iPhoneの画面修理にかかる時間は修理先によって異なる
iPhoneの画面修理にかかる時間は、修理の依頼先によって異なります。修理先を決める際は、修理時間をもとに選ぶのもおすすめです。
修理事業者:最短30分程度
街の修理店であれば、最短30分で修理が完了します。予約なしで持ち込んでも、その場で対応してくれることが多く、修理当日からこれまで通りiPhoneを使いたい人におすすめです。
画面修理なら画面のみを交換するので、データを残したまま修理してもらえるのも大きな魅力のひとつといえます。
Apple Store:1時間~1週間程度
iPhoneを製造するApple社の店舗で、iPhoneの修理はすべて純正部品を用いて行います。Apple Storeに修理を依頼する際には、事前に来店予約が必要です。
Apple Storeの修理は、店舗が少ないことから混雑していることが多く、希望の日時で予約できない場合があります。
即日予約や数日先の予約が難しいこともあり、すぐに修理を受け付けてもらえないことがほとんどです。
また、Apple Storeでの修理は、まれに不良箇所のみを交換する「部分修理」もありますが、一般的には本体ごと交換する「本体交換」となります。データがすべて消えてしまうので、修理に出す前にデータのバックアップを取っておくことは必須です。
iPhoneの状態や混み具合によっては、1週間程度の預かり修理になることもあるため、修理期間中の予備機種を準備する必要もあります。
Apple独自の保証サービス「Apple Care+」に加入しており、なおかつ修理に1週間程度かけても問題ない人におすすめです。
正規サービスプロバイダ:1時間~1週間程度
正規サービスプロバイダとは、Appleが認めているiPhoneの修理業者です。Apple Storeと同じように、Apple純正の部品を使って修理します。Apple Storeと同じく「AppleCare+」が利用できるため、加入していれば比較的安く修理してもらえます。
Apple Storeは店舗数が少ないのに対し、正規サービスプロバイダは比較的多く、利用しやすいのが特徴です。
ただし、Apple Storeと同様に基本的には予約制で、いつでも修理をしてもらえるわけではありません。
また、iPhoneの状態によっては、修理完了までに1週間程度かかる場合もあります。
iPhoneの画面修理にかかる費用
iPhoneの画面修理を出す際は、修理時間だけでなく修理にかかる費用も気になるのではないでしょうか。ここでは画面修理にかかる費用を紹介します。
iPhoneのモデルによって修理費用は異なる
iPhoneの画面修理の費用は一律というわけではなく、モデルによって異なります。Appleでの修理費用は以下のとおりです。
モデル | 修理費用 |
iPhone 14 Pro Max | 56,800円 |
iPhone 14 Pro | 50,800円 |
iPhone 14 Plus | 50,800円 |
iPhone 14 | 42,800円 |
iPhone 13 Pro Max | 50,800円 |
iPhone 13 Pro | 42,800円 |
iPhone 13 | 42,800円 |
iPhone 13 mini | 34,800円 |
iPhone 12 Pro Max | 50,800円 |
iPhone 12 Pro | 42,800円 |
iPhone 12 | 42,800円 |
iPhone 12 mini | 34,800円 |
iPhone 11 Pro Max | 50,800円 |
iPhone 11 Pro | 42,800円 |
iPhone 11 | 28,800円 |
iPhone Xs Max | 50,800円 |
iPhone Xs | 42,800円 |
iPhone XR | 28,800円 |
iPhone X | 42,800円 |
iPhone 8 Plus | 24,400円 |
iPhone 8 | 21,800円 |
iPhone 7 Plus | 24,400円 |
iPhone 7 | 21,800円 |
iPhone SE (第3世代) | 19,400円 |
iPhone SE (第2世代) | 19,400円 |
iPhone SE | 19,400円 |
このように、発売された時期が古いモデルになれば修理費用は安く、最新のモデルほど修理料金が高くなります。また、PlusやPro Maxのように、画面サイズが大きいモデルも修理費用が高くなる傾向があります。
保証に入っていれば正規店の方が安く修理できる
iPhoneを購入した際に、「AppleCare+ for iPhone」や「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」など、Apple独自の保証に加入していれば、修理費用が安くなります。
