iPhoneのコントロールセンターが出ない!6つの対処法を解説

iPhoneのコントロールセンターはスワイプひとつで頻繁に使うツールを表示してくれる便利な機能ですが、画面をスライドしても出てこないときがあります。この記事では、正しいコントロールセンターの表示方法や、どうしても出ない場合の対処法を紹介します。お困りの際にぜひお役立てください。


この記事は約6分で読み終わります。

iPhoneのコントロールセンターを出す方法

まずはコントロールセンターの正しい出し方を確認しましょう。この操作はiPhoneのシリーズにより異なるため、ここでは機種別に紹介します。

iPhone 8以前のモデル

SE(第1〜3世代)やiPhone8以前のホームボタンがあるシリーズでコントロールセンターを表示するときは、画面の下から上に指をスライドします。

iPhone 8以降のモデル

iPhone8以降のホームボタンがない機種では、画面の右上から下にスワイプします。

iPhoneのコントロールセンターが出ない時の対処法

ここからは、上記の方法でiPhoneのコントロールセンターが出ないときの対処法を6つ紹介します。

コントロールセンターの設定を確認する

コントロールセンターは「App使用中のアクセス」がオンになっていないと表示されず、代わりに通知センターが表示されます。下記にしたがって一度設定を確認しましょう。

1.ホーム画面で「設定」を開きます。
2.「コントロールセンター」を選択します。
3.「App使用中のアクセス」をオンにします。

なお、iOS11以前の場合は「ロック画面でのアクセス」という項目があります。そちらもあわせてオンにしておきましょう。

上記に沿って確認・変更したあとに、ホーム画面でコントロールセンターが表示されるか確かめてみてください。これで解決しない場合は、次に紹介する方法も試しましょう。

画面の汚れを拭く

指紋やほこりなどで画面が汚れているとコントロールセンターが正しく動作しないことがあります。画面全体を端から端まで注意深く拭きましょう。

画面掃除にはマイクロファイバークロスのように乾いた繊維の細かい布が適しています。力任せに拭き取ると画面に傷がつきやすいため、くるくると円を描くように優しく行ってください。

また、誤ってアプリを起動したり不要な操作を行ったりしないよう、iPhoneの電源は切っておきましょう。

画面の保護フィルムが干渉していないか確認する

画面保護フィルムの汚れや気泡もコントロールセンターの表示を妨げる要因です。これらが見受けられたときは、フィルムを取り外したり新しいものに付け替えたりしましょう。

再起動する

一時的なソフトウェアの問題でコントロールセンターが表示されない場合は、iPhoneを再起動することで解決できます。

再起動の方法は以下のとおりです。

1.ボリュームボタンとサイドボタンを同時に押し続けます。
2.電源オフスライダーが表示されたら、スライドして電源を切ります。
3.しばらく待ってから再び電源ボタンを押して、iPhoneを再起動します。

SE(第2〜3世代)またはiPhone8以前のシリーズは、サイドボタン(第1世代のSEとiPhone5以前のモデルは上部の電源ボタン)のみを長押しして電源を落とし、時間を置いて電源を入れることで再起動できます。

再起動後にコントロールセンターが正常に表示されるか確認してみてください。

最新のiOSバージョンにアップデートする

お使いの古いiOSにコントロールセンターの表示に関するバグがある場合は、最新のものにアップデートすることで解消できます。なぜなら、新しいシステムでは以前までのバージョンで発生していた問題が修正されるためです。

また、iOSが最新バージョンにアップデートされることで、機能やアクセサリーとの互換性を確保できます。下記の手順に沿って現状のiOSを確認し、古いものだった場合は更新しましょう。

1.ホーム画面で「設定」をタップします。
2.「一般」をタップし、「ソフトウェア・アップデート」オプションを選択します。
3.新しいiOSバージョンが利用可能な場合、「ダウンロードとインストール」をタップすることでアップデートファイルがダウンロードされます。
4.ダウンロード完了後、「インストール」をタップします。アップデートのインストールプロセスが開始され、iPhoneが再起動します。

iOSを更新する際は、数百MBから数GBの空き容量が必要です。データがいっぱいの場合は事前に写真やアプリを整理して容量を確保しましょう。加えて、アップデートは自宅などWi-Fi接続が安定している環境で行ってください。たくさんのデータをダウンロードするため、モバイル通信で行うと多くのデータ通信量を消費してしまいます。

また、アップデート中にバッテリーが切れてしまうとエラーになりやすいため、充電しながら行うのがおすすめです。

AssistiveTouchを使う

冒頭に紹介した表示方法のほかにAssistiveTouchを使用する方法もあります。AssistiveTouchは擬似ホームボタンのことで、再起動や音量調節などの操作ができる機能です。iPhoneのボタンが反応しないときやタッチできないときでも操作が行えるように搭載されています。

AssistiveTouchを使用してコントロールセンターを開く手順は以下のとおりです。

1.ホーム画面から「設定」を開き、「アクセシビリティ」を選択します。
2.「タッチ」にある「AssistiveTouch」をオンにします。画面上にAssistiveTouchのアイコンが表示されるようになります。
3.アイコンをタップすると、メニューが表示されます。
4.メニューの中から「コントロールセンター」をタップすると表示されます。

再起動やバージョンのアップデートでコントロールセンターが表示されない際にお試しください。

コントロールセンターが出ない場合は故障の可能性もある

上記で紹介したやり方を試しても解決しない場合、iPhone本体やタッチパネルの故障が考えられます。今後これ以外にも不具合が発生することが予想されるため、早めにApple Storeや街の修理店などのiPhone修理業者に相談しましょう。

Apple Storeに修理を依頼する際はAppleCare+に加入していれば無償もしくは低価格で修理してもらえます。ただし、予約制のため、混み合っている場合は対応までに時間がかかります。

すぐに対応してもらいたいときや自宅近くで相談したいときは、街の修理店へ依頼しましょう。

スマートクールは確かな専門知識と技術をもつ総務省登録修理業者です。全国の大型モールに110店舗以上展開しているため、どの修理業者を利用すれば良いか分からない方は、ぜひお近くの店舗へお気軽にご相談ください。

近くの店舗を探してみる

まとめ

正しい方法で画面をスワイプしてもコントロールセンターが表示されない場合は、設定の確認や画面の汚れを拭くなどで対処できます。しかし、色々な方法を試しても表示されない場合は故障が疑われるため、修理専門業者に相談・修理を依頼しましょう。

スマートクールではさまざまな故障に対応しており、コントロールセンターが表示されない場合も専門的な知識と技術をもとに修理します。困ったときは一度お近くの店舗までお問い合わせください。