【iPhone】画面が黄色いときはまず設定を確認
iPhoneの画面が黄色い場合は、設定に原因があることが多いでしょう。具体的にどういった設定を確認するべきか紹介します。
True Toneが有効になっている
iPhone8以降には「True Tone」という機能があります。これは使用している場所の明るさに応じて、画面の色合いを自動で調整する機能です。
例えば、電球のような暖色系の明かりがついている場所では画面が黄色っぽくなり、蛍光灯のような寒色系の明かりでは画面が青っぽくなります。この機能の影響で、画面が黄色っぽくなっているのかもしれません。
もちろん、iPhoneは見やすいように画面の色を調整してくれます。しかし、人によっては見づらいと感じることもあるため、気になるのであれば解除するのがおすすめです。
True Toneは以下の方法で解除できます。
1.設定アプリを開く
2.「画面表示と明るさ」を選択する
3.「True Tone」をオフにする
iPhoneX以降の機種であれば、コントロールセンターからもオフにできます。
Night Shift設定が有効になっている
「Night Shift」とは目に負担がかかりやすいブルーライトを軽減して、画面の色を暖色系に変える機能です。暗い場所でiPhoneを操作する際には便利な機能であり、非常に画面が見やすくなります。
しかし、Night Shiftをオンにすると画面が黄色っぽくなってしまうため、逆に見づらいと感じる方もいます。特に日中にNight Shiftがオンになっていると非常に見づらく感じるため、オフにしておくようにしましょう。
Night Shiftは以下の方法で解除にできます。
1.設定アプリを開く
2.「画面表示と明るさ」を選択する
3.「Night Shift」をオフにする
True Toneと同様に、コントロールセンターからもオフにすることができます。
カラーフィルタがオンになっている
最後にカラーフィルタもチェックしましょう。カラーフィルタとは、画面の色味を調整する機能であり、自動的に設定されることはありません。一般的にあまり使われていない機能ですが、上記の方法を試しても画面の黄色っぽさがなおらない場合は確認してみましょう。
カラーフィルタは以下の方法で解除できます。
1.設定アプリを開く
2.「アクセシビリティ」から「画面表示とテキストサイズ」をタップする
3.「カラーフィルター」をタップしてオフにする
iOSが最新のバージョンになっていないと、解除手順が異なる場合があります。iOSアップデートを行ってから解除しましょう。
iPhoneの画面焼けが原因の場合もある
iPhoneの画面が黄色っぽくなるのは設定が原因の場合が多いでしょう。電源をオンにしていなくても画面にアプリアイコンの残像が残っていたり、常にディスプレイがピンクっぽく見えたりする画面焼けが原因の場合もあります。
画面焼けが生じた場合は、修理をしなければなおせません。ここではなぜ画面焼けが起こるのか解説します。
同じ画面を表示し続けている
iPhoneで同じ画面を表示したままにしていると、特定の部分にずっと同じ色が発光し続けることになります。この状態が続くと画面焼けが起こりやすいので注意しなければいけません。
例えば、ゲームにはポーズや一時停止機能があります。その状態にしたまま別の作業をしたり、眠ってしまったりしている方は多いのではないでしょうか。
すぐに画面焼けが起こるわけではありませんが、ディスプレイにダメージが蓄積します。一時的にでもスリープモードに入れておき、画面焼けを防止しましょう。
直射日光が当たる環境で使用している
iPhoneのディスプレイは直射日光に強くありません。そのため、屋外で使用する頻度が高いと、劣化が早まる恐れがあります。
普通に使用していても、ディスプレイは徐々に劣化していきます。iPhoneを長く使用しているのであれば、いずれディスプレイを交換しなければいけないと考えておきましょう。
iPhoneの画面焼けで画面が黄色くなるのを防ぐ方法
iPhoneのディスプレイは徐々に劣化していきます。劣化を防ぐことはできませんが、使い方次第ではディスプレイを長持ちさせることが可能です。具体的にどうすれば画面焼けを防止できるのか紹介します。
自動的にスリープになるようにしておく
うっかり画面をつけたまま眠ってしまうのを防ぐために、一定時間操作がなければ自動的にスリープモードに入るように設定しておきましょう。ディスプレイへのダメージをなるべく少なくするためには、短い時間で自動的にスリープに入るようにしておくのがおすすめです。
自動ロックは以下の方法で設定できます。
1.設定アプリを開く
2.「画面表示と明るさ」を選択する
3.「自動ロック」を選択する
4.入るまでの時間を選択して、設定完了
最短で30秒後にスリープに入るよう設定できます。もちろん、iPhoneを使用していて不都合があるのであれば、時間設定を長くしても問題ありません。しかし、画面焼けを防ぐためには、自動ロックの時間を短くしておくのがベストです。
明るさを暗めに設定しておく
ディスプレイの明るさを普段から暗めにしておくのもおすすめです。画面焼けは特定箇所に強い光が継続して当たることで起こります。ディスプレイの明るさを暗めにしておけば、強い光が当たることがなくなるため、画面焼けを避けられるでしょう。
一方で、画面が見づらくなる点には注意しなければいけません。使用感を損なわない程度に画面の明るさを調整することをおすすめします。
画面の明るさは以下の方法で設定できます。
1.設定アプリを開く
2.「画面表示と明るさ」を選択する
3.「明るさ」のスライダを調整する
コントロールセンターからも画面の明るさは設定できるため、使用環境に応じてこまめに調整するのもおすすめです。
背景画面を暗い色にしておく
iPhoneのロック画面やホーム画面には自分のお気に入りの待ち受け画像を設定している方が多いでしょう。とはいえ、好きな画像を設定しておくのは問題ありません。しかし、その画像に明るい色が多く使われていると、ディスプレイの劣化を早める可能性があることに注意が必要です。
少しでも劣化を抑えるためには、なるべく暗色が多く使われている画像を待ち受けにすることが有効です。特に黒い画像の場合は、発光をかなり抑えることができるためおすすめです。
発光を抑えるとバッテリーの負荷を減らすことにもつながります。充電の減りが早くて悩んでいる方は、背景画像を暗色がメインのものに設定しておきましょう。
まとめ
iPhoneを長く使用していると、画面が黄色っぽくなる場合があります。寿命による影響も大きいため、今回紹介した対策を実践しても完全に防ぐのは難しいでしょう。
そのため、iPhoneの画面の黄色さが改善しない場合は、修理業者に相談する必要があります。Apple Storeをはじめとする正規店に依頼するのも良いですが、保証期間外の場合は、修理費用が高額になったり、時間がかかったりする点には注意しなければいけません。
修理の依頼先として街の修理店があります。スマートクールは全国の大型モールに出店しているため、買い物のついでに修理を依頼できるのがポイントです。予約をしていなくても修理に対応しているため、空いている時間に修理を依頼しやすい点がメリットです。
総務省登録修理業者であり、プライバシーマークも取得しているので、個人情報が漏洩してしまう心配もありません。黄色っぽい画面に悩んでいる方は、ぜひスマートクールまで修理にお持ちください。