iPhoneが再起動できない理由
iPhoneの再起動ができない理由として、考えられる6つの理由を解説いたします。
再起動の手順が間違っている
正しい方法で再起動を行っていない可能性があります。iPhoneは電源を落とす動作はそれほど難しくありません。しかし、電源が落ちた後に自動的に起動するようにするには、少し難易度の高い動作が必要になります。
機種によっても正しい再起動の手順は異なります。昔のiPhoneと同じ方法で行っている方は、やり方が間違っているかもしれません。機種別の正しい再起動のやり方について確認しておきましょう。
まずはiPhone6以前の機種についてです。
1.サイドボタンあるいはトップボタンと、ホームボタンを同時に長押しする
2.Appleロゴが表示されるまでボタンを押し続ける
次にiPhone7あるいはiPhone7Plusについてです。
1.ボリュームボタンの下の方とサイドボタンを長押しする
2.画面が消えてもボタンを押し続ける
3.Appleロゴが表示されたら指を離す
最後にiPhone8以降の機種についてです。
1.ボリュームボタンの上の方を押す
2.すぐに離して、ボリュームボタンの下の方を押す
3.またすぐに離してスリープボタンを長押しする
4.電源が落ちるまで待つ
最後のiPhone8以降の機種の方法は、すばやく押さなければ正しく再起動が行われません。そのため、人によっては操作が難しいと感じる場合もあるかもしれませんが、何度か挑戦してみましょう。
これらは強制再起動という方法になります。多くの場合は、この方法を行えば再起動が可能です。一方で、iPhoneに大きな負担がかかる方法であるため、多用するのは避けましょう。
iPhoneのボタンが故障している
iPhoneのボタンが故障している可能性もあります。上記の方法でiPhoneの再起動は可能ですが、ボタンが正しく反応していないと正常な動作が行われません。
そのため、先ほど紹介した各ボタンについて、正しく反応するか確認を行いましょう。それぞれ単独で押した場合は、音量を調整できたり、スリープモードにできたりといった役割があります。正しく反応しているかチェックしましょう。
充電が切れている
電源がオフの状態で起動できない場合は、充電が切れている可能性があります。充電が切れている状態で再起動をしようとすると、画面にバッテリーマークが表示されます。バッテリーマークが表示された場合は、充電が不足しているという合図なので、充電を行いましょう。
電源を落とした時点では、わずかに充電が残っていたという方もいるでしょう。しかし、再起動するというのは大きな電力を必要とします。わずかな充電で使用できていたとしても、一度電源を落とすと再度起動するための充電が不足している可能性があります。
必ずしも充電がある状態で電源を落としたからといって、再起動が可能とは限らないので注意しましょう。
充電をしているのに再起動ができない場合は、充電ケーブルや充電口が破損している可能性が考えられます。ケーブルを交換してみてそれでも充電ができなければ、本体の修理を検討しましょう。
ソフトウェアの不具合が生じている
iOSで不具合が起こっている可能性もあります。iOSは常に最新版にしておかないと、予期せぬトラブルが起こる可能性があります。最近はiOSに関するトラブルは少なくなりましたが、起こる可能性もあるため、何か不具合が起きた場合は、必ずiOSのバージョンは確認しておきましょう。
ごく稀にリリースしたばかりのiOSに不具合が生じている場合があります。この場合は、不具合を解消したiOSがリリースされるのを待つしかありません。自分では対処できないため、Appleが対応してくれるのを待ちましょう。
リンゴループが起こっている
リンゴループとはiPhone上にAppleのロゴマークが表示され、その状態がずっと続くことです。何らかのバグによってリンゴループが起こる可能性があり、この状態になると充電が切れるまで解決はしません。
充電が切れるまでiPhoneを放置することをおすすめします。
本体が故障している
ボタンはもちろん、ほかの箇所が故障している可能性があります。特にiPhone内部の基板が故障している場合は、目視では判断できないため、気付かぬうちに使い続けてしまう場合も多いです。
本体の故障は修理で対応するしかありません。上記の不具合の原因に該当しないという場合は、本体のどこかが故障している可能性が高いと考えましょう。
iPhoneが再起動できない場合の対処法
iPhoneが再起動しない場合は、以下の対処法を実践するのがおすすめです。詳しい内容について解説します。
強制再起動を行う
まずは強制再起動を行いましょう。先ほど紹介した強制再起動を行えば、リンゴループやフリーズした状態でも再起動が可能なことが多いです。
再起動をしたいがiPhoneの電源が落とせないという方は、強制再起動を実践してみてください。
Assistive Touch機能を使う
サイドボタンを使って再起動ができない場合は、Assistive Touchという仮想的なホームボタンを画面上に表示させる方法があります。設定アプリの中にある「アクセシビリティ」という項目からAssistive Touchは設定可能です。
サイドボタンが反応しない場合に効果的な方法です。しかし、サイドボタンにはさまざまな役割があり、使えない状態のまま放置するのはあまりおすすめしません。Assistive Touchは応急処置として考え、なるべく早く本体を修理するようにしましょう。
iTunesでiPhoneを復元する
iTunesを使ってiPhoneを初期状態から復元することで解決する場合もあります。iPhoneをPCに接続してiTunesを開きます。そこからPC上で操作することで、iPhoneを復元することが可能です。
この方法はiPhoneが出荷時の状態に戻るため、様々なバグが解消される可能性がありますが一方で、データがなくなってしまう可能性がある点には注意しなければいけません。iCloud上にデータが保存されているか確認をしたうえで作業を行いましょう。
修理業者に相談する
再起動できない状態は、自分で対処が難しいケースも多いです。自分で対応しようとすると、データの紛失に繋がってしまう場合もあります。そのため、iPhoneの修理業者に相談するのがおすすめです。
Apple Storeのような正規店もおすすめですが、時間や費用などのコストがかかってしまうというデメリットがあります。そのため、街の修理店に相談することを検討しましょう。
街の修理店であるスマートクールは大型のショッピングモールへ110店舗以上出店しており、非常に利用しやすいです。総務省登録修理業者であり、確かな技術で修理を行っています。
iPhoneを再起動できない原因が故障によるものであっても対応しておりますので、まずはお気軽にスマートクールまでご相談ください。
まとめ
iPhoneに関するトラブルの中で、iPhoneが再起動できないというのは非常に重いトラブルが起きていると考えてください。そのため、なるべく早く対処しなければいけないため、修理業者に相談するのがベストといえるでしょう。修理業者選びに迷った際は、ぜひスマートクールにご相談ください。