充電できない原因とは
Xiaomiのスマートフォンが充電できないとき、考えられる原因は多岐にわたります。ここでは、考えられる8つの原因を解説しますので、ご自身の状況と照らし合わせながら確認してみてください。
【原因その1】付属の純正アクセサリーを使用していない
Xiaomiのスマートフォンが充電できない原因のひとつに、付属の純正アクセサリーを使用していない可能性があります。Xiaomiは購入時に純正充電器を提供し、公式にこれを使用するよう推奨しています。
PCやモバイルバッテリーからの充電では、適切な電力が供給されず、充電量が増えない場合があります。純正アクセサリーを使用せずに充電している場合は、充電ができない原因となり得るため一度確認してみてください。
【原因その2】充電器やアダプターの接続不良
充電器やアダプターの接続不良もXiaomiスマートフォンが充電できない原因になり得ます。アダプターがコンセントから抜けかかっているか、USBケーブルに断線が生じているなどの物理的な問題がないか確認してみましょう。
充電器の接続部分を確認して、ケーブルやアダプターがしっかりと接続されているか、損傷がないかをチェックしてみてください。
【原因その3】ながら充電
Xiaomiスマートフォンを使用しながらの充電、いわゆる「ながら充電」は、充電効率に影響を与える一因です。特に、動画視聴や高グラフィックのゲームプレイ中に充電を行うと、デバイスの消費電力が充電を上回り、結果としてバッテリーの充電量が増えないことがあります。
この状況を避けるためには、充電中はデバイスの使用を控えるか、少なくとも電力消費が高いアプリの使用を避けることが推奨されます。効率的な充電を実現するために、充電時はスマートフォンを休ませることが望ましいです。
【原因その4】水没や落下など本体に衝撃を与えた
Xiaomiスマートフォンが充電できない原因のひとつに、水没や落下による本体への衝撃が挙げられます。防水性能に優れていない機種では、わずかな汗や水滴がドックコネクターや電源ボタンを通じて内部に侵入し、腐食を引き起こすことがあります。
また、落下による衝撃は、ドックコネクターの損傷を招き、結果として充電不良を引き起こす可能性があります。このようなダメージを防ぐためには、デバイスを水や衝撃から守る対策が必要です。
【原因その5】バックグラウンドでアプリが起動中
Xiaomiスマートフォンが充電中に充電量が増えない原因として、バックグラウンドで動作しているバッテリー使用率の高いアプリの存在が考えられます。複数のアプリがバックグラウンドで稼働していると、消費電力が充電によって供給される電力を上回り、結果としてバッテリーの充電量が増加しないことがあります。
この問題を解決するには、設定メニューからバッテリー使用状況を確認し、不要なアプリを終了させるか、バックグラウンドでの動作を制限することが効果的です。
【原因その6】OSの不具合
Xiaomiスマートフォンが充電できない原因に、OSの不具合が挙げられます。XiaomiはAndroidをベースにした独自のOS「MIUI」を搭載しており、新しいバージョンへの更新後も不具合が解消されないことがあります。これは、ソフトウェアのバグや互換性の問題に起因する場合が多く、充電に関連する機能が正常に動作しないことが原因で充電できない状態になることがあります。
このような場合、公式のサポートページでの情報確認やOSの再インストールなどが必要となります。
【原因その7】バッテリーの故障もしくは劣化
Xiaomiスマートフォンが充電できない原因のひとつに、バッテリーの故障や劣化が考えられます。リチウムイオンバッテリーは、使用環境によって性能が急激に低下することがあります。特に、低温下での急速充電や、満充電状態で高温の場所に置くことは、バッテリーの劣化を加速させます。これらの条件下で使用し続けると、バッテリーの劣化によって、充電がうまく行かなくなることがあります。
バッテリーの劣化や故障が疑われる場合は、専門の修理サービスに相談することが必要です。
【原因その8】初期不良
Xiaomiスマートフォンが充電できない場合、購入後数日から1ヶ月以内であれば初期不良の可能性が考えられます。スマートフォン本体だけでなく、純正の充電器やケーブルにも初期不良が生じることがあります。
このような状況に遭遇した場合、Xiaomiの1年保証が適用されるため、速やかにXiaomiリペアセンターへの連絡が推奨されます。初期不良であれば、修理や交換が保証の範囲内で行われるため、安心してサポートを受けられます。
充電できないときの対処法
Xiaomiスマートフォンが充電できない場合、複数の原因によるものであることもあるので、原因が特定できないことも珍しくありません。ここでは、充電ができないときに試してほしい対処法4つを紹介します。
