目次
iPhoneカメラの故障でよくある症状は?
iPhoneカメラの故障でよくある症状としては、以下のようなものがあります。
・傷がついている
・線や黒い点のようなものが写ってしまう
・カメラの映像が揺れる
・白い曇りのようなものが写ってしまう
iPhoneカメラ修理の値段は?正規店と街の修理店の違い
iPhoneカメラの修理にかかる費用は、正規店と街の修理店によって違います。
それぞれの値段をまとめました。
正規店に依頼した場合の修理値段
Appleの正規店で修理依頼をした場合、機種や「AppleCare+」に加入しているかどうかで、金額が変わります。
iPhone12・iPhone13・iPhone14シリーズは「背面カメラ」という修理サービスになり、修理にかかる値段は、以下のとおりです。
機種名 | 「AppleCare+」未加入 | 「AppleCare+」加入 |
・iPhone12
・iPhone12mini ・iPhone13 ・iPhone13mini ・iPhone14 ・iPhone14mini |
21,800円 | 0円 |
・iPhone12Pro
・iPhone12ProMax ・iPhone13Pro ・iPhone13ProMax |
26,800円 | 0円
|
・iPhone14Pro
・iPhone14ProMax |
29,800円 | 0円 |
上記機種以前のカメラ修理は、「その他の損傷」というサービスになります。
機種別の詳しい修理費用については、iPhone公式ホームページをご確認ください。
どの機種でも「AppleCare+」に加入していれば、修理費用を安く抑えられます。
出典:「iPhone – Apple(日本)」(Apple)
街の修理店に依頼した場合の修理値段
街の修理店にiPhoneカメラの修理を依頼した場合の相場は、以下のとおりです。
機種 | 修理費用の相場 |
iPhone 13 | 約18,000円~ |
iPhone 12 | 約13,000~19,000円 |
iPhone SE 第2世代 | 約5,000~10,000円 |
iPhone 11 | 約8,000~18,000円 |
iPhone X | 約5,000~16,000円 |
iPhone 8 | 約4,000~10,000円 |
iPhone 7 | 約3,000~10,000円 |
iPhone SE | 約3,000~7,000円 |
上記は、あくまで相場です。状態によって修理費用は異なるため、見積もりをとることをおすすめします。
街の修理店のほうが、正規店での修理より安く抑えられることが多いです。
iPhoneカメラの修理にかかる時間は?
iPhoneカメラの修理は、大きく分けて以下3つの場所に依頼できます。
・【正規店】Apple Store
・【正規店】Apple正規プロバイダサービス
・【街の修理店】iPhone修理業者
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説いたします。
【正規店】Apple Store
Appleの直営店であるApple Storeは、アップル製品全般を修理できる知識と技術をもった専門スタッフが対応してくれます。
オンラインや電話で申し込み、製品を送るだけで修理が可能です。
修理に使う部品は純正品であるところも信頼できるポイントです。また「AppleCare+」に加入していれば、修理代が無料もしくは安くなるのも正規店に頼むメリットといえます。
デメリットとしては、修理に時間がかかることやデータが消えることが挙げられます。データを保存したい場合は、修理に出す前に必ずバックアップをとっておきましょう。
また、Apple Storeは全国に10店舗※しかないため、お住いの地域によっては直接来店して修理の相談をするのが難しいこともあります。
Apple Storeの店舗は、以下のとおりです。
・Apple 京都
・Apple 心斎橋
・Apple 名古屋栄
・Apple 銀座
・Apple 丸の内
・Apple 新宿
・Apple 渋谷
・Apple 表参道
・Apple 川崎
・Apple 福岡
直接来店する場合は、予約が必要なことも覚えておきましょう。
「Apple Storeが近くにないけど、Appleの正規店で直接相談したい」という場合は、店舗数の多いApple正規プロバイダサービス店を利用するのがおすすめです。
※2023年5月現在
【正規店】Apple正規プロバイダサービス
Apple正規プロバイダサービスはApple認定の修理店で、ビックカメラ、カメラのキタムラ、クイックガレージなどがあります。
全国に107店舗※あるため、Apple Storeが近くにない人でも利用しやすいです。お近くのApple正規プロバイダサービスは、こちらから簡単に検索できます。
Apple Store同様、修理に使う部品は純正品で、Apple認定の資格を持った人が修理してくれます。また、「AppleCare+」に加入していれば、修理代が無料もしくは安くなるのもメリットです。
デメリットとしては、Apple Store同様、修理に時間がかかることやデータが消えることが挙げられます。データを保存したい場合は、修理に出す前に必ずバックアップをとっておきましょう。
Apple正規プロバイダサービスは、Apple Storeと同等のサービスを自宅の近くで受けられます。(※2023年5月現在)
【街の修理店】iPhone修理業者
Appleの認定を受けていないiPhone修理業者でも、iPhoneの修理が可能です。
街の修理店は全国に数多くあり、予約無しでも対応してくれる場合が多いです。修理も基本的には当日中に完了し、データが消えないという大きなメリットがあります。
また、修理に使う部品は純正品ではないため安く抑えられます。
デメリットとしては、純正品でない部品を利用することで、今後Appleの保証が受けられなくなる可能性があるところです。また、店舗によって技術力や価格設定が異なるため、良い店舗を見分ける必要もあるでしょう。
iPhoneカメラは自分で修理可能?
iPhoneカメラは、自分で修理することもできます。用意する道具や修理手順についてご紹介します。
自分でカメラを修理する手順
用意する道具は、以下のとおりです。
・機種にあったドライバー
・ピックやプラスチックのヘラ
・ドライヤー
・ピンセット
・新しいカメラ
修理手順は、以下のとおりです。
1.スマホカバーやアクセサリー、SIMカードなどの付属品を外す
2.iPhoneの電源を切る
3.充電コネクタ横のネジをドライバーで外す
4.ピックやヘラを使ってディスプレイを外す
5.バッテリー横にあるネジを外し、液晶と繋がっているケーブルを外す
※ショートを避けるため、初めにバッテリー端子を外す
6.ピンセットを使ってカメラを外す
7.新しいカメラを取り付ける
8.動作確認して完了
4のディスプレイを外す際、ピックやヘラを差し込むスキマがなく難しいかもしれません。その場合は、吸盤を画面に貼り付けて軽く引っ張るとスキマができやすいです。
また、ドライヤーを当てて軽く熱を加えると、粘着テープの粘着力が弱まってはずしやすくなります。
カメラ修理に自信がない人は修理業者への依頼がおすすめ
iPhoneカメラは自分で修理することも可能ですが、精密機器であるため、故障状況を悪化させる可能性があります。万が一壊れた場合は保証もないので、買い直すことになりかねません。最初から修理業者に頼んだほうが、出費を抑えられる可能性が高いです。
自分で修理する自信がない人は、修理業者へ依頼するのが確実です。
修理業者に依頼する場合は、事前にバックアップをとっておきましょう。とくに正規店での修理はiPhoneの交換になるため、データが消えてしまいます。
iCloudまたはコンピュータを使った、iPhoneのバックアップ作成方法は、こちらを参考にして下さい。
出典:「iPhoneのバックアップを作成する (Apple サポート (日本)」(Apple)
まとめ
iPhoneカメラは自分で修理することも可能ですが、修理業者へ依頼するのが安心です。修理業者の種類には大きく分けて、正規店と非正規店があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、後悔のないように選びましょう。