モバイルデータ通信に切り替えて対処します。

削除制限がかかっている

iPhoneに機能制限がかかっていると、アプリを削除できません。次の手順で「削除制限」を解除してください。

【iOS 12以降】
1.ホーム画面から「設定」を開く
2.「スクリーンタイム」を開く
3.「コンテンツとプライバシーの制限」を開く
4.「iTunesおよびApp Storeでの購入」を開く
5.「Appの削除」を「許可」に切替える

【iOS 11以前】
1.ホーム画面の「設定」を開く
2.「一般」を開く
3.「機能制限」を開いてパスコードを入力する
4.「Appの削除」をオフからオンに切り替える

3D Touch機能で操作を受付けていない

3D Touch機能とは画面を押す強さで操作を行う機能で、iPhone 6s以降、iPhone SEやiPhone XRを除く機種に搭載されています。タッチの加減で操作が無効になってしまうため、圧力を変えて削除をやり直すか、次の手順で3D Touch機能をオフにして対処しましょう。

1.ホーム画面から「設定」を開く
2.「一般」を開く
3.「アクセシビリティ」を開く
4.「3D Touch」をオンからオフに切替える

iPhoneの不具合

iPhone本体のシステムのバグやエラーも、アプリが削除できない原因のひとつです。iPhoneを落としたりぶつけたりした場合は、本体の内部や画面が故障している可能性があります。

【その他】iPhoneでアプリを削除できないときに試したいこと

引き続き、設定の見直しで改善できない場合の対処法を紹介していきます。原因がはっきりしない場合は、上から順番に試しましょう。

1.iPhoneを再起動する

アプリの削除ができないと悩んだら、まず、iPhoneの再起動を試してください。再起動は、トラブル対処の定番です。本体の電源をいったん切ると不具合や滞っていた処理がリセットされて、トラブルが改善する可能性があります。

iPhoneを再起動する手順は以下の記事で詳しく解説しているため、あわせて参考にしてください。

iPhoneのホームボタンが押せない・反応しない!原因と対処法は?

2.「設定」からアプリを削除する

ホーム画面からの操作がうまくいかない場合は、次の手順で設定からの削除を試しましょう。容量を確認しながら削除できて便利です。

1.ホーム画面の「設定」を開く
2.「一般」を開く
3.「iPhoneストレージ」を開き、削除するアプリを選ぶ
4.「Appを削除」を開く
5.メッセージにしたがい「Appを削除」をタップする

3.「App Store」からアプリを削除する

iOS 13以降のiPhoneなら、App Storeからアプリの削除ができます。次の手順で操作してください。ただし、直近2週間以内にアップデートしたアプリしか削除できません。

1.App Storeを開く
2.画面右上にあるアカウントアイコンを開く
3.削除したいアプリを選んで左にスワイプする
4.「削除」を開く
5.「削除しますか?」のメッセージにしたがって「削除」をタップする

iPhoneでアプリを削除するときの注意点

最後に、iPhoneからアプリを削除するときの注意事項を解説していきます。

サブスクリプションサービスは解約が必要

動画配信や音楽などのサブスクリプションサービスは、最初に契約を解除してからアプリを削除することが大切です。契約したままだと、アプリを削除しても料金が引き落とされます。サブスク契約を削除する手順は、次のとおりです。

1.ホーム画面から「設定」を開く
2.自分の名前をタップする
3.「サブスクリプション」を開く
4.削除するアプリを開き、「サブスクリプションをキャンセルする」をタップする

有料アプリは無料で再インストールが可能

有料アプリはいったん削除しても、無料で再インストールできます。ただし、App Storeで配信が終了すると再インストールできないため、削除するアプリは慎重に選んでください。

悪質なアプリの削除はインストール前に戻す

悪質なアプリをダウンロードした場合は、すぐに削除する必要があります。一方的に送りつけられた、出所不明なアプリをダウンロードするのは危険です。

悪質なアプリはただ削除するより、バックアップデータを利用してインストール前に戻すほうがリスクを減らせます。バックアップを取っていない場合は、通常の方法で削除して様子をみましょう。

iPhoneのバックアップデータを取る方法は、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

【iPhone】バッテリー交換でデータは初期化される?バックアップを取る方法とは

iPhoneのアプリが削除できない悩みは修理店で相談しよう

ご自分でいろいろためしても改善できない場合は、修理業者に相談しましょう。iPhoneの修理先にはAppleサポート、正規サービスプロバイダ、キャリアなどがあります。

Appleのメーカー修理は即日対応が難しいため、削除できない状態をスピーディーに改善したいときは街の修理店へ相談するのがおすすめです。予約をしていなくても直接店頭に持ち込める店舗がたくさんあります。

なかでも、スマートクールは全国の大型モールにあり、買い物途中や仕事の昼休みにでも気軽に立ち寄れて便利です。データを消さない修理をしているため、故障がみつかった場合はバックアップを取っていなくても即日修理にすすめます。

スマートクールは年間20万台以上の修理実績を誇る総務省登録修理業者で、プライバシーマークも取得済みです。大切なiPhoneの悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ

iPhoneでアプリが削除できない原因は単純な操作ミスから、設定の間違い、容量の問題とさまざまです。原因に合わせてiPhoneを操作すればご自分でも改善が目指せるので、ひとつずつ対処法を試してください。いろいろ試して改善できない場合は、修理業者に見てもらいましょう。気軽な相談なら、街の修理店がおすすめです。