iPhoneで共有アルバムが表示されないのはなぜ?原因を解説!

「これまで共有アルバムが表示できていたのに、急にアクセスできなくなった」 このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。共有アルバムが表示できない原因は数多く考えられます。再び表示するためには、原因を特定して正しい対処を行うことが欠かせません。 今回はiPhoneで共有アルバムが表示されない原因について解説します。


この記事は約7分で読み終わります。

iPhoneの共有アルバムが表示されない原因は?

iPhoneに搭載の写真アプリである共有アルバムが表示されない原因は主に6つです。ひとつずつ確認していきましょう。

共有アルバムの機能がオフになっている

iPhoneの共有アルバム機能がオフになっていると、共有アルバムの利用ができません。以下の手順で共有アルバム機能をオンにしましょう。

1.設定アプリを開く
2.自分のアイコンをタップする
3.「iCloud」のなかにある「写真」をタップする
4.「iCloud写真」をオンにする
5.「共有アルバム」をオンにする

iPhoneが初期設定のままなら、共有アルバムはオンになっているはずです。しかし、何らかの理由でオフになっている可能性もあるため、アクセスができない場合は必ず確認しましょう。

iCloud写真のリンクが切れている

iCloud写真のリンクは30日が経過すると切れてしまいます。共有アルバムのリンクをタップして「取得に失敗しました」と表示が出る場合は、リンクが切れている可能性があります。

共有アルバムの作成者に、再びリンクを送ってもらいましょう。共有アルバムへのアクセスは早めにし、必要なコンテンツはあらかじめダウンロードしておきましょう。もしくは、別の共有サービスへのアップロードを頼んでみると良いでしょう。iCloudは便利ですが、Android端末ならAppleのID取得が必要になります。

共有アルバムに参加していない

共有アルバムは参加した方のみが閲覧できるアルバムです。そのため、共有アルバムに参加していないと、写真の閲覧はできません。

以下の方法で共有アルバムに参加しましょう。

1.写真アプリを開く
2.「for you」を選択する
3.「共有アルバムリクエスト」から「参加」を選択する

もしくは共有アルバムへの招待メールから参加する方法もあります。これらの手順を行っても参加できない場合は、共有アルバムの作成者が招待を削除しているかもしれません。共有アルバムの作成者に確認してみてください。

共有アルバムが制限されている

ひとつの共有アルバムは100人までしか参加できません。さらに自身が参加できる共有アルバムの数も200までと制限が設けられています。

これらの制限により、共有アルバムにアクセスできない可能性があります。共有アルバムの作成者に、参加人数を確認してみましょう。自身が参加している共有アルバムの数もチェックしてください。

ネットワーク接続が不安定になっている

共有アルバムはiCloudにアクセスできないと利用できません。iCloudはアプリがなく、ブラウザからアクセスします。そのため、ネットワーク接続が不安定だと表示されない場合があります。

共有アルバムだけでなく、インターネット全般にアクセスがしづらい場合は、ネットワーク接続が不安定になっている可能性が高いです。一時的に不安定になっている場合もありますが、しばらく続くようであればプロバイダや回線業者に相談してみましょう。

一過性の不具合によってインターネットに接続しづらい場合は、以下の方法でネットワーク設定をリセットすると、解消される場合もあります。

1.設定アプリを開く
2.「一般」から「転送またはiPhoneをリセット」を選択する
3.「リセット」から「ネットワーク設定をリセット」を選択する

ネットワーク設定をリセットすると、ネットワーク通信やWi-Fiの情報が初期化されます。そのため、再接続するには再度Wi-Fiのパスワードを入力しなければいけません。それほど複雑な作業ではありませんが、ネットワークの再設定の手間が発生することは覚えておきましょう。

Appleに障害が発生している

iCloudを管理しているのはAppleです。そのため、Apple内のサーバーやネットワークなどに障害が発生していると、共有アルバムにアクセスできない可能性があります。

不具合が発生していると、Appleのホームページで不具合の詳細が確認できます。SNSのX(旧Twitter)でも話題になることが多いため、それらをチェックしてみても良いかもしれません。

こちらでは対処できない要因であるため、Apple側の復旧作業が終了するのを待ちましょう。

iPhone本体に原因がある可能性もある

iPhone本体の不具合や設定の不備によって、共有アルバムが表示できない可能性もあります。

iPhoneの軽微なエラーが生じている

iPhoneでは稀に軽微なエラーが起こったり、バグが発生したりします。それらによって、一時的に共有アルバムが表示できない可能性があります。

iPhone内の不具合は再起動をすれば解決する場合が多いです。再起動後に共有アルバムにアクセスができるか確認してみましょう。

iOSのバージョンが古い

インストールされているiOSのバージョンが古いと、共有アルバムが表示されない場合があります。以下の手順で最新のiOSをインストールしましょう。

1.設定アプリを開く
2.「一般」をタップする
3.「ソフトウェアアップデートをタップする」
4.表示されたiOSをインストールする

iOSアップデートは自動で行われるように設定できます。インストール画面に「自動アップデート」の項目があるので、アップデートを忘れてしまいそうな方はオンにしておきましょう。この設定を有効にすると、夜間にiPhoneをWi-Fiに接続して充電しておけば、自動的にiOSアップデートを行ってくれます。

また、iOSのインストールには時間がかかります。1時間近くiPhoneを操作できなくなる可能性もあるため、時間に余裕があるときに行っておきましょう。

低電力モードになっている

低電力モードでiPhoneを利用していると、共有アルバムが正しく表示できない場合があります。以下の方法で低電力モードを解除しましょう。

1.設定アプリを開く
2.「バッテリー」から「低電力モード」を選択し、オフにする

iPhoneの初期設定では、バッテリーが20%以下になると自動的に低電力モードがオンになります。設定を解除すれば、iPhoneが自動的に低電力モードに入ることはなくなります。

しかし、バッテリーが少ない状態で普段どおり使用していると、すぐにシャットダウンしてしまうので、設定を解除するのはおすすめしません。バッテリーの減少によって低電力モードに入ってしまった場合は、充電をしてから共有アルバムが表示できるか確認しましょう。

共有アルバムが表示されない場合は街の修理店に相談

共有アルバムが表示できない原因が特定できない場合もあります。その場合は、修理業者に相談するのがおすすめです。Apple Storeのような正規店を利用する方法もありますが、修理が必要になった場合は多くの時間や費用がかかってしまいます。

そこで、すぐに共有アルバムを表示したい方は、ぜひ街の修理店に相談することをおすすめします。スマートクールは全国の大型モールへ110店舗以上出店している街の修理店であり、総務省登録修理業者として確かな技術で修理を承っております。個人情報が詰まったiPhoneを適切に取り扱うため、プライバシーマークも取得しております。

iPhoneのことでお困りの方は、ぜひスマートクールにご相談ください。

まとめ

iPhoneの共有アルバムへアクセスできない、写真が表示されないなどの原因は、設定の不備にあることが多いです。本記事で紹介した内容を参考に、共有アルバムが表示できる状態になっているか確認してみてください。

急に閲覧できなくなった場合は、iPhoneの再起動やIOSの更新などの対処法を試してみましょう。それでも改善されないときは、iPhone内部で不具合が起こっているのかもしれません。必要に応じて街の修理店を利用しましょう。