【iPhone】アプリをインストールできない理由
iPhoneのアプリをインストールできない理由は主に6つあります。アプリのインストールができない場合は、どの理由に該当するか確認してみましょう。
回線が不安定
アプリをインストールするためには、インターネット回線が必要です。大容量のデータをやり取りするため、回線が不安定になると正しくインストールできない場合があります。
特に自分の契約している通信プランには注意してください。4Gや5G回線を使用してアプリをインストールする場合は、通信量の残りが少ないと低速モードに入ってしまい、アプリをインストールするのに膨大な時間がかかるケースがあります。
アプリをインストールする際には、Wi-Fiを使用するようにしましょう。しかし、4Gや5G回線と比べると、Wi-Fiは通信している最中に不安定な状態になりやすい点には注意してください。なるべく自宅のWi-Fiのような安定した通信が保証されている回線を使用するようにしましょう。
iPhoneの容量不足
アプリを保存する際にはiPhoneの容量が一定以上確保されている必要があります。iPhoneの容量が不足しているとアプリをインストールできないので注意しましょう。
App Storeでアプリをインストールするページに、必要GB数が記載されています。iPhoneの容量が必要GB数以上残っているかを確認してください。
iPhoneの容量は設定アプリの一般という項目にある「iPhoneストレージ」から確認できます。容量がギリギリだとiOSアップデートやアプリのアップデートに対応できない可能性があるため、ある程度余裕を持っておくことが大切です。
App Store側の不具合
滅多に起こりませんが、App Store側の不具合によってアプリがインストールできない場合があります。これは自分で解決することができないため、Apple側が対応を行うのを待ちましょう。
アプリがiPhoneに対応していない
App Storeで公開されているアプリはすべてiPhoneにインストールできます。しかし、インストールしたいと思っているアプリがそもそもApp Storeで公開されていないケースもあるでしょう。
それはアプリがiPhoneに対応していないからです。アプリはiOSに対応しているものとAndroidに対応しているものがあります。Android専用のアプリはiOSにインストールできません。
iOS版がリリースされるのを待つか、Android端末を用意しましょう。
iOSに不具合が発生している
iOSに不具合が発生していて、アプリがインストールできない場合もあります。App Storeの不具合と同じく、Apple側の問題であるため自分で対処することはできません。
iOSアップデートが行われるのを待ちましょう。昔はiOSの不具合が多かったのですが、最近では滅多に起こらなくなりました。そのため、iOSの不具合によってアプリがインストールできないケースはほぼないでしょう。
iPhoneが故障している
iPhone自体が故障している場合もあります。アプリのインストールができないだけでなく、頻繁に画面がフリーズしたり、アプリが落ちたりする場合は、見た目は破損していなくても、内部の基板に不具合が発生している可能性があります。上記の原因に該当しない場合はiPhoneが故障していると考えてください。
iPhoneでアプリをインストールできないときに試すこと
iPhoneでアプリをインストールできない場合は、以下の方法を試してみてください。
iPhoneを再起動する
まずはiPhoneの再起動を行いましょう。iPhone内部で不具合が発生していて、アプリがインストールできない場合もあります。再起動を行うことで、その不具合が解消され、問題なくインストールできるケースは少なくありません。
アプリのインストールに限らず、iPhoneの不具合は再起動によって解消されることが多いです。iPhoneに関して困ったことがあったら、とりあえず再起動してみましょう。
インターネット環境を見直す
iPhoneに問題はなくても、インターネット環境に問題があるケースも多いです。自宅のWi-Fiを主に使用している方は、インターネット環境を見直してみましょう。
チェックするべきなのはWi-Fiの電波強度です。Wi-Fiの電波強度は使用しているモデムやルーターによって異なります。昔のモデムやルーターを使用している場合は、劣化が進んで電波を飛ばす能力が弱くなっているかもしれません。モデムやルーターには寿命があります。通信規格も年々新しくなっています。古いモデムやルーターを使っている場合には買い替えを検討しましょう。
さらにルーターの設置場所にも注意しましょう。Wi-Fiは電波であるため、間に障害物が多ければ多いほど強度が弱くなります。iPhoneを使用する場所とWi-Fiのルーターが離れている場合は、通信が不安定になりやすいです。中継機の設置や、ルーターのチャンネルを障害物に強い周波数帯へ変更するのもひとつの手段です。
そして契約している回線自体に問題があるかもしれません。マンションタイプなどは回線が混み合う時間帯には通信速度が低下します。混み合う時間帯を避けてインストールしてみましょう。
このようにインターネット環境は様々な要素によって構築されているため、ひとつずつ見直していく必要があります。
使用しているインターネット環境に問題があるかわからない方もいるでしょう。そういった方は、インターネットのスピードテストを行ってみてください。
以下のサイトでインターネットのスピードテストを行うことができます。iPhoneからWi-Fiに繋いだ状態でアクセスしてみましょう。
下りはWebページの閲覧やオンラインゲームなど、データを受け取る際の速度です。上りはSNSなどへ写真をアップロードしたり、LINEを送ったりする際に必要なデータを送信する際の速度です。
アプリをインストールする際は、下りが30Mbps程度あれば問題ないでしょう。それを下回っているのであれば、インターネット回線の見直しを行ってみてください。
iPhoneの容量を見直す
iPhoneの容量の見直しも行いましょう。不要な写真や動画、アプリなどは削除してください。どうしても保存しておきたいという場合は、iCloudを活用してiPhone内で保存しないようにしましょう。
PCを活用してデータを移行させるのも効果的です。それでもiPhoneの容量が不足する場合は、容量がより大きいiPhoneへ買い替えを行ってください。
iOSのアップデートを行う
知らない間に最新のiOSがリリースされている場合があります。こまめに確認してiOSのアップデートを行いましょう。「設定アプリ」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で最新のiOSを確認できます。
iOSアップデートを忘れないか不安な方は、自動アップデートをオンにしておくのもおすすめです。自動アップデートをオンにしておけば、夜間充電をしている最中に自動的にアップデートを行ってくれるため、うっかり忘れる心配がなくなります。
しかし、iOSアップデートはiPhoneの容量を必要とします。そのため、iOSアップデートをしようと思っていても容量不足でできないかもしれません。先ほど説明したiPhoneの容量の見直しと、iOSアップデートはセットで行うようにしましょう。
また、最新iOSがアプリに対応していない場合もあります。互換性を確認してからアップデートを行うか、アプリが最新iOSに対応するまで待ちましょう。インストールはできてもアプリに不具合が生じる可能性がありますので、ご注意ください。
まとめ
iPhoneでアプリがインストールできない場合は、ぜひ本記事を参考にして適切な対応を行ってみてください。それでも解決しない場合は、iPhoneが故障している可能性があるため、iPhoneに詳しいプロに相談するのがおすすめです。
街の修理店であるスマートクールであれば、即日修理が可能であり、最短で30分と時間が短いのが特徴です。早くiPhoneを修理したいという方は、ぜひスマートクールに相談してみてください。