iPhoneの電源が急に落ちるのはなぜ?対処法を解説!

iPhoneを使っていると、バッテリーが充分に残っているのに電源が急に落ちる場合があります。使用中何度も電源が急に落ちてしまい、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 今回は、iPhoneの電源が急に落ちる原因を解説します。対処法も紹介しているので、iPhoneの電源が急に落ちて悩んでいる方は参考にしてみてください。


この記事は約7分で読み終わります。

iPhoneの電源が急に落ちる原因とは?

iPhoneの電源が急に落ちる原因は、主に下記の7つが考えられます。

・バッテリーの劣化
・iOSの不具合
・アプリの不具合
・高温・低温下での使用
・ウイルスに感染している
・メモリ不足
・本体の故障

それぞれ詳しく解説します。

バッテリーの劣化

バッテリーが劣化して減りが早くなると、電源が急に落ちる場合があります。iPhoneのバッテリーは消耗品であり、およそ2〜3年程度で寿命に達すると言われています。長期間iPhoneを使用している場合は、バッテリーの劣化が原因かもしれません。

iPhoneのバッテリー状態は、下記の手順で確認できます。

1.「設定」アプリを開く
2.「バッテリー」をタップする
3.「バッテリーの状態と充電」をタップする
4.「最大容量」を確認する

最大容量が85%を下回っている場合は、バッテリーの劣化が進んでいるため、交換が望ましいです。80%を下回っている場合は、バッテリーが非常に劣化しているため、電源が急に落ちる可能性があります。

iPhoneの電源が急に落ちる場合は、バッテリーの状態を確認してみてください。

iOSの不具合

iOSは稀に不具合のあるバージョンがリリースされる場合があります。ソフトウェアアップデートをしてから、iPhoneの電源が急に落ちるようになった場合は、iOSに原因があるかもしれません。

iOSに不具合がある場合は、Appleが修正版のiOSをリリースするのを待つしかありません。すぐに対応してくれる場合が多いため、Appleセキュリティリリースをこまめにチェックして、リリースされたらすぐにアップデートを行いましょう。

アプリの不具合

アプリの使用中に電源が急に落ちる場合は、アプリ自体に問題があるかもしれません。特に長期間アップデートされていないアプリを使っていると、電源が急に落ちやすいです。

アプリが原因の場合は、開発者が不具合を修正してくれるのを待つしかありません。重要なアプリでなければ、削除して代わりとなるほかのアプリを探すのもおすすめです。

高温・低温下での使用

Apple公式サイトでは、iPhoneを使用する際の最適な温度環境は0〜35℃と発表されています。これよりも温度が高かったり、低かったりする場所でiPhoneを使用すると、過度な負担がかかり電源が急に落ちる可能性があります。

炎天下でiPhoneを使用する場合は、日陰に隠れるといった工夫が必要です。夏場に車のなかでiPhoneを放置したり、冬場に暖房器具の近くに置いておいたりすると、本体の温度が35℃より高くなりやすいため注意しましょう。

ウイルスに感染している

iPhoneがウイルスに感染していると、電源が急に落ちる確率が上がります。怪しいWebサイトを閲覧したり、送信者がわからないメールを開いたりすると、ウイルスに感染する場合があります。

iPhoneはスマートフォンのなかでも、ウイルスに対して強いといわれていますが、使い方次第では感染する場合があるため注意しなければいけません。万が一、ウイルスに感染してしまった場合は、デバイスを初期化すれば元の状態に戻せます。

デバイスを初期化するのは手間がかかり、データを紛失する可能性もあるため、日頃からウイルスに感染しないようにiPhoneを使用しましょう。

メモリ不足

iPhoneのメモリ容量には上限があり、本体に蓄積されたデータやファイルによって容量が圧迫されると、メモリ不足になって電源が急に落ちる場合があります。iPhoneの処理速度が遅い、動作が重いと感じたら、メモリ不足になりかけているかもしれません。

