iPhoneのカメラが白くなる原因
iPhoneでカメラ撮影を行った際に、白く映るのにはいくつかの原因が考えられます。原因によっては、すぐに解決できる場合もあるので、白く映ってしまうときは、まず初めに原因を特定することが大切です。
iPhoneのカメラが白くなる原因として考えられるものをご紹介します。
iPhoneのカメラ自体が白く曇っている
iPhoneが水濡れなどにより、カメラ自体が白く曇ってしまう場合があります。また、湿気が多い場所でiPhoneを操作することも曇る原因になるでしょう。
カメラをよく見ると曇っているかどうか判断できることがあります。カメラで撮影すると白くなる場合は、まずカメラ本体に問題がないか確認してみてください。
iPhoneの中には耐水性能が非常に高い機種もあります。多少の水漏れであれば問題なく使用できる程度の性能があるため、水濡れに関してあまり気にしていない方も多いかもしれません。
しかし、耐水性能は徐々に劣化する上、カメラの故障を完全に防ぐことはできません。基本的には濡れないように使うことが大切です。
埃や汚れがiPhoneのカメラ内部に入っている
埃や汚れがカメラの内部に入っていると、それが原因で白く映ってしまう場合があります。カメラの外部に付着した汚れであれば取り除くことが可能ですが、内部に関しては自身で取り除くことはできません。
カメラをよく見ると埃や汚れが付着しているのがわかる場合があります。それを拭き取ることができないのであれば、iPhoneの修理業者に相談をしてみましょう。
撮影方法が影響している
撮影環境によって白く映っている場合もあります。例えば、カメラを使用する際に日光が入ると被写体は白く映ってしまいます。撮影時間を変えることで対処できますが、昼間にカメラを使いたい場合も多いでしょう。
簡単な対策としては、ひさしをつけることがあげられます。直接日光が入らないように、手で日光を遮るように撮影しても効果があるかもしれません。
カメラの角度を変えるだけでも日光は入りづらくなります。簡単な工夫をするだけで映り方は大きく変わるため、白く映ることが気になる方は、ひさしをつけてみてください。
iPhoneのカメラが白くなった場合の対処法
iPhoneのカメラが白くなってしまい、ひさしをつけて撮影を行っても解決しないという場合は、本体の内部や外部に何かしらの不具合が起こっている可能性があります。
しかし、必ずしも修理が必要とは限りません。iPhoneのカメラが白くなった場合の対処法について紹介するので、修理に出す前に一度試してみてください。
カメラに付着した汚れを取り除く
まずはカメラに付着した汚れを取り除きましょう。カメラ内部の汚れについては、先述したように白く曇る原因になる可能性が高いですが、自分で取り除くことはできません。
しかし、カメラの外側に付着した汚れについては簡単に拭き取ることができます。ティッシュやメガネ拭きなどを使って、レンズに傷がつかないように優しく拭き取りましょう。
iPhoneのカメラは常にレンズが外に出ているため、汚れが付着しやすいです。気づかないうちに汚れが付着していることがあるため、定期的に取り除くようにしてください。
レンズを傷つけてしまうと、そこから汚れが入り込む可能性があるので注意しましょう。直接触れることも傷の原因になるので、なるべく避けてください。
カメラ内側の水滴を取り除く
カメラの内側が白く曇っている場合は、水滴を取り除くことで状況が改善されることがあります。しかし、カメラの内側を直接拭き取ることはできないので、iPhone全体を乾燥させる必要があります。
まずは誤作動を防ぐために電源を必ず落としてください。あわせてカバーやケース、SIMカードも抜いておきましょう。
これらの準備が完了したら、乾燥剤と一緒にiPhoneをジップロックに入れて密閉します。そして5〜6時間放置してください。乾燥剤がないという場合は、お米を利用することで乾燥剤代わりにすることが可能です。
この方法でカメラの内側の水滴を取り除くことができます。これでも水滴が取れない場合は、修理に出すことをおすすめします。
HDRモードを使用してみる
カメラに問題がなくても、明るさを検知する機能の影響によって白く映っている可能性もあります。HDRモードを利用すると、自動的に明るさが異なる写真を複数枚撮影し、その中から綺麗に撮影できている部分を合成し、写真を作成してくれます。
そのため、白く映っている部分は削除し、綺麗に映っている部分を使って写真を作ってくれるため、理想の仕上がりになる可能性が高いのです。カメラ自体に問題がない場合は、HDRモードの利用によって、白く映るのを解消できるでしょう。
カメラを起動するとHDRモードの設定が可能なため、それをオンにした状態で撮影するだけです。「写真が白く映ってしまう…」と悩んでいる方は、まずHDRモードの利用を試してみてください。
iPhoneのカメラを修理に出すのが望ましい状態
iPhoneのカメラが白く映る状態は工夫次第で解決を見込めます。しかし、修理に出した方が望ましい場合もあります。ここではiPhoneのカメラを修理に出すのが望ましい状態について解説いたします。
SIMカードが水没している
iPhoneのSIMカードが水没している場合は、なるべく早く修理に出しましょう。SIMカードを取り出すと水没マークが確認可能です。もし、水没マークが出ている場合は、早めに修理に出した方が良いサインと考えてください。
iPhoneが水没しているというのは非常に危険な状態です。放置しておくと引火したり、爆発したりする危険もあるため、そのまま使い続けるのは絶対に避けなくてはいけません。
カメラが白く映る以上の問題に発展する可能性があるため、早めに修理を行うようにしましょう。
カメラに傷が入っている
カメラに傷が入っている場合は、修理以外で状況を改善することができません。諦めてそのままの状態のカメラを使い続けるか、修理して元の状態に戻すかの選択となります。
カメラ自体の修理を自分で行うのは困難です。自分で修理すると、カメラ以外の不具合を起こしてしまう可能性もあるため、修理業者に依頼するようにしてください。
カメラの内部にゴミが入っている
iPhoneのカメラの内部にゴミが入っている場合も、傷がついている場合と同様に自分で解決することができません。何度も汚れを拭き取っているのに落ちない場合は、内部にゴミが入っていると考えてください。
内部にゴミが入る理由はいくつか考えられますが、もっとも可能性が高いのはレンズの傷です。レンズに傷が入ると、そこからカメラの内部にゴミが入る可能性があります。
つまり、レンズそのものを交換しないと、ゴミが入る状態を変えることはできません。iPhoneのレンズ交換は、自力では難しいため修理業者に対応してもらう必要があります。
まとめ
iPhoneのカメラをいつ使用しても白く映る状態は非常にストレスを感じるものです。問題を解決するためには修理業者への依頼が必要です。
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