iPhoneの画面は割れたままでも使える？すぐに修理に出すべきか | iPhone修理・ipad修理・スマホ修理やスイッチ修理のお役立ち総合情報サイト「スマテクマガジン」

何かのはずみでiPhoneを落としたりぶつけたりすると、画面が割れてしまうことがあります。画面が割れたとしても、操作自体に問題がなければ、このまま使っても良いのか悩むところではないでしょうか。本記事では、iPhoneをそのまま使うか修理に出すか判断に悩む方へ、画面割れしたまま使うリスクや修理に出すべき状態、画面が割れてしまった際の応急処置について解説していきます。

1 iPhoneの画面は割れたままでも使えることが多い
2 iPhoneの画面が割れたまま使う4つのリスク
3 iPhoneの画面が割れた際に必要な対応
4 すぐに修理に出した方が良い状態とは
5 iPhoneの画面が割れたときの修理先は？
6 まとめ

iPhoneの画面は割れたままでも使えることが多い

iPhoneは画面にあるガラスパネルと液晶パネルは、一体構造のように見えて実は分離しています。そのため、表面のガラスパネルが割れてしまっても、液晶パネルやタッチセンサーが損傷していなければ、使えることが多いです。

しかし、一度割れた画面は強度が落ちています。一旦は通常の動作ができていたとしても、放置していると割れた部分からヒビが広がったり、ヒビから水が入って水没してしまったりなど、被害が拡大していく危険性が考えられます。

最悪の場合、ある日突然動かなくなるといった状態になることも考えられるので、基本的には修理を検討した方が良いといえます。

iPhoneの画面が割れたまま使う4つのリスク

iPhoneの画面が割れたままでも使えることはあるものの、そのまま使用し続けることはリスクがあります。修理に出すべきか、買い替えるべきか、それとも割れたまま使うか判断に迷う方も多いでしょう。ここではiPhoneの画面が割れたまま使用するリスクについて確認していきましょう。

水没するおそれがある

iPhoneの画面が割れたまま使用していると割れたガラスの隙間から水が浸入してしまい、水没のリスクがあります。

耐水性能のあるiPhoneモデルだとしても、画面が割れたままだと耐水機能は失われてしまいます。画面割れしている場合は、水気の多い場所での使用を避けましょう。

不具合が生じるおそれがある

iPhoneの画面が割れたまま使用することで、正常に操作できなくなる場合があります。最初は動作に問題がなかったとしても、割れた隙間にゴミやほこりが入ったり、ヒビの範囲が広がったりして、誤作動や誤入力などの不具合が生じるおそれがあります。

割れたガラスで怪我をするおそれがある

iPhoneの画面にはガラス素材が採用されているため、画面が割れたまま使用していると割れたガラスが指に刺さったり、通話時に耳や頬にあたったりして怪我をするおそれがあります。

また、怪我をしないまでも服やズボンに引っかかったり、破れたりなどのトラブルの原因にもなりかねないので注意が必要です。

最終的に修理費用が高くなるおそれがある

多くの修理業者では、ガラス割れや液晶破損の程度によって修理金額が異なります。基本的にガラスパネルの一部が割れた状態は軽度の破損となり、比較的安価に修理可能です。

しかし、画面全体が割れてしまったり、ガラス下の液晶パネルにまで破損が広がったりすると、修理費用が高くついてしまうことがあります。

当初は軽度の修理で済むはずが、放置して使い続けることで割れが広がり、重度の修理になってしまうことも考えられます。できるだけ放置せず修理に出しましょう。

iPhoneの画面が割れた際に必要な対応

iPhoneの画面が割れてしまった場合、その後すぐに修理するにしても、そのままの状態でしばらく使うにしても、応急処置をしておくことをおすすめします。iPhoneの画面が割れてしまった場合にやるべき応急処置を確認しましょう。

保護フィルムを貼る

割れた画面に保護フィルムを貼り付けることで、水没やガラス片による怪我を防げます。また、ヒビの拡大を防ぐという観点でも役立ちます。手軽にできる応急処置として保護フィルムを貼ることをおすすめします。

バックアップを取っておく

iPhoneの画面が割れてしまったら、なるべく早めにバックアップを取っておきましょう。画面が割れたまま使用し続けていると、故障して操作できなくなったり、最悪の場合、電源が付かなくなったりすることも考えられます。

そうなるとデータが消えたり、取り出せなくなってしまったりするので、iPhoneがいつ使えなくなるかわからない以上、早めのバックアップは必須です。

また、修理に出す際にもデータが消える可能性があるため、修理に出す前にもバックアップを忘れずに行いましょう。

すぐに修理に出した方が良い状態とは

iPhoneの画面が割れ具合によっては、すぐに修理に出すべきケースがあります。例えば、以下のケースでは、即刻修理に出さないと取り返しのつかない事態になりかねません。

・画面が蜘蛛の巣状に広い範囲が割れている場合
・カメラやセンサーなどのiPhoneの内部が見えてしまっている場合
・液晶表示に不具合が起きている場合

処置が遅れると、一部の部品交換で済んだものが大がかりな修理が必要な事態に発展することもあります。大切なデータを守るためにも、修理費用を抑えるためにも早めの修理を検討しましょう。

iPhoneの画面が割れたときの修理先は？

iPhoneの画面が割れたときの修理先の選択肢には、正規店と街の正規店があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分に合った選択ができるように確認していきましょう。

Apple Storeや正規サービスプロバイダ

正規の修理店には、Apple StoreとApple認定の正規修理代理店の2つがあります。正規の修理店のメリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】
・Apple Care+の保証を受けることができる
・修理料金はどの店舗でも変わらないため、事前に情報収集などの手間が発生しない

【デメリット】
・Apple Care+の補償に加入していない場合、修理料金が高額になりやすい
・店舗数が少なく、住んでいる地域によっては修理を依頼できる店舗がない
・修理の予約が取りづらい、修理にかかる時間が比較的長い（待ち時間含む）
・基本的にiPhone内のデータは初期化されてしまうので、事前にバックアップが必要