iPhone修理時、データを見られる?対処法と修理業者の選び方

「iPhoneを修理に出すと、データを見られるのでは?」「悪用されたらどうしよう」と不安になりますよね。意図的ではないとして、iPhoneのデータを店員に見られる可能性は0ではないため、できる限りの用心をしておくのが懸命です。データを見られないために修理前にできることや、信頼できる修理店の選び方について解説します。


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iPhoneの修理時にデータは見られるの?

iPhoneの中には、プライベートな写真やSNSアカウント、メールアドレスなど個人情報が多く入っています。

大切な端末を修理に出すのは、データが見られるのではないかと心配になりますよね。

結論から言うと、iPhoneを修理に出しても基本的にデータを見られることはありませんが、修理中に意図せず目に入ってしまう可能性はあります。

基本的にデータは見られない

修理業者が意図的にiPhoneのデータを見ることは、まずないと考えてよいでしょう。昨今では、正規店・街の修理店問わずプライバシーポリシーをしっかりと定めており、個人情報の取り扱いは慎重に行われています。

そのため、店員がお客様の個人情報を興味本位で見ることは考えにくいでしょう。とはいえ、データをのぞき見しないかどうかは、結局個人のモラルとお店ごとのポリシーによるところが大きいです。残念なことに、中には個人情報を盗み見る悪質な修理業者もいます。「絶対にデータを見られたくない」という人は、信頼できる修理店を選ぶことが重要です。

信頼できる修理店は、インターネットの口コミやレビューを確認する以外にも「総務省登録修理業者」であることや「プライバシーマークを取得しているか」などで判断できます。詳しくは後述しているので、修理店を選ぶ際の参考にしてみてください。

意図せずに目に入る可能性はある

店員がお客様のデータを意図的に見ることはありませんが、修理中に見えてしまうことは0ではありません。

例えば、カメラを修理する場合、カメラ撮影を行ったあと正常に撮れているか確認するため、カメラロールを開くことがあります。このように動作確認の工程で、データが意図せず目に入ることはあり得ます。

どうしても気になる場合は、データを見られないよう修理に出す前に準備をしておきましょう。

それでも心配なら…、修理前に自分でできること

どうしてもデータを見られるのが心配な場合は、iPhoneを修理に出す前に「パスワードをロックした状態で修理業者に出す」「初期化を行う」といった「方法を試してみてください。

パスワードをロックした状態で修理業者に出す

iPhoneを修理する際、正規店ではロック解除が求められますが、街の修理店ではロックした状態で修理に出すことも可能です。ロックした状態であればホーム画面を開けないため、データを見られる心配はありません。

iPhoneの修理は、基本的に故障部位だけの修理と動作確認になるため、ロックを解除しなくても可能なのです。

ただし、正常に修理できたかどうかは、ロックを解除して動作確認をする必要があります。カメラが動作するかどうかやWi-Fi、モバイル通信の状況など、パスワードをロックしたままでは改善されたか判断できません。そのため、最初からパスワードを預けておいた方が確実に修理でき、時間の短縮にもなります。

初期化を行う

データを見られないようにするには、iPhoneを初期化するのが確実です。初期化してしまえば、データが完全に消去され工場出荷時の状態になるためです。

ただし、修理後、データを元の状態に戻すためには、iPhoneのバックアップをとっておく必要があります。バックアップをとっていないと、すべてのデータを失うことになるため注意しましょう。

iPhoneのバックアップのとり方は、iCloudとパソコンの2通りあります。それぞれのやり方については、Apple サポート (日本)から確認してみてください。

また、データとは別にアプリの情報は個別で引継ぎ設定が必要です。データを引き継ぎたいアプリがある場合は、修理前に方法を確認しておきましょう。

データを他人に見られないという意味では、iPhoneを初期化することは有効ですが、バックアップの手間とデータを失うリスクがあるため、あまりおすすめできません。

正規店に修理を依頼すると初期化されることがほとんどなので、データをそのまま残しつつ修理したい場合は、信頼できる街の修理店に依頼するのがおすすめです。

安心できる修理店の選び方

Apple Storeやドコモ、au、Softbankなどのキャリアで修理した場合、iPhone内部のデータはほぼ確実に消えてしまいます。なぜなら、正規店やキャリアのiPhone修理はApple社が行うため、実質iPhone本体の交換を意味するからです。つまり、修理に出したiPhoneは回収され、中のデータも失われます。

大事な写真や動画などのデータを残したまま修理したいなら、街の修理店で安心できるところを選びましょう。

修理店を選ぶ基準は「総務省登録修理業者である」「プライバシーマークを取得している」この2点です。

総務省登録修理業者である

街の修理業者を選ぶときは「総務省登録修理業者」であるかを確認しましょう。総務省登録修理業者とは、適正な修理方法と技術基準をクリアし、総務大臣の登録を受けた信頼できる修理業者です。

修理に使用するパーツの品質や修理方法などが明確に示されているため、安心して任せられます。

スマートクールは、総務省登録修理業者であり、国の基準に則ったiPhone修理を行っています。サービスの品質を常に追求しており、年間スマホ修理台数は20万台以上と、実績も豊富です。

イオンモールやららぽーと、ゆめタウンなど、全国の大型ショッピングモールに展開しているので、iPhoneの修理を検討中の方は、お近くの店舗にぜひご依頼ください。

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プライバシーマークを取得している

iPhoneの修理店を選ぶときは「Pマーク」と呼ばれるプライバシーマークを取得しているかも確認しましょう。プライバシーマーク(Pマーク)は、個人情報について適切な保護措置を講じている業者に与えられるマークです。

スマートクールはプライベートマークを取得しています。個人情報の取扱いについて細心の注意を払い、その管理を確実に実施しているため、お客様の大事なiPhoneを安心して預けて頂けます。

スマートクールは、データはそのままに即日修理が可能なため、バックアップを取る手間もありません。バッテリーや画面割れ、カメラの不具合をはじめとした幅広い修理を承っております。

iPhoneの修理を検討している方は、総務省登録修理業者でプライバシーマークも取得しているスマートクールにぜひお任せください。

まとめ

iPhone修理でデータを見られることは基本的にはありませんが、動作確認の際に目に入ってしまう場合があります。不安な人はパスワードをロックした状態やiPhoneを初期化してから修理に出しましょう。なお、正規店やキャリアで修理をすると本体交換になるためデータを失いたくない人はバックアップをとっておく必要があります。

また、信頼できる修理店を選ぶには、総務省登録業者であるかプライバシーマークを取得しているかを確認すると良いでしょう。