iPadが真っ暗になり起動しない!原因と解消法を説明

iPadの画面が突然真っ暗になり電源ボタンを押しても起動しなくなったとき、どのように対処するべきなのでしょうか。今回はiPadの画面が真っ暗で起動しない原因とブラックアウト(画面が真っ暗になること)の解消法をご紹介します。


この記事は約6分で読み終わります。

iPadが真っ暗で起動しない5つの主な原因

なぜiPadが真っ暗なまま起動しなくなるのでしょうか。主な原因を5つ取り上げます。

1.電池が切れている

まず、電力不足が原因でiPadの画面が真っ暗になり起動しなくなることがあります。注意したいのは、長年バッテリーを交換せずに古いバッテリーを使用し続けているケースです。

バッテリーは消耗品のため、電池残量があるように見えても、劣化が進むと性能が著しく低下して充電容量も減少してしまいます。バッテリー消耗の激しいアプリを使用すると突然画面が真っ暗になることがあるのはバッテリー劣化のためです。

劣化したバッテリーはインピーダンスが高くなっています。インピーダンスとは、交流回路の電気の流れにくさを示します。インピーダンスが高まると電気が流れにくくなり、必要な電力を供給できなくなります。

インピーダンスは電池残量が少ない状態だと一気に増加することから、電池残量があるように見えても突然画面が真っ暗になってしまうのです。同じように、低温環境でもインピーダンスが高まり画面が真っ暗になることがあります。

電池が切れていることが原因の場合は、基本的に充電することで症状の改善が期待できるでしょう。ただし、バッテリーの劣化が進んでいると画面が落ちやすくなりますので、短時間で充電が必要になる状態では、バッテリーの交換も検討されることをおすすめします。

2.OSをアップデートしていない

iOSやiPadOSは、iPhoneやiPadといったApple製品独自のOS(オペレーティングシステム)です。OSはタスク管理やメモリ管理、ファイル管理などの役割をもつソフトウェアのことで、デバイスの操作に欠かせません。

OSのアップデートを行わず、古いバージョンのまま使用しているとデバイスの動作に影響することがあります。画面が真っ暗になり起動しないなどのトラブルも考えられるでしょう。

ソフトウェアが原因の場合は、常に最新のOSに更新することで突然画面が真っ暗になることを防止できます。アップデートは手動でもできますが、自動アップデートに設定しておくと更新を忘れずに済むでしょう。

iPadのアップデートを自動設定にする手順は次のとおりです。

1.設定アプリから「一般」を開く
2.「ソフトウェアアップデート」から「自動アップデート」をタップする
3.自動インストールや自動ダウンロードをオンにする

3.水漏れで故障している

iPadが水に触れたり、水没したりすることで画面が真っ暗になり起動しなくなることがあります。水分により基盤がショートすることなどが原因です。

ドライヤーなどでの乾燥は故障の原因になりますので、水漏れや水没があったら風通しの良い場所で乾燥させましょう、自然乾燥によりデバイスが復活することもあります。

4.ディスプレイ周りに問題がある

iPadの画面が真っ暗になるのは、ディスプレイと基盤をつなぐケーブルの接触不良や断線も原因のひとつです。また、iPadの落下などで液晶の破損があると画面が真っ暗なまま起動しないこともあります。

ケーブルの接触不良や断線、液晶画面の損傷もiPad本体の問題であることから、パーツの交換などの修理が必要です。

5.ソフトウェアの不具合が起きている

iPadOSなどソフトウェアの不具合で画面が真っ暗になることもあります。先に紹介したOSのバージョンが原因でない場合、ソフトウェアアップデートの失敗、特定のアプリのインストールによる不具合が考えられるでしょう。

iPadのブラックアウトの直し方

ブラックアウトとは、iPadなどのデバイスの画面が真っ暗になることです。ブラックアウトしたiPadを直す方法として、自分でもできる対処法を3つ紹介します。

1.強制再起動を試す

強制再起動は、iPadに備え付けられたボタンの操作により強制的にシステムを再起動させる方法です。ソフトウェアやアプリなどによる一時的な不具合であれば強制再起動によって状態が改善できることがあります。iPadの強制再起動の手順は次のとおりです。

【ホームボタン搭載モデル】
1.Appleロゴが現れるまでホームボタンとトップボタンを同時に長押しする
2.強制再起動に成功すると再起動が始まる

【ホームボタン非搭載モデル】
1.トップボタンに近い音量調整ボタンを押してすぐ放す
2.次にトップボタンから離れた音量調整ボタンを押してすぐ放す
3.再起動に入るまでトップボタンを長押しする
4.強制再起動に成功すると再起動が始まる

2.アップデートを試す

iPadがブラックアウトして画面を操作できないときは、外部のPCに接続して復旧を試みる方法もあります。リカバリーモードにすることでPC接続によるOSにアップデートが可能です。OSに不具合が生じているときは、アップデートで改善できることもあります。

iPadのPCを使ったアップデートの手順は次のとおりです。MacはFinderで、WindowsやFinderが搭載されていないMacはiTunesでアップデートの操作を行います。

1.iPadとPCを接続する
2.PC側でFinderまたはiTunesを開く
3.PCで接続のデバイス(iPad)を選択する
4.iPad側で強制再起動の手順を実行する
5.リカバリーモードの画面になるまでボタンを長押しする
6.PC側に「アップデート」「復元」「キャンセル」の選択肢が表示される
7.PC側で「アップデート」を選択する
8.15分を超えるとリカバリーモードが終わるためアップデートまでの手順を繰り返す
9.アップデートが終わるまでPCと接続したままにする

3.初期化を試す

外部アップデートと同じように、iPadの初期化はPCで行うことができます。初期化の手順はアップデートの手順と基本的には同じです。PC画面に表示される「アップデート」「復元」「キャンセル」から、「復元」を選択して初期化します。

初期化はデータや設定がすべてリセットされる方法のため、アップデートが機能しないときの手段として実行するのが良いでしょう。初期化により工場出荷前の状態に戻りますが、iCloudなどのバックアップデータがあればデータを復元できます。

iPadが真っ暗になったまま起動しないときは

iPadがブラックアウトしたときの対処法について紹介しましたが、強制再起動、リカバリーモードでのアップデートや初期化を試してもiPadの画面が反応しないこともあります。症状が改善されない場合は故障の可能性も考えられるでしょう。

故障を自分で対処することは難しいです。慣れないなかで修理を試みると、損傷やさらなる故障の原因をつくってしまいかねません。iPadの何らかの不具合の解消は専門家への依頼をおすすめします。

iPadの不調でお困りなら、お近くのスマートクールの店舗へご相談ください。スマートクールは、全国の大型モール110店舗以上に展開するiPhoneやiPadなどのデバイスの修理を専門としたお店です。修理内容によっては、ショッピングの合間にも対応できます。

まとめ

iPadが真っ暗になる症状をブラックアウトといいます。原因として充電不足やバッテリーの劣化が考えられるでしょう。バッテリーが劣化していると充電残量があるように見えてもブラックアウトすることがあります。劣化の場合は、バッテリー交換がおすすめです。

ほかにも、OSの不具合や水漏れ、ディスプレイ周りの不具合などで画面がブラックアウトし起動しないことがあります。iPadの故障によるブラックアウトが疑われる場合は、早めの修理で症状を改善しましょう。