どのモデルの画面修理でも、Apple Storeや正規サービスプロバイダで一律3,700円(税込)で修理することが可能です。
画面修理に出す際は、まずは保証に加入しているかを確認しましょう。ただし、Apple Storeや正規サービスプロバイダで修理を依頼する際は、先述したように修理完了まで時間がかかることを考慮することも大切です。
iPhoneを修理へ持っていく前にやっておきたいこと
画面が割れたiPhoneでケガをしないため、大切なデータを守るために、修理に出す前は、しっかりと事前準備を行いましょう。
画面を保護する
iPhoneの画面は、ガラス素材でできているため、割れたままにしていると危険です。割れた状態でiPhoneに触れると、手をケガしてしまうおそれがあります。
また、小さなひび割れのような状態であっても、持ち運ぶ際の振動で画面割れがひどくなり、画面以外の部品にも影響を与えることがあります。
画面だけの破損から、iPhone自体の故障につながることもあるかもしれません。大切なデータを紛失しないためにも、画面を保護する応急処置は必須です。
iPhoneの画面割れに対する応急処置は、身近なものでも簡単にできます。ラップで本体を巻いたり、セロハンテープを貼ったりして画面を保護しましょう。もし、保護フィルムがある場合は、保護フィルムを貼り付けておくのも有効な手段です。
とはいえ、あくまで修理に出すまでの応急措置であるため、早めに修理に出すことをおすすめします。
データのバックアップを取っておく
iPhoneを修理に出す際には、修理方法によってデータが初期化されてしまうおそれがあります。とくに、Apple Storeで修理する際には、部分修理ではなく本体交換になるのが一般的です。
データのバックアップをあらかじめ取っておかないと、すべてのデータを失うことになります。
iPhoneのバックアップ方法は、「iCloudを使う方法」と「パソコンを使う方法」のいずれかです。
iCloudを使う方法
Wi-Fi環境があるなら、iPhoneだけでバックアップが取れるiCloudを使う方法がおすすめです。
iPhoneの「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」の順にタップし、iCloudのバックアップを選択します。「今すぐバックアップを作成」をタップすると、現在の状態でバックアップ可能です。
iCloudの容量が足りないとバックアップに失敗するため、不足している場合は容量を購入してからバックアップを取ってください。
パソコンを使う方法
パソコンを持っているなら、iTunesを使ってバックアップが取れます。パソコンにiTunesがインストールされているのを確認したら、USBケーブルを使ってiPhoneとパソコンを接続しましょう。
iTunes上に「今すぐバックアップ」が出てくるので、クリックするとバックアップがスタートします。
「iPhoneを探す」をオフにしておく
「iPhoneを探す」は、iPhone紛失時にとても便利な機能ですが、修理のときはオフ状態にしておく必要があります。「iPhoneを探す」が有効になっていると、ロック状態になって修理できなくなるためです。
「iPhoneを探す」機能は、iPhoneの「設定」→「ユーザー名」→「探す」の順でタップし、一番上にある「iPhoneを探す」の右隣の「オン」をタップします。
すると右隣に「iPhoneを探す」のスイッチが表示されるため、タップするとオフに切り替えることが可能です。
データのバックアップやiPhoneを探す機能をオフにするなど、事前準備は手順さえ間違わなければ誰でもできます。
しかし、これらを実行したことがない人なら「本当にできたのか」と不安になることもあるでしょう。
スマートクールなら予約なし、即日修理可能で破損箇所だけを交換・修理できます。データはそのままの状態で修理可能なため、バックアップを取ったり、「iPhoneを探す」をオフにしたりなどの事前準備は不要です。修理時間も最短30分程度で完了するため、忙しい人にもおすすめできます。
iPhoneの画面修理を考えているなら、修理実績が豊富なスマートクールにご相談ください。
まとめ
iPhoneの画面修理は、Appleの保証に入っていないと修理費用が高くなりがちです。そして、何より修理期間が長くなることも多く、修理に出してから返ってくるまで1週間ほどかかることもあります。
スマートクールでの修理であれば、最短30分から即日修理ができます。時間をかけず修理したい方や保証に入っていない方は、ぜひスマートクールにお越しください。
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