iPhoneがスライドできない理由
iPhoneがスライドできないのには主に4つの理由があります。詳しい内容を確認していきましょう。
保護フィルムを使用している
画面を傷から守るためにつけている保護フィルムの影響で、操作がしづらくなる場合があります。特に保護フィルムに傷が入っていると、感度が悪くなってしまい、スライドがしづらくなるケースが多いです。
保護フィルム自体の性能が低く、iPhoneがうまく反応しない可能性もゼロではありません。保護フィルムを貼ってからすぐにスライドできなくなった場合は、保護フィルムによる悪影響が出ている可能性が高いと考えましょう。
一度保護フィルムを外してチェックしてみるのもおすすめです。しかし、保護フィルムは一度外してしまうと、再度使うことができません。そのため、ほかの原因でスライドできなくなっていないか検討した後に、保護フィルムを外すようにしましょう。
iPhone本体がフリーズしている
iPhoneは稀にフリーズする場合があります。最新機種であれば、iPhone本体のスペックが高くなっているため、フリーズは起こりません。しかし、昔の機種はiPhoneの処理能力が最新機種と比べて低いため、高度な処理を要求するアプリを起動すると、フリーズしてしまう可能性があるのです。
フリーズしている場合は、スライドできないだけではなく、iPhoneのどこをタッチしても反応しなくなっているはずです。こうなった場合は、一度電源を落とさない限り解決しません。
フリーズによってスライドしなくなった場合は、再起動を行うようにしましょう。特定のアプリを起動する度にフリーズする場合は、iPhoneの処理能力がアプリの要求に届いていません。
どうしてもiPhoneでそのアプリを起動したい場合は、別のスペックの高い機種に乗り換えるしかありません。もしくはPCやタブレットなどを活用して、アプリを利用するようにしましょう。
タッチパネルの不具合
iPhone本体が歪んだり、バッテリーが膨張したりするとタッチパネルに不具合が出る場合があります。タッチパネルに不具合が出ると、タップして反応しなくなるのはもちろん、スライドもしづらくなってしまいます。
iPhoneを落としたり、温度の高い場所に放置したりすると歪んでしまう可能性が高まるので注意しましょう。タッチパネルに傷がついても、反応が悪くなる場合があります。
バッテリーは長期間使用を続けると、膨張する可能性が高まります。バッテリーの寿命は一般的に２年といわれているため、それを超えて使用を続ける場合は取り扱いに注意するようにしましょう。
これらの不具合はiPhoneを修理すると解決できます。タッチパネルに歪みや傷などの不具合を感じたら、早めに修理業者に相談するようにしましょう。
ソフトウェアの問題
iPhoneに内蔵されているiOSというソフトウェアは定期的にアップデートが行われます。そのアップデートによって、稀に不具合が生じる可能性があります。
iOSのアップデートはApple社が行っているため、不具合は起こらないように思えるかもしれません。しかし、ソフトウェアを作成しているのは人間であるため、予期せぬ不具合が起こる可能性はゼロではないのです。
iOSをアップデートした直後にスライドができなくなった場合は、ソフトウェアが原因の可能性が高いと考えましょう。Apple社は不具合を受けてすぐに改善されたiOSを配信してくれるため、問題が長期化することはほぼありません。
過去にもiOSアップデートによって不具合が起こったケースはあります。可能性としては低いですが、ゼロではないと考えておきましょう。
逆に昔のiOSをアップデートせずに使い続けていることで不具合が起こる場合もあります。アップデートによって不具合が起こる可能性もありますが、基本的にはiOSアップデートは必須と考えてください。
基板が故障している
iOSのタッチパネルの中には、基板が内蔵されています。iPhoneの仕組みを簡単に説明すると、タッチパネルが検知した刺激を基板が受けて、iPhoneを動作させるというものになっています。
つまり、タッチパネルに問題はなかったとしても、基板が故障していたら正常にタッチを検知せず、スライドできない可能性があるのです。
基板が故障しているかどうかは自分で判断できません。そのため、今まで紹介した原因に該当しない場合は、基板を始めとしたiPhone本体の故障が原因である可能性が高いです。
iPhoneがスライドできないときはどうしたら良い？
iPhoneをすぐに操作したいのにスライドできずに困っている方は多いでしょう。ここではiPhoneがスライドできないときにすぐにできる対策について紹介します。
強制終了する
iPhone内で起こっている何かしらの不具合によって、スライドができない場合は強制終了することで解決する場合があります。iPhoneは機械であるため、さまざまな要因が重なって予期せぬ不具合を招くケースは珍しくありません。
強制終了することでそれらの不具合をリセットできます。強制終了はスライドできない場合だけではなく、iPhoneの不具合全般に効果があるため、困ったら強制終了するのを徹底するようにしましょう。
アプリを終了する
iPhoneの本体に問題がなくても、アプリの影響でメモリを過剰に使用してしまい、スライドできなくなっている可能性があります。そのため、スライドできないと感じたらアプリをすべて終了するようにしましょう。
一度に多くのアプリを起動させたり、Ｗｅｂサイトを開いたりするとメモリを多く使用します。そのため、バックグラウンドで複数のアプリやＷｅｂサイトを起動するのはなるべく避けるようにしましょう。
保護フィルムを貼り替える
保護フィルムの影響でスライドができない場合は、貼り替えをおすすめします。保護フィルムは最初はきれいな状態であるため、感度も良くスムーズに操作ができます。しかし、使い続けていると汚れが蓄積し、操作性に影響が出る可能性があります。
そのため、ひび割れのような問題がなかったとしても、半年から１年を目安に交換するようにしましょう。
iPhoneを修理に出す
自分でスライドができない原因を特定できない場合は、修理に出すのをおすすめします。修理に出せば、専門家がiPhoneを詳しく調べて、原因を特定してくれます。どのような対処が必要なのか、修理を行わなくてはいけないのかなどを判断してくれるため、困ったら修理業者を頼るようにしましょう。
どこに持ち込めば良いかわからないという方は、スマートクールまでご相談ください。全国の大型モールに110店舗以上構える総務省登録修理業者です。即日修理も可能なためiPhoneが使えない時間も短く済みます。
修理業者選びに困っている方は、お気軽にスマートクールをお問い合わせください。
まとめ
iPhoneがスライドしないと、操作性に大きな影響を与えます。そのため、なるべく早く問題を解決する必要があります。自分で原因について調査してみるのもおすすめなのですが、時間がかかる場合もあるでしょう。
原因が分からない場合や今回紹介した対処法を試しても改善されない場合は、早めに修理業者に相談することがおすすめです。