【対処法その1】充電アクセサリーを確認する
Xiaomiスマートフォンが充電できないとき、まず確認すべきは充電アクセサリーです。純正品を使用していても、ケーブルの断線が原因で充電が行えない場合があります。その場合は、新しいケーブルへの交換を検討しましょう。
また、ケーブルを束ねた状態での使用は避け、スマートフォンに適したコンセントタップを使用しているかも確認が必要です。さらに、コネクタ部分にゴミやほこりが溜まっていないかチェックしましょう。腐食や汚れが見られる場合は、慎重に掃除することで問題が解消されることがあります。
【対処法その2】アプリを終了して再起動する
Xiaomiスマートフォンが充電できない場合、アプリの終了とデバイスの再起動が、有効な対処法になります。多くのアプリがバックグラウンドで動作していると、システムに負荷がかかり、充電に影響を及ぼすことがあります。
起動中のアプリをすべて終了させた後、スマートフォンを再起動することで、システムがリフレッシュされ、充電がスムーズに行えるようになることがあります。また、この問題はOSの不具合に起因することもあるため、最新のOSに更新することで、不具合が修正される場合もあるので試してみてください。
【対処法その3】PCに接続してみる
Xiaomiスマートフォンが充電できないとき、PCに接続してみるのもひとつです。特にバッテリー残量が0%になり、過放電状態に陥っている場合、通常の充電器を使用しても電源が入るまでに15分程度かかることがあります。このような状況でPCにスマートフォンを接続すると、PCによって過放電状態が検出され、復旧する場合があります。
PCからの充電であれば、過放電状態を解消できるだけでなく、スマートフォンが正常に通電しているかどうかも判断できます。
【対処法その4】キャリアショップや修理店に相談する
Xiaomiスマートフォンの充電問題が解決しない場合は、キャリアショップや修理店に相談しましょう。購入した家電量販店やキャリアショップでは、修理のプロが常駐していないため、その場での修理は期待できないものの、状態の診断や修理サービスへの案内を受けることができます。ただし、修理に出すと時間がかかることはあらかじめ把握しておきましょう。
一方、街の修理店では、プロがその場で原因を特定してくれるうえ、修理が可能な場合は即日対応してくれることが多いです。あまり時間をかけずに修理したい場合は、修理店の方を選ぶのが望ましいといえます。
Xiaomiの”神”充電
Xiaomiには「神」と呼ばれる急速充電を搭載した機種が存在します。ここでは、数あるスマートフォンの中でも特に高い充電能力を誇るXiaomiの機種について解説します。
Xiaomiのカミ充電とは
Xiaomiの「カミ充電」とは、Xiaomi 12T Proのようなモデルで見られる、極めて高速な充電技術のことです。この技術により、わずか20分でフル充電が可能になり、これは一般的な急速充電技術が30分で50%充電するのと比較して非常に速い速度です。
Xiaomiは、リチウムイオンバッテリーの開発も自社で行っており、700以上の特許を取得していて、バッテリーの安全性と効率性を高めるための、Xiaomiの充電技術がいかに先進的であるかを示しています。
突然充電できなくなったらバッテリーが原因かも?
Xiaomiスマートフォンが突然充電できなくなる場合、バッテリーの故障が原因である可能性があります。精密機器であるスマートフォンは、予期せず故障することも少なくありません。Xiaomiの公式サポートに頼ることも良いですが、日本国内の他メーカーやAppleに比べてアクセスしにくいことがあります。リペアセンターへの相談は、手間と時間がかかることが予想されます。
このような場合、修理専門店への相談が最良の選択肢となります。ただし、Xiaomiの修理を扱える店舗は限られているので注意が必要です。Xiaomiの修理に対応できる修理専門店をお探しの方は、スマートクールのご利用をご検討ください。素早く修理対応ができることはもちろん、修理保証も3ヶ月付いているため、安心してお任せください。まずはお気軽にご相談ください。
Xiaomiのバッテリー交換については下記の記事をあわせて参考にしてみてください。
まとめ
Xiaomiスマートフォンが充電できない原因は多岐にわたります。純正アクセサリーの非使用、接続不良、ながら充電、水没や落下による衝撃、バックグラウンドアプリの稼働、OSの不具合、バッテリーの故障や劣化、初期不良などが挙げられます。
対処法としては、充電アクセサリーの確認、アプリの終了と再起動、PCへの接続、キャリアショップや修理店への相談が有効です。特に、突然の充電不可はバッテリーの問題である可能性が高いため、専門の修理店での診断が推奨されます。