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バッテリーの表示がおかしい場合のチェック方法
iPhoneは初期設定状態では、ステータスバーにバッテリー残量の%を表示できません。そのため、バッテリーの表示がおかしいと感じたら、まずはバッテリー残量を確認できるようにしてください。
下記のやり方でステータスバーにバッテリー残量を%で表示できます。
1.設定から「バッテリー」をタップする
2.「バッテリー残量(%)」をオンにする
FaceIDを搭載しているiPhoneは、右上隅から下スワイプしてコントロールセンターを開き、バッテリー残量を確認できます。
iPhoneのバッテリー表示がおかしいときの4つの原因と対処法
iPhoneのバッテリー表示がおかしいときの4つの原因とその対処法を解説します。今すぐできる対処法が多いため、バッテリー表示がおかしいと感じたら試してみてください。
気温が低いもしくは高い場所で利用している
iPhoneは、0℃〜35℃の環境での利用が推奨されているため、この温度よりも低い場所や高い場所で利用すると電池の消費が早まり、バッテリーが劣化します。
バッテリーの減りが早い場合、気温が低すぎたり、高すぎたりすることによる一時的な現象の可能性もあります。
もし、気温が低い場所で利用せざるを得ない場合は、ポケットや自身の身体に当てるなどして温めてから利用することをおすすめします。
ただし、iPhoneを温めるときはドライヤーやカイロに当てる、ヒーターの近くに置くことは控えてください。温めすぎると、今度は高温が原因でバッテリーが壊れてしまいます。
充電方法に問題がある
iPhoneのバッテリー表示がおかしい原因として、本体以外の原因も考えられます。例えば、充電ケーブルが原因でバッテリー表示がおかしくなっていることがあります。
iPhoneの充電ケーブルの差込口はカバーがないため、ホコリやゴミが溜まりやすいです。そのため、充電ケーブルが原因となっている場合は、まず差込口をきれいに掃除しましょう。
掃除しても改善されない場合は、充電ケーブルの断線も考えられるため、充電ケーブルを交換してみてください。
時刻がずれている
時刻がずれているとバッテリー表示がうまくいかない場合があります。
時差のある地域に移動したり、時刻を手動で操作したりしている方は、時刻がずれている可能性があるでしょう。
時刻のずれが原因でiPhoneのバッテリー表示がおかしい場合は、実際の充電残量よりも表示残量が多くなる現象が起こります。
手動で時刻を調整している方は、自動設定にすることで時刻のずれを改善できます。
自動設定は、「設定」→「一般」→「日付と時刻」→「自動設定」の手順でオンにしたら完了です。
バッテリーの寿命が迫っている
バッテリーは充電すればするほど劣化していくため、いつか寿命がきてしまいます。そのため、新しいiPhoneを購入した際は、電池がなるべくなくなってから充電するようにしてください。
バッテリーの現在の状態を確認したい場合は、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認できます。
確認した結果、バッテリーの最大容量が80%以下を下回り、バッテリーの劣化が進んでいる場合は、Apple Storeや正規代理店、第三者修理店でバッテリーの交換をしてもらいましょう。
下記で紹介する方法を実践すれば、iPhoneの消費電力を抑えられます。
・バッテリー消費量の多いアプリの削除
・iPhoneの自動ダウンロードをオフ
・Appのバックグラウンド更新をオフ
・位置情報サービスの使用許可をオフ
・位置情報共有をオフ
・明るさの自動調節をオフ
・「視差効果を減らす」をオン
・壁紙で「ダイナミック」を使わない
・不要な通知をオフにする
・iCloudの同期項目を減らす
・接続確認をオフ
・Air Dropをオフ
・Blue toothをオフ
今すぐにできる設定は、早速行ってみましょう。
原因が不明の場合の対処法
上記でご紹介した4つの原因と対処法に当てはまらない場合は、ほかの原因が考えられます。原因がなかなか特定できない場合は、次の対処法を実践してみてください。
強制再起動を行う
バッテリー表示がおかしい以外にも、iPhoneに不具合が発生したら強制再起動がおすすめです。強制再起動のやり方は端末ごとに異なるため、下記のやり方を参考にしてください。
・iPhone6とSEは電源ボタン長押し
・iPhone7と7 Plusは電源ボタンと音量下げるボタンを長押し
・iPhone8以降は、音量上げるボタンを押して離す→音量下げるボタンを押して離す→直後に電源ボタンを長押ししてリンゴマークが表示されたら離す
修理業者へ持っていく
さまざまな対処法を試しても直らない場合は、故障が考えられます。故障している場合は修理業者へ持って行き、バッテリーを交換してもらう必要があります。
修理業者でバッテリーを交換してもらうときに、データがリセットされるため、必ずバックアップを取るようにしましょう。
また、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダでは、バッテリー診断を行うことができるため、バッテリーで気になることがある方は一度持って行ってみると良いでしょう。
iOSアップデートを行う
バッテリー表示がおかしくなる原因として、iOSが古いことが考えられます。現在のiOSを確認して古い場合は、最新のiOSへアップデートを行ってください。
iOSのアップデートは、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で行えます。
バッテリーリフレッシュを行う
バッテリーリフレッシュとは、フル充電からバッテリー切れになるまで使い切り、またフル充電をする方法です。
バッテリーリフレッシュをやるメリットは、正確なバッテリーの%が認識できるようになる点です。
バッテリーリフレッシュで、早くバッテリーを使い切りたい場合は、画面の明るさを最大にして、YouTubeやNetflixなどの動画を見続ける方法がおすすめです。
バッテリーリフレッシュについて、こちらの記事でも紹介していますので、あわせてご覧ください。
iPhoneのバッテリー交換にかかる費用は?