メモリ不足を解消するためには、iPhoneに複数の処理を行わせない必要があります。バックグラウンドで複数のアプリを起動している場合は、こまめに終了させましょう。不要なデータを削除することも重要です。

本体の故障

上記の原因に該当しない場合は、iPhone本体が故障している可能性があります。iPhoneの内部基板が故障していると、給電が正常に行われず、電源が急に落ちてしまいます。

ご自身で本体が故障しているかどうか確認するのは困難です。iPhoneが故障していると感じた場合は、Apple Storeや街の修理店などに相談してみましょう。

iPhoneが急に落ちた場合の対処法

iPhoneが急に落ちた場合の対処法は、下記の通りです。

・再起動する
・初期化する

それぞれ詳しく解説します。

再起動する

電源が急に落ちるのは、一過性の不具合(バグ)が原因の可能性があります。一過性の不具合は再起動を行うと解消される場合が多いです。

iPhoneの再起動手順は下記の通りです。

1.電源ボタンと音量ボタンを長押しする
2.「スライドで電源をオフ」をスライドさせる
3.電源ボタンを長押しして起動させる

再起動をした後は、しばらく使用して様子をみましょう。再び急に電源が落ちた場合は、別の原因があると考えてください。

初期化する

iPhoneを初期化することで、不具合が解消されるケースもあります。しかし、iPhoneを初期化するとデータが消去されるため、事前にiCloudにバックアップを作成しておきましょう。

注意すべきなのはログインIDやパスワードです。iPhoneにはログインIDやパスワードを記憶する機能があるため、覚えていなくてもサイトにログインが可能です。

iPhoneを初期化するとそれらの情報がなくなるため、ログインができなくなるかもしれません。特にAppleIDとパスワードを忘れてしまうと、バックアップデータをインストールできなくなります。

初期化をする前にログインIDやパスワードはメモに残しておきましょう。

iPhoneが急に落ちる場合の修理方法

上記の対処法を実践しても症状が改善しない場合は、iPhoneの修理が必要です。iPhoneを修理する方法は、主に3つあります。

・Appleに修理を依頼する
・キャリアに修理を依頼する
・街の修理店を利用する

それぞれの方法について詳しく解説します。

Appleに修理を依頼する

Appleやカメラのキタムラのような正規店に修理を依頼するのが、最もオーソドックスな方法です。AppleCare+に加入している方は、低価格で修理が受けられるためおすすめです。

AppleCare+に加入していない場合は、修理費用が高額になりやすいです。修理には1週間程度かかる場合もあり、その間iPhoneが使えなくなってしまう点にも注意しましょう。

キャリアに修理を依頼する

ドコモやソフトバンクといった携帯キャリアにiPhoneの修理を依頼する方法もあります。AppleStoreと比べると店舗数が多く、持ち込みやすい点はメリットです。

修理を行うのはキャリアではなくAppleであり、キャリアはあくまでも修理を受け付ける窓口です。Appleに直接依頼をする場合と比べると、手数料によって費用が高くなりやすい点には注意しましょう。

街の修理店を利用する

早くiPhoneの不具合を解消したいと考えている方におすすめなのが街の修理店です。街の修理店でiPhoneの修理を依頼した場合は、即日対応してくれる可能性が高いです。iPhoneを使えない時間はほとんど発生しません。

正規店と比べると修理価格も安いため、費用面の負担も抑えられます。ショッピングモールに出店していることも多く、買い物ついでに利用しやすい点もメリットです。

まとめ

iPhoneが急に落ちる場合は、再起動を行い、症状が改善しないか確認しましょう。繰り返し電源が落ちる場合は、iPhoneの修理を検討してください。

AppleCare+に加入しておらず、どこに修理を依頼すれば良いか迷っている方は、ぜひスマートクールにご相談ください。スマートクールは総務省登録業者であるため、安心して修理を依頼できます。

全国の大型モールに約120店舗出店しており、ショッピングの合間に修理を依頼できる点も魅力のひとつです。最短30分で修理が可能なため、iPhoneを使えない時間はほとんどありません。iPhoneの修理はスマートクールをご利用ください。