iPhoneの水没マークが見えない。確認方法と水没への対処法をご紹介

「iPhoneの水没マークがどこにあるのかわからない」とお悩みですか?実は、iPhoneの水没マークは機種によって位置が違います。本記事では、機種ごとの水没マークの位置や確認方法、iPhoneが水没したときに、すぐにやるべきことについて解説します。 水没のダメージを少しでも抑えるために、ぜひ参考にしてください。


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iPhoneの水没マークはどこにある?

iPhoneを水没させてしまったら、iPhone内部が水濡れしているか「液体浸入インジケータ (LCI) 」を確認しましょう。「液体浸入インジケータ (LCI) 」は水没マークとも呼ばれ、iPhoneに内蔵されています。

水没マークの色は通常であれば、白またはシルバーですが、水または水を含む液体に触れると、全体が赤くなります。水没マークは、 iPhoneの外側から簡単に確認できますが、機種によって場所が異なるため、それぞれ見ていきましょう。

【機種別】水没マークが確認できる箇所

iPhone12~14の水没マークは、以下の画像のとおり、画面向かって左側にあります。

出典:iPhone や iPod の液体による損傷は保証対象外 (Apple サポート (日本)

iPhone5~11の水没マークは、以下の画像のとおり、画面向かって右側にあります。

出典:iPhone や iPod の液体による損傷は保証対象外 (Apple サポート (日本)

水没マークが赤色になっている場合は、iPhone内部が水濡れしている証拠です。

水没マークを確認する際のポイント

水没マークはiPhoneの外側から確認できますが、機種によっては見えにくいため、アップルではライト付きの拡大鏡を使うことを推奨しています。

LCIが見えやすくなるように、ライトまたはデバイスを傾けて光をあててみてください。

iPhoneを水没させたときに、やってはいけないこと

iPhoneを水没させた場合は、すぐに修理に持っていくことが必要です。とはいえ、修理店が営業時間外であるなどの理由で、すぐに修理に持っていけないこともあるでしょう。そのようなときは、iPhoneの修理ができなくなったり、状態が悪化させたりしないように慌てず対処しましょう。

特にiPhoneが水没したときにやってはいけないことには注意が必要です。主に「電源を入れる」「充電する」「ドライヤーで乾かす」「iPhoneを振る」などが挙げられます。それぞれについて、やってはいけない理由をご紹介します。

電源を入れる

iPhoneが水没して画面が真っ暗になってしまうと、つい「電源は入るかな?」と確認したくなりますよね。

水没したiPhoneの電源を入れたり、そのまま使うと、メイン基盤がショートする可能性や感電の恐れがあり危険です。基板がショートすると、操作ができなくなりバックアップもとれないため、大事な写真や連絡先などのデータが失われることになります。

充電する

水没したiPhoneを充電すると、感電や基板がショートして故障する恐れがあります。iPhoneの状態を悪化させないためには、通電させないことが重要です。電源を切った状態でも、充電しないように気をつけましょう。

ドライヤーで乾かす

水にぬれたiPhoneを乾かそうとして、ドライヤーを当てるのは危険です。iPhoneは精密機械なので、水はもちろん熱にも弱いです。ドライヤーの熱風で本体の温度が上がり故障する恐れがあります。

さらに、ドライヤーの風によって、iPhone内部の水が広がり状態を悪化させる可能性もあります。

iPhoneを振る

水没したiPhoneを振るのもNGです。iPhone内部に水を広げることになり、故障の原因になります。

iPhoneを水没させたときの応急処置4選

iPhoneを水没させてしまったものの、すぐに修理に持っていけないときにできる応急処置をご紹介します。

電源を切る

水没したiPhoneは電源が入っていると、状態が悪化したり感電したりする恐れがあり危険です。すぐに電源を切りましょう。

iPhoneの電源を簡単に切る方法は、機種によって異なります。

【Face IDを搭載したiPhoneの電源の切り方】
1.サイドボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押しする
2.スライダが表示されたら「電源オフ」スライダをドラッグする

【ホームボタンのあるiPhoneの電源の切り方】
1.ホームボタンを押しながらサイドボタンも長押しする
2.スライダが表示されたら「電源オフ」のスライダをドラッグする

カバーを外す

電源を切った後は、まずカバーを外します。カバーをした状態だと本体との間に水滴が残りがちなので、外しておきましょう。

水分を拭き取る

カバーを外したら、濡れたiPhoneをハンカチやタオルなど柔らかい布で拭いていきます。糸くずが出にくいレンズクロスが手元にあれば、レンズクロスを使うのがベストです。ティッシュは濡れるとカスがiPhone本体内に入り込んで故障の原因になるため、おすすめできません。
ここで水分をしっかり拭きとれるかどうかで故障の具合いが変わってくるため、入念に行いましょう。

充電ケーブルの挿し込み口の水分は、細い綿棒やティッシュで作ったこよりで拭くと良いです。ただし、触りすぎると故障の原因になるため、ほどほどにしておきましょう。

SIMを抜く

iPhoneの水分を拭きとったら、風通しの良い場所で半日~1日しっかりと乾燥させます。扇風機の風をあてると早く乾くのでおすすめです。

iPhoneが乾いたらSIMトレイに入っているSIMカードを抜きましょう。iPhoneが濡れている状態でSIMカードを取り出すと、濡れて故障する可能性があるため、本体をしっかり乾かしてからカードを抜いてください。

SIMカードを水濡れした状態で放置していると、金属部分が錆びて使えなくなる恐れがあります。SIMカードは、携帯番号をはじめとする契約者情報が管理されているので、故障すると通信が一切できなくなります。

iPhoneが水没したときは速やかに修理に出そう

iPhoneの操作が可能でも、時間をかけて基板の腐食が進行する可能性があるので、水没したらすぐに修理に出すことをおすすめします。

iPhoneの修理を依頼できる場所は、正規店と街の修理店の2ふたつがあります。それぞれの特徴について解説します。

Apple store・正規プロバイダー

iPhoneの修理をApple storeや正規プロバイダーに依頼した場合、正確には修理ではなく本体交換になるため、データはすべて失われます。写真や動画など、大事なデータを失いたくない場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。

また、Apple製品は、購入から1年以内であれば自然故障のみ無料保証を行っていますが、水没は対象外です。つまり、水没が原因の修理は購入時期に関わらず有償になります。

水没による故障の修理費は「Apple Care+」に加入していれば、一律1万2,900円(税込)ですが、加入していない場合は最大で10万7,800円(税込)かかります。

出典:iPhone の修理サービス(Apple サポート 日本)2023年6月現在

街の修理店

街の修理店であれば、水没したiPhoneでもデータを残したまま修理ができる場合があります。費用も正規店より安く、最短即日での修理も可能です。

「どの店に頼めばいいのかわからない」という人は、スマートクールにお任せください。スマートクールは、適正な修理方法と技術基準をクリアした「総務省登録修理業者」なので、安心してスマホの修理をお任せ頂けます。データはそのままに即日修理が可能なため、バックアップを取る手間もありません。バッテリーや画面割れ、カメラの不具合をはじめとした幅広い修理を承っております。

イオンモールやららぽーと、ゆめタウンなど、全国の大型ショッピングモールに展開しているので、iPhoneの修理を検討中の方は、お近くの店舗にぜひご依頼ください。

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まとめ

iPhoneを水没させてしまい水没マークが赤くなっているときは、今回ご紹介した手順でiPhoneを乾かし、速やかに修理に出しましょう。そのまま使っていると、感電や故障の恐れがあります。データは残したまま最短で修理したい場合は、正規店ではなく街の修理店に依頼するのがおすすめです。