iPhoneのバッテリー交換は、正規店でする場合と街の修理店でする場合では、費用が異なります。ここでは、それぞれの費用を解説します。
正規店で修理・交換する
正規店に該当するのは、Apple StoreとApple正規サービスプロバイダ、3大キャリアショップの3つです。それぞれの費用は下記のとおりです。
Apple Storeの場合
Apple Sroreのバッテリー交換費用は、機種によって異なります。下記が機種ごとの修理用です。
・iPhoneSE〜iPhone8シリーズは10,500円
・iPhoneX〜iPhone13シリーズは12,800円
・iPhone14シリーズは14,900円
※Apple Care+加入し、バッテリーの最大容量が80%を下回った場合は無償でバッテリー交換を行ってもらえます。
Appleの正規プロバイダの場合
Apple正規サービスプロバイダでのバッテリーの交換費用は、AppleStoreと同じです。
※Apple Care+加入し、バッテリーの最大容量が80%を下回った場合は無償無料でバッテリー交換を行ってもらえます。
3大キャリアショップの場合
3大キャリアショップでは、それぞれの企業によって費用が異なります。
docomoは、保証コースや試験結果にもよりますが、6,600〜8,250円が上限でバッテリー交換をしてもらえます。
auは、保証サービスに加入している場合、上限3,300円までの費用で交換できます。
※Apple Care+加入し、バッテリーの最大容量が80%を下回った場合は無償無料でバッテリー交換を行ってもらえます。
SoftBankは、機種ごとに費用が異なるため、下記を参考にしてください。
・iPhoneSE〜iPhone8シリーズは10,500円
・iPhoneX〜iPhone13シリーズは12,800円
・iPhone14シリーズは14,900円
※Apple Care+加入し、バッテリーの最大容量が80%を下回った場合は無償無料でバッテリー交換を行ってもらえます。
※価格は2023年7月現在
街の修理店で修理・交換する
Apple正規サービスプロバイダに比べて、街の修理店の方が安い費用でバッテリー交換をしてもらえますが、お店ごとに金額が異なります。
街の修理店へ依頼するときは、トラブルを防ぐために、必ず総務省の「登録修理業者」の中から選ぶようにしてください。
ただし、街の修理店へ依頼すると、Apple公式サポートや下取りサービスを受けられなくなる可能性があるため、注意が必要です。
iPhoneのバッテリー表示がおかしい状態が直らなかったら修理に出そう
さまざまな対処法を試しても、バッテリーの表示が直らない場合は、修理に出してバッテリーを交換してもらう必要があります。
バッテリー交換を依頼するなら、スマートクールがおすすめです。
スマートクールは、全国の大型モールに110店舗以上展開しており、バッテリー交換はデータそのまま即日で対応可能です。
スマートクールへバッテリー交換を持っていく際は、電池の残量を減らしてから持っていくようにしましょう。
まとめ
本記事では、iPhoneのバッテリー表示がおかしい原因と対処法をご紹介しました。自分でできる対処法を試したけど、iPhoneのバッテリー表示が直らないという方は、即日対応可能なスマートクールへ相談してみてください。